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■第2回WSS技術交流会 エバーグリーンCUP東京湾大会 7/8 川崎新堤

投稿日時 2007-7-8 21:00:00
執筆者 jimukyoku
1匹を争うタフな状況も、競技会ではあるのだということを思い知った


 7月8日、第2回目の技術交流会の参加選手は70名と一気に膨れ上がった。時期的にはあと2週間くらいで沖堤が爆釣する時期を迎えることもあり、また第1回大会で悔しい思いをした選手たちのヤル気が伝染したのだろう。
 6時前の渡船で川崎新堤に上がる。選手ミーティングで本日のレギュレーションを確認する。食いが渋いことが予想されたため、小沼競技委員長はキーパーを31センチと大幅に下げた。
 6時25分にスタート。ここ数日間の川崎新堤は非常にタフで、クロダイの釣り人もシーバスの釣り人もほとんど釣果がなかったのだ。朝一の時間帯を釣れるようにスタートしたつもりだったが、開始1時間が経っても釣ったという連絡が入らない。「この時間に釣っておかないとかなり厳しいですよ」と小沼委員長が言った。
 スタート順1番の古川勝選手が戻ってきたので聞いてみると、2バイト、1バラシとのこと。6番カーブ外向きで岸ジギでバラしていた。ショートバイトなので乗らなかったようだ。
 3時間ほど時間が経ち、9時を回った頃に内側の潮の動きが出てきた。それまでは風と潮が違う向きだったのが、同じ方向に動き出したのだ。この時間帯にバイトを取ったのは、前回1位の高谷友之選手であるが、やはり魚が警戒しているのか、バラしている。
 10時39分の満潮時間を回り、11時半を過ぎた。しかしシーバスは誰一人釣れない。大会成立が危ぶまれる事態になってきたが、競技委員たちは「誰かが必ず釣る」と考えていた。この釣りはやり続けていれば必ずチャンスがある。終了は13時だからまだ大丈夫だと思っていた。ソコリから1時間経てば必ずどこかで潮が動き出すからである。
 大会本部の携帯電話が鳴ったのは、12時6分。冨直人選手が「釣りました〜!」と興奮気味の声で報告をした。検量した重さは1625グラムだった。


 待ちに待った1匹であり、釣れなかった選手にすれば、喜びと期待と諦めの感情を一度にあふれさせた1匹だった。
 どうやって釣りました?「フォールです」アタリはどんなかんじでしたか?「アタリは何もないです。ラインが止まったら全部そうだと思って合わせています。着底のカウントを数えて釣りをしていますから」


 魚はいるが連日攻め続けられていたこともあって非常にナイーブな状態だった。また、よい潮が入っていなかったから、ベイトの状態が非常に悪く、魚たちは本気で口を使うことはなかったのだろう。岸壁を釣った選手たちはほとんど口を使ってもらうことができず、唯一、底の潮が来ているポイントを見つけて執拗に攻め、ラインでしか取れない、しかも数少ないバイトを、確実にフッキングさせた冨直人選手のテクニックが評価されたのである。


 最優秀奨励賞・冨直人選手には、2位3位の奨励賞もすべて渡された。 7月8日、第2回目の技術交流会の参加選手は70名と一気に膨れ上がった。時期的にはあと2週間くらいで沖堤が爆釣する時期を迎えることもあり、また第1回大会で悔しい思いをした選手たちのヤル気が伝染したのだろう。



■第2回技術交流会の記録

冨 直人 1645g(60cm)…最優秀奨励賞
<タックルデータ>ルアー:ブレードベイト28gオレンジアワビ張り/ライン:バークレイ・ファイヤーライン1.5号グリーン/リーダー:クレハシーガーグランドマックス4号/ロッド:ダイワ・ラテオ86L/リール:シマノ・ツインパワー3000
(※長さは参考記録です)

■特別企画「延長大会(チャンピオン大会進出者決定戦)」
 7月8日、同日同場所にて引き続いて「チャンピオン大会進出者決定戦」を行なった。前回の大会で11名の枠が残されており、そのうち1つがエバーグリーンCUPで埋まったが、残り10名の枠が決まらないために、この日14時から16時までの2時間を決定戦に当てることにした。進出者は3名が決定。 7月8日、同日同場所にて引き続いて「チャンピオン大会進出者決定戦」を行なった。前回の大会で11名の枠が残されており、そのうち1つがエバーグリーンCUPで埋まったが、残り10名の枠が決まらないために、この日14時から16時までの2時間を決定戦に当てることにした。進出者は3名が決定。




■延長大会の記録
後藤史貴 1746g(5番外向き、10m沖、底から3m上で)
<タックルデータ>ルアー:ジグヘッド&3inワーム(スモーク金ラメ)/ライン:PE1号/リーダー:フロロ20lb/ロッド:がまかつ・チーター86M/リール:ダイワ・イグジスト

高松将文 1437g(白灯台より30m手前内向きで)
<タックルデータ>ルアー:自作ブレードベイト28グラム黒/ライン:バークレイ・ファイヤーラインXDS1号/リーダー:クレハ・シーガーグランドマックス4号/ロッド:エバーグリーン・ゼファーエクセルキャスター/リール:ダイワ・セルテート2500Rカスタム

清水 俊 982g(東洋水産前外向き、岸壁際、底から2mで)
<タックルデータ>ルアー:ジグヘッド&ワーム(14gジグと3inワーム)/ライン:PE1.5号/リーダー:20lb/ロッド:ダイワ・ソルティスト6ftボートロッド改/リール:シマノ・スコーピオン1000mg




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