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■「ルミノックスWSSクラシック2009」結果報告(前編)

投稿日時 2009-10-18 22:30:00
執筆者 jimukyoku
若洲の奇跡だ! 高谷友之選手が3匹ゲット 合計2860gで完全優勝を飾る!!
 
とき:2009年10月18日(午前7時〜11時30分)
ところ:東京・若洲公園(人工磯〜荒川テトラ筋)
天候:晴れ/西北西→南東の風2〜3m/気温17〜23℃/波0.5m
潮:大潮(満4:51・干10:43)


【優勝は高谷友之選手!】
 2009年度のクライマックス!この1年活躍した人を集めてチャンピオンのなかのチャンピオンを決める「ルミノックスWSSクラシック」大会は、非常に厳しいフィールド状況の中で行なわれることになり、結果的に、偶然を呼び込むことのない真の実力勝負となりました。
 優勝は大会翌日に速報でお伝えした通り、WSSが発足した第一回大会で優勝した高谷友之選手で、7人だけしかシーバスの釣果がない中で一人だけ3匹をゲットし、その実力を発揮しました。
 今回ほど釣れないクラシックはなかったわけですが、そのかわり、かなりハイレベルな攻略法が公開されます。これは今の釣り場事情から言ってもたいへんよかったのではないかと思います。
 高谷さんのテクニックはほんとうにすごい。ルアーのちからもたいしたものだと思いますが、人間の感覚の鋭さがすごいです。それを究めることができたのは、この大会を3年間継続したからと言えるでしょう。1ヶ月前の技術交流会における宮内俊博選手のボトムを釣った技術も高度でしたが、今回はボトムではなく、表層のテトラ際攻略でたたき出した3匹であり、それも他の選手がたたいたあとを釣って行って拾ったのだそうですから、集中力など、人間的な感覚の部分が大きいのだと思います。
 まあ、詳しくは本人の言葉と、真横で見ていた役員の証言を聞いていただくことにして…高谷選手、本当におめでとうございます! 
 それでは、この日のゲームを最初から詳しくレポートしてみましょう。(敬称略)


【状況はかなり厳しいような…】

 まずこの日の状況から。2週間ほど前、台風18号は日本列島のど真ん中を通過しましたが、期待していたほどの降水量がなく、荒川河口から続くこの釣り場でも潮は「澄んだまま」でした。これが一番の食い渋りの原因で、魚の警戒心を解くカギは日中のシャローゲームではなかなか見つからなかったのです。さらに、アジの良型が釣れているため、釣り人が連日やってきていましたから、シーバスはさらに警戒心を強めていたと思われます。前日のプラでもアジは釣れてもシーバスは全体で1匹だけ。実はその魚を釣ったのが瀬渡慎太郎選手で、サイズが87cmあり、彼は参加した大会で優勝してしまったそうですから、東京湾全体でもここ若洲はやはり一級の釣り場であることが証明されたと言えます。実際この時期は日本列島太平洋岸は全部が同じような状況で、東京湾だけではなく大阪湾も同じく澄み潮でチヌもスズキもまったく釣果が上がりませんでした。
 だけど、そういう困難な状況も楽しみにしてしまえるWSSのメンバーって、ほんとうに頼もしいですね。


 当日は6時に受付をし、7時に若洲公園東南角・岩石前にて開会式を行ないました。キーパーは38cm、時間は11時30分まで。そのあと釣り場清掃をして12時に帰着。エリアは人工磯〜荒川筋の北端角まで。人工磯の西側の工事中のフェンス内は釣り禁止です。アジ狙いの釣り人が多いので注意、仲間同士のお祭りも注意すること。
 ルミノックスの山口さんからご挨拶をいただきます。
 「今回集まられた皆さんは選ばれた選手です。誇りを持ってがんばって下さい!」
 気合いが入りました。


【出場者紹介】

 フライト順に出場選手を紹介していきましょう。<7:10〜7:17>


1 藤田博久(ふじたひろひさ)今シーズンから参戦しピュアFカップで7位に。RCクラブの会長も務める精密技術者系アングラー。2009年度総合ランキング29位、1958年生まれ大阪府在住。会員No.302


2 清水 俊(しみずたかし)マウスリンの使い手として知られるが最近は投げて巻く釣りで結果を出している。09エバーグリーンカップ若洲で5位入賞。ランキング23位。1966年生まれ大阪府在住。会員No.78


3 河野剛志(こうのたけし)2008年度アングラーオブイヤー。ヤマリアの商品開発部に勤務するルアー開発者。09シーガーカップ神戸大会優勝。ランキング14位。鹿児島大釣部出身、1982年生まれ神奈川県在住。No.87


4 小西憲悟(こにしけんご)今年度より参戦、ホームグランドは川崎新堤だが神戸7防のピュアカップでポイントを獲得。1975年生まれ千葉県在住。ランキング44位。No.262


5 道口宗作(みちぐちしゅうさく)コンスタントに結果を残してきたが今シーズンはサイズがついて来なかった。関西爆釣会の幹事長。1975年生まれ奈良県在住。ランキング43位。No.147


6 杉浦和泉(すぎうらいずみ)バリットのショートシャンクフック仕様で09大阪オープン夏優勝。ピンクキャップが似合う最年長選手。1952年生まれ神戸市在住。ランキング32位。No.163


7 前場伸介(ぜんばのぶゆき)08は東京湾2ndエントリー大会で優勝、09は無冠のまま3位に。岸ジギの名手は今期オールラウンドで結果を出した。1970年生まれ千葉県在住。ランキング3位。No.33


8 小嶋大介(こじまだいすけ)神戸七防大会に昨年度から参戦し2年目で結果を出す。大阪オープン夏にビッグフィッシュ賞。1984年生まれ大阪市在住。ランキング33位。No.155


9 下黒沢誠(しもくろさわまこと)今年度から参戦したメンバーでは最上位ポイントを獲得。川崎・若洲・神戸で釣果を上げた。1971年生まれ東京都在住。ランキング13位。No.258


10 佐川洋介(さがわようすけ)昨年度はエバーグリーンカップ川崎とシーガーカップ神戸大会で優勝。09は三重オープンで優勝し、09技術交流会4大会全部で唯一釣果ポイントを得た選手。1979年生まれ東京都在住。ランキング1位。No.43


11 岡崎直樹(おかざきなおき)今年から参戦しピュアフィッシングカップで3位入賞。シーバス歴はまだ2年ほど。1981年生まれ千葉県在住。ランキング18位。No.285


12 高谷友之(たかやともゆき)07谷山商事カップ優勝。地元江東区の釣り場がホームグランドで、シーバス・酒・サーフィンを人生の友とする。1973年生まれ東京都在住。ランキング38位。No.4


13 稲垣裕介(いながきゆうすけ)今住んでいる伊勢湾だけでなく、大阪湾、東京湾どこにでも出没する行動派アングラー。WSS三重支部長。1975年生まれ東京育ち三重県在住。ランキング41位。No.158


14 平山克彦(ひらやまかつひこ)ブレードやメタル系ルアー、ワームが得意で川崎周辺の釣り場にたいへん詳しい。多摩川清掃にいつも長男はじめくんと参加。1966年生まれ川崎市在住。ランキング49位。No.176


15 宮内俊博(みやうちとしひろ)09エバーグリーンカップ若洲大会優勝。その前の谷山カップでも若洲で釣果を上げていたから、クラシックでも期待されたが。1976年生まれ千葉県在住。ランキング6位。No.210


16 伊野宗義(いのむねよし)川崎新堤の大物ハンターで、ブレードの名手だが、今期は若洲でも鉄板バイブで結果を出した。1972年生まれ東京都在住。ランキング19位。No.172


17 宮本正治(みやもとしょうじ)3年目の挑戦は大阪オープンの春に入賞して以来下降気味…ブレード&鉄板が得意ルアー。1969年生まれ岡山県在住。ランキング35位。No.27


18 佐瀬 守(させまもる)気は優しくて力持ち、千葉匝瑳郡のプロ(レスラー)軍団の若頭。ルアーの改造が大好き。1981年生まれ千葉県在住。ランキング48位。No.180


19 原島 傑(はらしますぐる)釣れるシーバスルアーを追求するファンキーパンドラボックス代表。E.G.若洲大会でポイントを獲得。1980年生まれ東京都在住。ランキング40位。No.11


20 宮 基之(みやもとゆき)今年度からWSSに参加。谷山カップ若洲大会で釣果を上げる。クラシックはご家族が応援に来てくれました。1971年生まれ東京都在住。ランキング36位。No.289


21 斉藤貴弘(さいとうたかひろ)昨年までは釣っても型に泣かされ続けていたが、今期は遠征した神戸で良型が来てポイントを獲得。1974年生まれ埼玉県在住。ランキング47位。No.52


22 三宅伸豪(みやけのぶひで)大阪にあるソルトのコアショップ伊勢吉に勤務。バリットなどの開発に加わりシーバスとチヌの名手として知られる。09シーガーカップ入賞。1968年生まれ大阪市在住。ランキング22位。No.25


23 白井昭己(しらいあきみ)シーバス歴2年ながら09神奈川オープンで優勝。シーバスの師匠は名手森大介で、釣り歴以上に深く考える釣りをしている。ブレードベイトが得意。1963年生まれ東京都在住。ランキング11位。No.188


24 藤島健一(ふじしまけんいち)ルアーはシーバス中心だが磯からアユ釣りまで釣り全般を楽しむタイプ。09兵庫オープンで優勝。1972年生まれ奈良県在住。ランキング31位。No.215


25 下田祥寛(しもだよしひろ)ドレスのスタッフになって1年、プラの王様が続いていたが、最終の技術交流会、エバーグリーンカップで4位入賞した。1974年生まれ奈良県在住。ランキング21位。No.125


26 福井崇史(ふくいたかし)釣ればいつもビッグシーバスの印象があるアングラーだがまだ本戦の入賞はない。ホームグランドは大阪湾で釣行日数がすごい。1984年生まれ兵庫県在住。ランキング24位。No.187


27 大坪喜正(おおつぼよしまさ)シリコン系コートなどでルアー改造に取り組み研究を重ねる工夫系アングラー。川崎新堤が得意。1966年生まれ埼玉県在住。ランキング26位。No.257


28 林 剛(はやしつよし)体格は大型力士。高場やテトラでも身軽に動き回るのでみんな驚いている。釣り方は細かく、意外なルアーで結果を出す。1969年生まれ千葉県在住。ランキング34位。No.181


29 瀬渡慎太郎(せわたりしんたろう)今年度から参戦した大阪出身のルーキー。木更津沖堤と若洲で結果を出した。1982年生まれ千葉県在住。ランキング15位。No.293


30 中川隆紀(なかがわたかのり)フィネス勤務、内部に油の入ったセビーロルアーを扱う営業マンで、ルアー業界でのキャリアは長い。神戸2大会で釣果を上げた。1966年生まれ大阪府在住。ランキング37位。No.252


31 木下和哉(きのしたかずや)関西爆釣会の次代を担う一人。雨のピュアカップではマービー70でポイントを獲得。1979年生まれ奈良県在住。ランキング46位。No.216


32 西田晃大(にしだあきひろ)08年のエントリー大会神戸渡船で優勝して以来コンスタントにゲットする。今期爆釣会の中ではトップの成績。1978年生まれ奈良県在住。ランキング12位。No.148


33 大谷健太郎(おおたにけんたろう)09千葉オープン木更津優勝。ホームグランドが大黒釣り公園というだけあって、渋い状況への対応を研究している。1986年生まれ横浜市在住。ランキング60位。No.283


34 山下智也(やましたともや)大阪オープンでは3匹釣りながら惜しくも3位。中央漁具チーム所属マービー戦士。1977年生まれ神戸市在住。ランキング25位。No.156


35 井上清久(いのうえきよひさ)R32が得意なWGS幹事長。今期は川崎のオープンと関西2大会で結果を残した。1974年生まれ東京都在住。ランキング7位。No.54


36 松田幸二(まつだこうじ)09ピュアフィッシングカップ神戸優勝。5.6kg・92cmのシーバスは大会記録で記憶に焼き付いている。年間総重量は10770gで1位。1970年生まれ堺市在住。ランキング2位。No.209


37 乗松寛明(のりまつひろあき)三河湾がホームグランドだったが沖堤の釣りに遠征する事が多くなった。WSS三重支部役員。1971年生まれ愛知県在住。ランキング42位。No.200


38 朝生龍也(あそうたつや)今一番若い年代の一人で、横浜市内の大型釣具店に勤める。エバーグリーンカップ若洲で2位入賞。1986年生まれ横浜市在住。ランキング20位。No.254


39 戸村竜太(とむらりゅうた)シーバスのキャリアは相当なもので、WSS2年目の今期もビッグシーバスを連釣し好成績を残した。ただしなぜか入賞はまだない。1969年生まれ東京都在住。ランキング10位。No.243


40 玄羽享子(げんばきょうこ)09谷山商事カップ若洲3位入賞。女性会員3名の中で唯一クラシックに残った。シーバス歴は2年と少ないが、それを上回るセンスの良さが光る。1984年生まれ東京都在住。ランキング28位。No.268


41 田中輝幸(たなかてるゆき)09ピュアFカップ神戸大会2位。この時83と54cmを釣り、合計5.42kgで優勝できなかったのは今も語り草である。ホームグランドは名古屋近郊の川。1974年生まれ名古屋市在住。ランキング17位。No.267


42 山田英樹(やまだひでき)静岡におにいちゃんあり! 富士川のトップ、どぶ川のワームなどこの人が開発してきたシーバスゲームは深い。遠征をしたシーガーカップ一発で得点獲得。勝負強さを見せた。1971年生まれ静岡市在住。ランキング30位。No.6


43 宮川智道(みやがわともみち)08は釣り助エントリー大会優勝があったが、今期は入賞ゼロ。それで4位の結果を出したのがすごい。AOYに近づいている? 1972年生まれ東京都在住。ランキング4位。No.8


44 八木寿美(やぎひさよし)バイブレーションを使わせたら天下一品とまわりも認めるすごい人。非常に渋かった三重オープンとエバーグリーン若洲大会で結果を出したのが玄人的。1971年生まれ堺市在住。ランキング16位。No.185


45 冨 直人(とみなおと)07エバーグリーンカップ川崎大会優勝。09の今期は谷山商事カップ2位入賞、シーガーカップ3位入賞と2回お立ち台に上る。レンジ攻略に独自の理論を持ち、魚の気持ちを読む変化の釣りを追求。1972年生まれ千葉県在住。ランキング5位。No.131


46 中島昌利(なかじままさとし)09谷山商事カップ若洲大会優勝。バリットの使い手であり、ミノーやワーム系を使わせても達人級。1965年生まれ堺市在住。ランキング9位。No.150


47 小田原大介(おだわらだいすけ)08クラシックチャンピオンで、ブレードベイトの手練。今期は大会での入賞得点はなかった。1970年生まれ川崎市在住。ランキング82位。No.122


48 畑中 誠(はたなかまこと)今期は谷山カップ10位、ピュアカップ11位で得点を獲得。人の和を大切にする人気アングラー。来期よりWSS東京支部役員。1971年生まれ東京都在住。ランキング8位。No.137


49 遠藤晃毅(えんどうこうき)山形県出身。日本海でソルトルアーを覚え、東京湾でシーバスにハマった。09特別エントリー大会優勝。1987年生まれ東京都在住。ランキング105位。No.275

 なお、大草賢一、西蔵忠史、島村真司、坂本晴樹、森下知之選手は当日仕事が重なったために参加できませんでした。
 今回の審判員は、小沼正弥、森大介、小柳栄一、須永義典、須永加代子、元吉勝宏各役員が務めました。

後編に続く>




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