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WSS大阪湾シーバス技術交流会第1戦 結果報告
投稿日時 2017-6-13 19:52:30
執筆者 chairman
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2年目藤井貫路選手、初優勝!

開催:平成29年6月4日(日) 場所:神戸港第7防波堤 天候:晴れ 気象:こちら 潮汐:こちら(小潮) 参加:21名 審査:5匹長寸/キーパーサイズ45cm 進行:神戸渡船3:30〜4:00受付、乗船 4:00、渡礁 4:30、スタート5:00、終了10:30 大会委員長:杉本茂昭
七防中央部へ渡礁。ミーティングのあと、4:42からスタート。 参加選手(フライト順)




大会開始。

4時52分。早速釣れていますが…当日のキーパーサイズは45cm。

外向きを攻めるのは5年ぶりに参戦した柳選手か?


5時41分、松下知行選手にヒット!

グッドサイズ、61cmです。

5時56分、望月誠二選手。

63.5cmありました。

6時22分、田中正臣選手。でかいです。

68.5cm。

ルアーは元祖スピンテール・クルクルのヘビーバージョン「オモクルドメスティー42g」

6時49分、藤井貫路選手が1匹目を釣り上げます。
 66cm。

おっ、松下選手。

2匹目、3匹目はノンキーでした。

7時34分、三宅利典選手。

64cm。

8時7分、藤井貫路選手2匹目!

65cmです。これで、66+65=131cm! 1位!

そして、しばらく沈黙が続きました。

最後の1匹はストップフィッシング間近の9時44分、田中正臣選手の2匹目です。逆転なるか?

ルアーは同じくオモクルドメスティー42gホロイワシ

サイズは46.5。68.5+46.5=113cm!
 しかし、価値ある1匹でしたね。

そして大会終了間際にこの一発、伊勢選手です。

【表彰式】 結果発表 優勝 504 藤井貫路 131cm(66+65) 2位 63 田中正臣 115cm(68..5+46.5) 3位 365 伊勢和博 70cm ビッグフィッシュ賞 4位 431 三宅利典 64cm 5位 497 望月誠二 63.5cm 6位 354 松下知行 61cm
6位松下選手。

5位望月誠二選手。

4位三宅利典選手。

3位伊勢和博選手。ビッグフィッシュ賞。

2位田中正臣選手。

優勝藤井貫路選手。

全員で。

【優勝 藤井貫路選手・大会レポート】
 車を持たない僕としては、普段あまり行くことのない神戸沖堤防。初参戦で散々な悔しい思いをして挑んだ2年目の初戦。 2年目に挑む際に行ったことが、過去のWSS大会レポートを隅々まで読み、各渡船の釣果情報から自分なりに仮説を立て、数少ないながらも現場で実釣検証するということを当日まで繰り返しました。 そして当日にテーマとして臨んだのが「いかに警戒心を消すか」でした。 恐らくブリ祭り真っ最中で、鉄板の強波動やジグのしゃくりからくる水切りで警戒心は高いはず。 そのため、すべてのフックサイズをワンサイズ落とし、PE0.6を用意。 1本目(6時49分、66cm)は、風による表層の流れと中層で若干ながら速さが違ったように感じたので、魚は中層で待ち構えてるだろうと考えました。案の定、スピンテールのテンションフォールで戯れるようなアタリ。しかしフォールスピードが遅いせいか乗らない。ベールを返したフリーフォールでは風の糸ふけでアタリが取りにくいと感じた。もう少し沈下速度を上げ、リアクション的に食わしたいが、しかし速度は上がるがリフト&フォールのような水切りは出したくない。そこで、レバーブレーキをONにして、自らの手で逆回転させて落として食わした1本でした。 2本目(8時7分、65cm)は、潮目に鳥が突っ込んでいたので、フェザーフックに変えた鉄板を潮目に通し、ハンドルトゥイッチで食わせました。 普段は釣り仲間もおらず、こんな沢山の人と釣りができ本当に楽しかったです。毎回皆様のテクニックを真近にして勉強になります。 最後になりましたが、大会役員ならびに選手のみなさま、どうもありがとうございました。 <タックルデータ> ロッド:エクスセンスファイティングアブソーバー/リール:エクスセンスC3000HGlb/ライン:シーガー完全シーバス0.6号/リーダー:ブラックストリーム2.5号 (No.502藤井貫路)
【2位 田中正臣選手・大会レポート】 2015年、2016年と、大会では2年間もノーフィッシュ。今年こそは1本は釣りたいという思いで、久しぶりの出場でした。 くじ引きは運よく4番目スタート(1組目)。赤灯台側はブリ狙いの一般釣り人が多く、釣りをする場所が少なそうだったので、まずは白灯台に向かいながら内向きをメテオジランダ(ロングリップミノー)でテクトロ。  以前このパターンで開始早々に1本釣れたことがあったので期待しましたが今回は不発でした。 白灯台側のオイルフェンス附近に到着すると、しばらくして、大会上位常連の松下さんがキーパーを釣り上げている場所に遭遇できたので、その附近で粘ることに決定。
 潮目もベイトも見当たらないため、遠投+ボトムからの巻上げで広範囲を効率よく探ろうと、以前からよく使っていたオモクルドメスティー(42gブレード)を選択。 特に変化は見あたらなかったが、沖のボトム附近で強烈なヒット。 ルアーの重さに負けないように強めの合わせをいれて、無事に取込み成功。 ルアー:オモクルドメスティー42gホロイワシ
 1本目6時22分(68.5cm)
 松下さんに写真を撮っていただきました。ありがとうございました。 引き続き同じ場所で狙っていると、沖に潮目が発生。 潮目部分を上から順番に重点的に狙うと、10秒カウントダウンくらいで巻き始めたところでヒット。1本目と同様に強めの合わせを入れたところ魚が軽くすぐに寄ってきました。案の定ノンキー。 7時14分(ノンキー)  ルアー:オモクルドメスティー42gホロイワシ その後、しばらくすると堤防際にイワシが回りだしたのですがシーバスの活性は高くないようで、同じ場所ではノーヒット。 気分を変えてさらに白灯台側へ移動、外向きのボトムを広範囲に狙うも無反応。 終了時間も迫ってきたので誰もいなくなった堤防際を同じくオモクルドメスティーでテクロトをしながら戻ることに。 誰もいなかったのでラインを大分長く出した状態でボトム附近を重点的にトレースしていると、予想外のヒット。 2本目、9時44分(46.5cm)  ルアー:オモクルドメスティー42gホロイワシ 終了間際に奇跡のキーパー2本目を取ることができました。 今回メインに使ったオモクルは、飛距離とボトムへの着底スピードが抜群で、魚の居場所が分からない場合に広範囲を高効率に探れます。 WSSの大会では必ず武器になると信じていたルアーなので、今回は結果が出せてとても自信がつきました。ルアーが42gと重いため、通常の竿で投げた場合、魚が釣れてなくても釣れているかのように竿が曲がってしまい、いざ魚がヒットした場合にも合わせが効かない等の問題がありました。 今回はオモクルの使用を前提に強めのタックル設定で挑んだことがよかったと思います。 珍しく全ヒット取り込み成功、バラシ0回でした。 <使用タックル> ロッド:AIMSブラックアロー96MH/リール:セルテート3012H/ライン:サンライン・キャストアウェイ1.5号(25lb)/リーダー:サンラインVハード5号(ラインの太さはブリのヒットも意識して準備しました) (No.63 田中正臣)
【3位 伊勢和博選手 大会レポート】
 大会お疲れ様でした。大会当日のレポートを書かせていただきます。 大会当日の天気は晴れ! 前日プラに行かれた方の情報によると、ベイトがうじゃうじゃと沸いてるとの情報をいただきテンションが上がったのもつかの間、赤灯台側は青物狙いの方々で釣りができないと、嬉しいような悲しい情報もいただきました。 受付を済ませフライト順は9番とまずまず。 一組目がスタートし、やはり皆さん白灯台方面へ。私の順番が来て、ヘンコな私は赤灯台側へ。 暫く歩き、上段にスペースがあったので上段へ上がり、とりあえず何も考えずにフルキャスト! 限られた範囲を刻みながら探るもノーバイト。 赤灯側をあきらめて白灯側へ移動し、旧オイルフェンスの場所で1匹かけるもノンキーサイズをオートリリース。 その後はエイを4匹、クサフグ、アコウと、本命のシーバスは何処へやら。いつもならふて腐れて寝るはずが、当日はなぜか諦めがつかず、白灯までていねいに攻めて行き、時間ギリギリまでがんばろうと自分に言い聞かせ、ひたすらキャスト! けど、ノーバイト(泣)で、ルアーのロストは二桁と散々。 今回はだめかと諦めて本部まで凹みながら戻りました。旧オイルフェンス近くの石畳を見ながら歩いていると、40cm前後のボラの群れが急に四方に散ったので、気になり、石畳ギリギリにキャスト、着水と同時に巻き始めて表層付近を引いてくると、真下からギラッと光りました。同時にまさかのヒット♪ とりあえず時間がない(汗)、時計を見ると残り5分。ゴリ巻きでとりあえず手前まで寄せるとデカイ。しかも時間はない。いなすことも忘れてタモを用意し、ランディングしようとしても超元気なシーバス! ガボガボ暴れまくるし、二度三度ランディングミスし、フックも一箇所外れた感触もあり、次ミスるとバレる! これで決める!と、一気に寄せて奇跡的にランディング成功! すぐに杉本さんに連絡を入れ、計測すると出来すぎのジャスト70cmでした。ほんと諦めずに歩いて、投げ続けてよかったです!
 <タックルデータ ロッド:エバーグリーン・ストーリムキング96/リール:09トーナメントISO 2500LBD/ライン:ラピノバ1号/リーダー:クレハFCショックリーダー20lb/ルアー:コアマンIP-26> (伊勢和博)
【4位 三宅利典選手・大会レポート】
 7防での釣りが今年になって始めてとなるので、状況を確認しながらの釣りとなりました。 くじ運がよく、フライト順が2巡目で、白灯まで内向きをテクトロをしましたが、チヌのスレ掛かりで断念。 白灯に到着してからは、堤防先端で釣りをしましたが、アタリもなく、釣り人も少ないので、折り返して外向きを釣ることにしました。 ワーム、スピンテールなどのルアーをローテーションしていたところ、鉄板(アワビ貼り)の反応がよく、遠投し着底からの巻き上げ(ストップアンドゴー)で、中層付近でヒットしました。 その後、2匹目をオイルフェンス付近で狙いましたが、タイムアップとなりました。 最後に、大会を運営して下さった杉本会長、参加選手の皆様ありがとうございました。(三宅利典)
【5位 望月誠二選手・大会レポート】
 七防は、あまり相性が良くない釣り場で、自信の持てる場所は白灯しかなく、最初から白灯方面で釣ろうと考えていました。 ルアーに関しては、4月末に釣行した時にVJ-16が調子よかったので、これをチョイスしました。 最初は表層付近を攻めていましたが、反応がないため、レンジを下げて探りました。 潮目が出来たので、隣に人がいないのを確かめて、潮目を長く通せるように斜めに投げ、レンジもカウント10くらいで通して来たら、ヒットしました。 今まで七坊の大会では釣果に恵まれなかったので、今回は満足できた大会になりました。 (会員No.497望月誠二)
【6位 松下知行選手・大会レポート】
 松下、大会レポートです。 まず、前日のプラでわかったこと。 ・赤灯からカーブはブリフィーバーのため除外。 ・オイルフェンスから白灯側にかなりのイワシが溜まっている。 ・他のアングラーさんもワームでしか釣れていない。 ・9時以降シーバスの活性が上がった。 以上のことから、 ・オイルフェンスから東をワームで攻める。 ・大会終了前の時間帯に時合がある。 というプランで行くことにしました。 大会当日。 スタートが最終組でしたが、オイルフェンスに到着した時には運良く誰もいなかったので、フェンス周りをワームで打ちましたが、無反応。 前日のようにイ ワシは見えない。 ブリ狙いのアングラーさんが、鉄板でシーバスを複数本キャチしたとのことだっつたので、鉄板にチェンジ。 東風が強く、糸フケが出てオイルフェンスに掛かりそうだったので、450円の鉄板をチョイス。 オイルフェンス際にキャスト、引っかかったかな?と思ったら、シーバスがエラ洗い。61cmをキャッチしました。
 その後、同じルアーでヒットするもノンキー。レンジバイブアイアンにチェンジしてすぐにヒットしましたが、またもノンキー。 サイズが出ないので東に移動してみましたが、昨日と比べて状況も良くなさそうなのでオイルフェンスに戻り、10時前にPB20にヒットするがまたまたノンキー。そのままタイムアップとなりました。 今回も、周りが良型シーバスを釣る中、セイゴばかり掛けてしまう悪い癖が出てしまいました。 最後に、杉本会長をはじめ運営に携わっていただいた皆様、参加された選手の皆様ありがとうございました、感謝申し上げます。 <タックルデータ ロッド:エクセンスS1010-1110M/RF-T Fighting Absorber/リール:エクセンスLB C3000/ライン:ギアラボEXXA0.3号/リーダー:サンラインFC12lb.> (No.354 松下知行)
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