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■シーガーCUP・東京湾“釣り助”2nd大会

投稿日時 2008-7-20 21:30:00
執筆者 jimukyoku



7月20日(日)川崎新堤(神奈川県)
集合5時、スタート6時30分、終了11時30分
フィールドの状況:晴れ、気温30.2℃、水温26.5℃、中潮・満潮5時26分(198cm)、干潮12時18分(19cm、)風は東2〜5m/s
参加者44名、リミット40cm、総尾数23尾

 釣り助さんが主催する2回目のエントリー大会を7月20日に開催しました。参加者は44名、そのうち今回が初めて参加というのは4名で、40名の方は2週間後に行なわれる本戦の練習も兼ね、技術交流会と同じ気持ちで参加されているようでした。
 前日プラをした会員によると、日中の客はWSSメンバーがほとんどで、一般客は3時以降の渡船で上がる「通し」の客が多いとのこと。真夏の真昼間はどうしても人間のほうの限界が先にあるようで、私たちも、釣れるからと言ってやり過ぎ病にならないように気をつけないといけません。今回も熱中症対策として簡易テントと大量の水を持ち込みました。とりあえず倒れる人も出なかったので良かったのですが、参加された皆様には、大会後のケアーも十分にお願いしたいと思います。直射日光のダメージは結構きついですよ!(ま、シーバス熱中症だけは治らないと思いますけどね)


【午前5時、競技開始】
 受付は4時半から5時半まで。参加選手は44名。渡船はピストンで5時半と6時に出船。川崎新堤6番(白灯側)に上がり、開会式&ミーティングの後、6時30分にスタートを切りました。今回のキーパーサイズは40cm。選手各人の技術が向上したことで、キーパーサイズを一定にしておくことがそろそろ必要だというチェアマンの考えで、基準値である40cmにしました。
 この日の潮ですが、中潮2日目、満潮は6時頃、干潮は12時30分頃ですから、スタートしたころから下げの潮が動き始め、ストップフィッシング(11時半)の頃には潮が止まります。なので動き始めの7〜8時半頃と、止まる手前の10時半〜11時が、魚の時合い的には面白いと言えるわけですが、そういう法則には関係ない場所や釣り方で釣れている魚もありますので、そのことも考慮してこの日の釣果報告を見ていただけると、結構タメになると思います。

【ファーストフィッシュは6時56分に佐藤賢二選手!そこから3選手が続く!】



 まず1匹目は、6番外側、時間は6時56分。クランクコーナーから10m程度の地点で、佐藤賢二選手が980g(50cm)を釣ります。ルアーは爆岸30g白アワビ、足元5mの中層。
 2匹目は、7時1分、6番第一冷蔵前内向きで鈴木勝志選手が720g(46cm)。ルアーはメタルジグ28gピンク金。壁際の底でのヒットでした。 3匹目も6番付近です。7時10分、前場伸介選手がこの日の1匹目、690g(46cm)をキャッチ。場所は6番の第1ストレート(多摩川方向に向いた面)、ルアーは30gのメタルジク、ボトムに着けて2回目のフォールで。 7時30分、小田島裕選手がまたまた6番、第一冷蔵前内向きの岸壁ジギングで490g(40cm)をキャッチ。深さ5m、巻き上げ中。ルアーはシーフラワー25gプロトカラー。
 …と、水深のある6番付近で、潮が動き始める時間に、岸ジギで釣る、という鉄板パターンがやはり存在していました。ただ、スポットの違いもありますが、各人食わせ方が若干違うということも注目。プレッシャーの高い中での岸ジギは結構高度なテクなのだと言えます。


 次は違うパターンでの釣果が続きます。7時33分、「帽子の人」こと伊野宗義選手が5番付近日水物流前内向き、パワーブレードで850g(45cm)を上げます。距離は15mぐらいでボトムレンジ。隣で釣っていたチームメイトの高谷友之選手は、同じポイントで7フィッシュ3バラシ4ノンキーだったらしく、
「あとから来てなんでキーパーなのよー!」と自分の運勢を嘆いていたそうです。


 7時45分、沖堤の中央部よりも西側外向きで、「時計の人」ルミノックスチームリーダーの山口忠則選手が1000g(47cm)をキャッチ。釣り方はワームの底すれすれズル曳きというとても地味なテクニック。その前にも1匹37cmのノンキーを釣っていたので、釣り方は正解のようですが、ご本人はパッとしない表情でした。釣り方を性格に合わせるべきるか、性格を釣り方に合わせるべきかは、ソクラテスの時代から難しい問題のようです。


 7時47分、今度は佐藤富士男選手。今回初めて参加したニューカマーが670g(43cm)をキャッチしました。場所は5番付近、第一冷蔵前内向き。ルアーはバイブレーションのカタクチイワシカラーで、この時間帯はまだ潮流が速く、キャストしたルアーが浮き上がらないように、底を転がすような曳き方でヒットさせました。本人曰く「シーバスは全くの素人」らしいですが、川釣り師のルアーテクは海でも通用したようです。


 もう一人、バイブレーションのヒットが続きます。場所は6番ストレートの真ん中あたり、外向き。釣り人は平山克彦選手。ブレードと岸ジギという芸を封印して、今回はバリッド70の釣りを試していました。こちらのポイントは潮のヨレを釣りますが、距離は40m深さは7mと、やはり深場をうまく釣って1匹をモノにしました。エントリー大会でも本戦でも、このところ着実に検量魚をキャッチしていますね。

【スタートから約2時間経過…】
 スタートから約2時間経過…下げ始めの潮がひと段落したこのあたりから、戦いは中盤戦に入ります。ストロングなパターンまたはスポットを持っている選手が実力を見せる時間帯です。


 8時25分、前場伸介選手が2尾目820g(47cm)を、6番ストレート内向き・戸村選手の横ポイントでキャッチ。ルアーはジャベリンジェット30gイワシカラー。キワのボトム、3回目のフォールでヒットしたとのこと。一人だけ2匹目を釣り、さすが岸ジギスペシャリスト!と思いましたが、実は今日のシーバスはこれだけでは済まなかったのです…。


 8時30分、今度は冨直人選手。870g(48cm)を6番第一冷蔵前内向きで。ルアーは30gメタルジグ。キワの水深5mあたり。今回冨選手は岸ジギロッド1本で勝負をかけていましたが、その真意は何なのか? ブレードを見切った理由とは何なのか、いつかは聞いてみたいものです。



 9時00分、前場伸介選手が3匹目をヒットさせました。場所は同じ6番ストレート。カメラがちょうどそれをとらえましたのでファイトシーンを載せさせてもらいます。見てください、このロッドの曲がり! ほとんど曲がっていないでしょ? なのに、魚は1,090g(51cm)となかなかのサイズだったのです。魚を暴れさせないで、時間をかけてあきらめさせるという考え方。タモ入れもあわてず、静かに落として流れの後ろから近づけて、落とすように入れます。この時のルアーはジャベリンジェット30gブルーバックホロ。2回目のフォールでヒットでした。ダントツの3匹でほぼ決まりのようですが、「まだ誰もリミット(5匹)釣っていないでしょ、狙ってみます!」と、アスリートらしいコメントをいただきました。素晴らしいですね。




 9時5分、高谷友之選手が先ほどとは全く異なるエリアに行って1,110g(52cm)をキャッチします。この場所はたぶん取って置きの場所なのだと思いますが、今日は釣り人少なく誰もまだ釣っていませんでした。SUBARU前内向き、距離は10m、ボトムで。ルアーはパワーブレード30gイワシカラー。


 9時7分、小田原大介選手が980g(51cm)をゲット。5番6番の中間で外向き。ルアーはプロとのメタルジグ・イワシアワビカラー。足もとの岸ジギで深さは4m程度。


 9時35分、山内勝己選手が1,280g(55cm)まあまあのサイズ。6番第一冷蔵前の外向き。岸ギワ30cmのボトムで。ルアーはガン吉30g黒アワビでした。


 10時01分、佐藤賢二選手が2匹目、880g(46cm)を6番外向きコーナー付近で。ルアーは爆岸30g青アワビ。足もとの水深3mでのヒット。


 10時6分、山内勝己選手も2尾目、850g(48cm)を白灯先端でゲット。ルアーはガン吉30g黄黒アワビで、深さ3mでのヒット。やはり6番外向きから白灯は潮のヨレができやすいため、釣れるタナが幅広いということがわかります。

【ついに前場選手が4尾目ゲット!】

 10時10分、前場伸介選手が同じエリア(6番ストレート内向き)、同じキワのボトムのフォールの釣りで、ナイスサイズの4尾目1540g(60cm)をキャッチしました。ルアーはジャベリンジェット・イワシカラー。これで4kg越え! ビッグフィッシュも飛び出してほぼ試合を決めました。


 10時13分、小田原大介選手が2尾目880g(45cm)を6番本部前でキャッチ。足もとの水深4m程度、ルアーはプロトジグ30g。
 残り時間1時間を切り、釣り方もだいたい見えてきました。見た目の潮流は弱まり、上位陣は2匹目が勝負となってきているようです。その中で順位を上げたのは、今回は岸壁ジギングでしたが、それ以外の釣り方でもいいサイズがキャッチされています。


 10時35分、大草賢一選手が1尾目となる1310g(56cm)のナイスサイズを6番、足元水深5mでゲット。ルアーはメタルジグ30gブルー。


 10時40分、白灯の手前外側で、林剛選手が1,570g(59cm)のこの日一番のサイズを釣ります。ルアーはトルネードスピン30g、30〜40mキャストして、底につけてから4〜5回巻き取ってヒット。スジとレンジとタイミングを合わせることに成功です。


 まだまだ追い上げが続きます。10時46分、山崎健史選手が610g(44cm)を6番第一冷蔵前で。ルアーはシーフラワー25gアワビ張り、足元の深さは6mぐらい。


 10時53分、中野芳実選手が820g(46cm)を5番外向きで。ルアーはレンジバイブ90。


10時55分、大草賢一選手が2尾目となる740g(44cm)を6番での岸ジギで釣ります。そしてこの魚の後は釣果報告なし、11時30分ゲームセット。一番暑い時期の日中沖堤トーナメントは全部終了しました。
  優勝はダントツの4匹、うまさが光った前場伸介(ぜんばのぶゆき)選手。4,160gという素晴らしい成績で、岸壁ジギングの新しいスタイルを見せてくれました。小沼役員とのインタビューで答えてくれた「底の(入り込む)流れを見つけました」「食ってきたのはほんとに底から50cmほどです」という話が新鮮でした。これは、6番第1ストレート、多摩川向きに限っただけのパターンであったのかもしれません。潮当たりは場所によって違いますから、すべてが同じだと言えないわけですが、ひとつのパターンを見極め、それだけを狙って一つの釣り方(フォール)に徹したから、これだけの結果を導き出すことができたのだと思います。素晴らしい戦略、素晴らしい技術に拍手! 次のエバーグリーンカップも頑張ってください。



<前場選手インタビュー>
—6番付近での釣り方は?
「移動範囲は6番の幅の広い部分から、白灯の付け根までを往復したのですが、ジグの入れ方は、行って戻ってではなく、必ず潮上からジグを落とす感じ。アタル時というのは、底から1.5メートルぐらいまでの幅で、ジグの落ち方が違うんですよ。流れに乗ってさらに奥に入っていくような。それを感じたら、流れの重さが変わるところまであげたら、クラッチを切って落として、ボトムに付いたら戻して上げてという風に。だいたい1キャストで3回ぐらいは繰り返して。食べる瞬間は、ボトムに付いて竿を上げたらもうのってました。バラシがあったのは5番寄り。先週のプラで3本獲れたところがあったのですが、そこでは今回は1尾も獲れなかったんですよ(笑)。」
—岸ジギの前場選手という感じで拝見してましたが、そろそろご自分の季節がきたと感じてましたか?
「そうですねぇ。ここで獲らないとキツイかなって(笑)。釣れたのは朝集中とかではなく、1時間に1本というペースでした。最初通して、別の場所へ行って入り直してまた獲れたという感じ。イワシが釣れてたので、その並びなのでイワシが回っているからと。釣れたジグはどちらもスーッと行くタイプ。あまりヒラヒラするのではなく。普段は浅いところでやってるのでヒラヒラ系が多いですが。新堤はスーッと行く方が釣れるだろうと思いましたので。色はブルーバック系、理由はそれしか持ってなかったから。チューンはせずに、フックは自分で実験を重ねて、一番掛かりのいいものを。」

<タックルデータ> ルアー:メタルジグ30g・ショップオリジナルカラーとエバーグリーン・ポセイドン・ジャベリンジェット30g・イワシ&ブルーバック/ロッド:バレーヒル・岸壁ジギングスペシャルGPJ-70SP/リール:シマノ・メタニウムXT/ライン:クレハ・シーガー130・3.5号/リーダーなし


【上陸後はスイカタイム!】
 上陸したらすぐに、萱間チェアマンが手際よくスイカを切り分けてくださり、全員でいただきました。冷えていてしかも、めちゃめちゃ甘い!夏ならではのタノシミ、みんなで集まって食べればオイシサもひとしおです!



1位33前場伸介4尾4,140g690g46cm820g 47cm1,090g51cm1,540g60cm)
2位193 山内勝己2尾2,130g(1,280g55cm850g48cm)
3位228 大草賢一2尾2,050g(1,310g56cm740g44cm)
4位122 小田原大介2尾1,860g(980g51cm 880g45cm)
4位226 佐藤賢二2尾1,860g(980g50cm880g46cm)
6位181 林剛1,570g59cm
7位4高谷友之1,110g52cm
8位56 山口忠則1,000g 47cm
9位131 冨直人870g48cm
10位172伊野宗義850g45cm
11位141中野芳実820g46cm
12位195鈴木勝志720g46cm
13位251佐藤富士男670g 43cm
14位227山崎健史610g44cm
15位176平山克彦510g40cm
16位小田島裕490g40cm



チーム対抗戦
1位WK2,470g226佐藤賢二1,860g227山崎健史610g
2位内2,130g193山内勝己2,130g210宮内俊博0g
3位新砂フィッシングクラブ2,050g223斉藤研一0g228大草賢一2,050g
4位KSJ1軍1,980g4高谷友之1,110g131冨直人870g
5位野良犬1,570g180佐瀬守0g181林剛1,570g
6位KSJ'B850g172伊野宗義850g
7位TEAMさくら720g192工藤北美0g195鈴木勝志720g
8位樽町490g10小田島裕490g
9位フレンドリー0g235石塚桂司0g236平山仁0g
9位WGS外道クラブ0g52斉藤貴弘0g54井上清久0g61郡司雅生0g
9位S.N.T0g219塩崎誠0g221中村五輪0g238田代 健0g
9位シンテイ0g100木村剛0g
9位チームフィッシャーマン+客0g128井田洋次郎0g137畑中誠0g
243戸村竜太0g





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