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Report - ■ 第21回WSS技術交流会(関東リーグ第1戦 若洲大会)報告

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■ 第21回WSS技術交流会(関東リーグ第1戦 若洲大会)報告2012/05/02

三吉孝之選手、ワームのテトラ撃ちで初優勝!

開催日:平成24年4月22日(日)
場所:東京都若洲公園
航空写真は▶こちら
天候:曇り/気温9℃〜13℃/風向=北〜北東、2〜3m/s
4/22の気象は▶こちら
満潮: 5:30頃・干潮11:30頃
4/22の潮は▶こちら
参加選手: 44名
審査:3匹長寸、リミット40cm
進行:6:30受付、7:00スタート、11:30ストップ、12:00清掃活動・表彰式
大会委員:萱間修、須永義典、小柳栄一


【2012年度の開幕戦!】
 いろいろあった2011年。またまたいろいろあって沖堤を見合わせることになった2012年。地震もあれば、逆風もあります。だけど私たち釣り人の心は、柔軟で、強い。「スポーツとしての釣り」を守るために、若洲公園で開催することを支持して下さった選手の皆さんには、本当に頭が下がります。1匹の価値を知っているメンバーが集まっています。そんなメンバーが顔を合わせるだけで十分に楽しい! その中で釣ってこそ、心から満足できるのだと思います。



 今回、関東リーグ第1戦には44名が参加。釣った人は11人、上がった数は12匹でしたが、連日フィッシングプレッシャーがかかっていたことを考えれば、かなり良い釣果です。
 2匹を釣った人は1人。あとは全員1匹ですから大きな差はないと言えますが、その中でもいいサイズ、きれいな魚を釣った選手のルアーや攻め方は、やはり参考になることが多々あると思います。
 それでは、関東第1戦の全釣果をご紹介します。

 その前に「スタート順」ですね。若洲は最近駐車場が24時間使えるようになり、夜中からシーバス狙いの人がずいぶん入るようになりました。私たちは今回もゆっくり、7時スタートでやりましたが、それまでの時間に爆釣していたような雰囲気は…見た限りではありませんでしたね。

<スタート順> 
1◎山中信広、2相良記央、3畑中誠、4磯崎大介、5下黒沢誠、6山崎秀一、7瀬渡慎太郎、8宮基之、9三吉孝之、10中屋友宏、11室井翔、12平本祐一、13◎鈴木大介、14金森博志、15大坪喜正、16宮本学、17中塚佳、18佐瀬守、19石橋徹、20伊野宗義、21石川克明、22西寿朗、23若林義夫、24◎土屋太一郎、25◎板橋啓太、26◎牛窪秀幸、27清水俊、28中野慎也、29須永佳代子、30前場伸介、31鈴木真人、32◎池上光英、33高谷友之、34西田正明、35石塚桂司、36会沢明仁、37河合章利、38山元正継、39白井昭己、40小田原大介、41宮崎裕史、42林剛、43井上清久、44◎高橋雅和
(◎は今年度からのメンバーです)


スタート直後の人工磯。無風で、潮の動きが弱そうです。


【1匹目は南東面テトラ帯中央にて、石塚選手】
 今季ファーストフィッシュは、スタート直後の7時11分、本部(岩石)前テトラ帯の中央付近で石塚桂司選手が上げました。46cm。石塚選手は若洲で昨年もよく釣っていたのですが、聞けば、大黒や本牧の釣り公園がホームグランドとのことで、プレッシャーのかかった釣り場の攻略が身に付いているのでしょう。アルカリシャッドのボトムからのスローリトリーブという戦略でした。他の人とはちょっと違います。


▶No.235石塚桂司【釣果データ】全長46.0cm/釣った時間:7時11分/場所:東南面テトラ帯中央部/距離:30m/ヒットルアー:コアマン・アルカリシャッド(ピンク)+10gジグヘッド/釣り方:ボトムにつけてスローのタダ巻き/タックル:ロッド=8.6ft、ライン=PE0.8号、リーダー=シーガー・リアルFX3号


【このタイミングですよ! 畑中選手】
 7時過ぎという時間帯は、下げの潮が動き始める時間です。人工磯角(南東面テトラ右端)で釣っていた一般の方が1匹を上げました。その方がハンギングオフ(テトラに引っ掛けて外す)で釣ったのを一部始終見ていたのが隣にいた畑中誠選手でした。このポイントは左右からの潮がぶつかって沖に出る流れができ上がっていました。畑中選手は得意とするレンジバイブ70で沈みテトラに引っ掛けるように引いて、思ったように引っかからなかったので、シャクリを一発入れるとガツンと食いついてきました。43cm。この場所特有のちょっと傷んだシーバスです。サイズ的にはもう一つですが、狙い通りの1匹。笑顔が出ました。

▶No.137畑中誠【釣果データ】全長43.0cm/釣った時間:7時15分/場所:東南面テトラ帯・南角から10m(本部前)/南方向20m/ヒットルアー:バスデイ・レンジバイブ70ES(谷山チャートグリーン)/釣り方:テトラに当てようと曵いてきてシャクリ/タックル:ロッド=ゴールデンミーン・アウトレイジ90L、ライン=PE1.2号、リーダー=シーガー・グランドマックス5号



【ビッグフィッシュ賞は河合選手!】
 3匹目も本部前テトラ帯中央部から出ました。釣ったのは河合章利選手。59cmの立派に太った魚でした。河合選手はこの場所に入ってすぐにバイブレーションで1匹バラしていて(沖目の中層)、そのあと、パワーブレード20g(新製品)を使って、沈みテトラでチェイスを確認、カラーを変えて食わしたとのことです。(このあともう1匹バラシがあったそうですから、ルアーと狙いはばっちり当たっていましたね。)
 この魚がビッグフィッシュ賞で、2位賞品のロッド「GANPEKIスペシャル」と大物賞「EGグリップ」を獲得。河合選手は昨年は関西のトーナメントにも遠征して幅の広い釣りをされる方ですが、今回が初入賞でした。ラッキーなスタートを切れたので、今年は乗りそうな感じですね!

▶No.373河合章利【釣果データ】全長59.0cm/釣った時間:7時34分/場所:東南面テトラ帯・中央部/正面沈みテトラ狙い/ヒットルアー:コアマン・PB-20(イズミジャイアン)/釣り方:1バイトの後カラーを変えてヒット/タックル:ロッド=9.6ft、ライン=シーガー・R18完全シーバス0.8号、リーダー=ナイロン20lb



【ウイナー三吉孝之選手の戦略、そして苦悩】
 さて、この次に本部にコールがあったのが、今回のウイナー三吉孝之選手です。7時43分。もちろんこの時点では誰が優勝するかは分かっていません。それよりも三吉選手はこの1匹を釣ったあと、50分ほど身動きできなくなって、大変焦ったそうです。釣った魚がストリンガーに繋がれたままテトラの奥に入って出て来なくなったのです。8時半頃に「魚が出てくれました、検量お願いします!」と嬉しい声で再度コールをしてくれましたが、この時には自分で組んでいた攻略のプランは大きく変わってしまったのだそうです。

三吉選手の釣ったポイント。ストリンガーには1匹目の魚が繋がれたままです…

 三吉選手は前日のプラクティスで5匹を釣っていて、最終的に「ワームのテトラ打ちなら取れる(他の人に負けない)」という答えを持っていました。ワームでキワ狙いの移動の釣りをしようと計画していたのですが、この時間帯に動けなかったことは、痛かった。しかも、動けないのに釣りをしなければならないという焦りもあり、根掛かりしてラインを切れをしたりロスばかりでした。三吉選手にとってこの時間ロスは大きかったでしょう。
 1匹目は48cm、ヒットルアーはR-32でした。

▶No.366三吉孝之【釣果データ】全長48.0cm/釣った時間:7時43分/場所:荒川筋テトラ帯・最上流より300m手前/ヒットルアー:マーズ・R-32(佐川シークレット)+カルティバ・静ヘッド7g/釣り方:ワームのテトラ打ち/タックル:ロッド=9.0ft、ライン=バークレー・ファイヤーラインEXT0.8号、リーダー=サンライン・ポケットショックリーダーFC 16lb


【3位入賞は宮基之選手】
 宮基之選手は「若洲を得意とする」一人です。ここ3試合は全て釣っています。今回も3位に入賞する56cm。太くていい魚をゲットしました。
 宮選手の得意とする釣り場は東南面テトラ帯、ルアーもPB-24とだいたい決まっています。自分が最も自信のある場所で自分の釣り方を通すこと。単純なことですが、若洲という釣り場はそれができる場所であり、最も人気があり人の多い東南面テトラ帯では、流れと潮位に合わせて、同じ場所で釣りを組み立てることができる。一見地味なように見える釣り方ですが「下手に動くべからず」という海釣りの基本を教えてくれているように思いました。入賞おめでとうございます!

▶No.289宮基之【釣果データ】全長56.0cm/釣った時間:7時45分/場所:東南面テトラ帯・荒川角から150m/ヒットルアー:コアマン・PB-24(キビナゴ)/釣り方:沈みテトラ際狙い/タックル:ロッド=ゴールデンミーン・アウトレイジ88L、ライン=バークレー・ファイヤーラインEXT16lb、リーダー=シーガー・プレミアムマックス 20lb


【クラシックと同じ戦略です!】
 8時過ぎ、高谷友之選手から釣果報告が入りました。場所は荒川テトラ帯、釣ったルアーはレンジバイブ55とのこと。3年前のWSSクラシックの再現でした。09年クラシックウイナーは健在。サイズは55cm。
 テトラのキワ狙いではなく、ブレイク狙いですが、これは潮位によって釣る場所が違うだけで、テトラ際に潜む魚を順に拾って行くというタクティクスです。ただし、高谷選手にしてもこの方法はルアーあってのことと。この日1個しか持って来なかったヒットルアーをなくして、そのあとは反応がなかったとのことでした(あとでインタビューの時、三吉選手が前日にキワを攻めきっていたことが判明し「それでかぁ〜」と言っておられましたが)。

▶No.4高谷友之【釣果データ】全長55.0cm/釣った時間:8時8分/場所:荒川筋テトラ帯・第2ハンプ手前/ヒットルアー:バスデイ・レンジバイブ55ES(キビナゴ)/釣り方:荒川のブレイク狙い/タックル:ロッド=シマノ・モンスターリミテッド 93、リール=10ステラ、ライン=PE、リーダー=シーガープレミアムマックス


【高橋雅和よろしく!】
 8時半頃、今シーズンから参加したメンバー、高橋雅和選手が荒川筋でゲット。ルアーはR-32。アップクロスで投げて、流れに乗せながらスローに引いてくるという、流れを釣る方法。高橋選手はこのあともう1匹掛けていて、「終了1時間ぐらい前、追加となる1匹をばらしてしまい、参加選手が周りにいるというハイプレッシャーでの大会の難しさを知りました」とは本人のコメントです。ワームの使い手がもう一人出てきましたよ!

▶No.403高橋雅和【釣果データ】全長43.0cm/釣った時間:8時27分/場所:荒川筋テトラ帯・第1ハンプより北20m/ヒットルアー:マーズ・R-32(フィッシャーマン別注 FMプレミアムベイト)+コアマン・パワーヘッド12g/釣り方:ワームの遅巻き/タックル:ロッド=107ML、ライン=シーガー・R18完全シーバス0.8号、リーダー=シーガー・プレミアムマックス20lb


8時40分頃の荒川筋テトラ帯風景。潮目はあるが風はない。


【オッシャー! 優勝を決めた2匹目!】
 何が不運で何が幸運なのかは、最後まで分かりません。前日から魚が見えている三吉選手は、9時22分、先ほどよりも100mほど下流で2匹目を釣りました。釣った時「オッシャー!」と思わず叫んだそうです。
 あの1時間に、移動して釣っていたらもっと釣れていたのか、この1匹を釣り逃していたのか、それは分かりません。しかし、結果的にこの2匹目56.5cmという魚が優勝を決めたのですから、このエリアに体を縛っておいてくれたことも結果的に良かったのかも知れません。実力とヒラメキを持っている選手には、幸運もついてくれました。
 釣ったルアーはプルプルサーディン。テトラ際の釣りは、渓流釣りのように複雑な難しさがあり、またヒットさせてからの突っ込みをかわすテクニックも必要です。2匹ヒットさせて2匹キッチリ取ったのはさすがでした。

▶No.366三吉孝之2匹目【釣果データ】全長56.5cm/釣った時間:9時22分/場所:荒川筋テトラ帯・最上流より400m手前/ヒットルアー:オサムズファクトリー・プルプルサーディン+カルティバ・静ヘッド7g/釣り方:ワームのテトラ打ち/タックル:ロッド=9.0ft、ライン=バークレー・ファイヤーライン0.8号、リーダー=サンライン・ポケットショックリーダーFC16lb


【本部前は侮れないポイントです】
 人工磯とテトラ帯が直角に交わる本部前のコーナーは、潮が引き始める時、下がりきる前、下がってからの動き始めなど、流れの変わり目には必ずと言っていいほど反応がある場所です。ただ、毎日攻められているので、釣れるかどうかはまた別で、やはりルアー釣りは集中力を切らしたら終わり。魚のほうが見切ってしまいます。1級ポイントを釣るのは結構難しいものなのです。
 しかし、石川克明選手は、このポイントを諦めないで攻めに出ました。ルアーはR-32。やはりワームの誘いはハイプレッシャーの決め手のようです。

▶No.392石川克明【釣果データ】全長47.0cm/釣った時間:9時25分/場所:東南面テトラ帯・南角(本部前)/ヒットルアー:マーズ・R-32+コアマン・パワーヘッド 9g/タックル:ロッド=ゴールデンミーン・アウトレイジ90ML、リール=シマノ・レアニウムC3000、ライン=PE0.8号、リーダー=フロロカーボン20lb


【須永選手は流れの中からゲット】
 10時頃、潮位がかなり下がった時間帯に入りますが、荒川筋テトラ帯で沖目でバイブレーションで釣った選手がいます。須永佳代子選手。サイズは41.5cmで大きくはありませんが、潮位に合わせたレンジ攻略が当たったと言えるでしょう。ヒットルアーはマービー70。この日、荒川筋の潮目で釣った唯一の1匹かもしれません。すごいです。

▶No.49須永佳代子【釣果データ】全長41.5cm/釣った時間:10時3分/場所:荒川筋テトラ帯・ポンプ前/ヒットルアー:エバーグリーン・マービー70(アジ)/タックル:ロッド=EGゼファー・ストリームファイター、リール=シマノ・ステラ、ライン=バークレー・ファイヤーラインEXTクリスタル18lb、リーダー=シーガー・プレミアムマックス12lb


荒川筋テトラ帯・ポンプ前。


【若林選手も若洲に自信あり】
 昨年度の最終戦、スカジットカップ若洲大会で優勝した若林義夫選手は、最も得意とする南東面テトラ帯をリッチで攻め続け、10時25分、遂に42cmをゲット。自信のあるルアー、自信のあるチューニング、自信のある場所、イメージ通りの曵き方は、やはり最強なのでしょう。

▶No.256若林義夫【釣果データ】全長42cm/釣った時間:10時25分/場所:東南面テトラ帯・荒川角から30m/ヒットルアー:ファンキー&パンドラボックス・リッチ(アワビ張り)/タックル:ロッド=シマノ・エクスセンス910、リール=シマノ・07ステラ4000、ライン=PE0.8号、リーダー=16lb


【達人の言葉でした】
 最後の最後、11時8分に48cmを釣り、5位入賞を果たしたのが山中信広選手。今年度メンバーですが、皆さんよくご存知の港湾の名手です。釣ったルアーは湾ベイト。
 インタビューでの言葉は忘れられません。「初めての参加だったので、皆さんの動きをずっと見ていました。」1番スタートクジを引きながら、自分のポイントには入らずに、時間帯に応じて他の選手がどのような釣りをしているのかを観察していたというのです。
 余裕というのではないと思います。魚の気持ちになって、ルアーによるプレッシャーを見続けていたのだと思います。この日、風は吹きませんでした。雨も降りそうで降りませんでした。魚にとっては、ベイト(潮の流れ)とルアーのプレッシャーとの関係が最も影響するということ。それを見極めてから、自分の入る釣り場を決めて、1匹釣ってしまうとは…! おそらくシーバス以上にエサ釣りをやり込んでいる方なのだろうと思います。次回も楽しみになってきましたね!

▶No.397山中信広【釣果データ】全長48cm/釣った時間:11時8分/場所:東南面テトラ帯・荒川角の手前/ヒットルアー:ベイトブレス・湾ベイト/タックル:ロッド=9.9ft、リール=シマノ・エクスセンスLB、ライン=失念、リーダー=25lb



周辺清掃

審査カードの点検をしています

表彰式

上位3人です。おめでとうございます!

<成績>
1位 366三吉孝之 104.5cm(50p)
2位 373河合章利 59.0cm(45p)
3位 289宮基之 56.0cm(40p)
4位 004高谷友之 55.0cm(38p)
5位 397山中信広 48.0cm(36p)
6位 392石川克明 47.0cm(34p)
7位 235石塚桂司 46.0cm(32p)
8位 137畑中誠 43.0cm(30p)
9位 403高橋雅和 43.0cm(29p)
10位 256若林義夫 42.0cm(28p)
11位 049須永佳代子 41.5cm(27p)
(12位以下44位まで3p)

特別協賛:Luminox

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