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Report - 2011技術交流会のエントリ

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■ルミノックスWSSシーバスクラシック2011 大会報告2011/11/15

優勝は松下知行さん! 
  

開催日:平成23年11月13日日曜日
場所:神戸港第7防波堤(神戸渡船利用)
航空写真▶こちら
天候:晴れ/気温14.3〜16.4℃/風向=東北東〜東南東、0〜0.7m/s
神戸10/16の気象は▶こちら
潮:中潮/満潮8:30頃、干潮13:30頃
神戸港11/13の潮は▶こちら
参加選手:48名
審査:3匹長寸、リミット40cm
進行:5:00~5:30受付、6:00出船、6:40スタート、10:50ストップ、11:15帰船、13:00表彰式、15:00終了
大会委員長:萱間修
大会委員:北原一平、北谷誠丈、山内義彦、萱間朝、土井周一




【5周年クラシックは沖堤で開催!】
 2007年より東京都若洲公園にてその年のチャンピオン大会として開催。2年目からWSSクラシックという呼び名となり、年間賞(アングラーオブイヤー)の表彰式も兼ねて、1年を締めくくるシーバスアングラーのお祭りとして実施してきましたが、5年目の今年は場所を神戸に変更し、まさに私たちのメーンフィールドである沖堤のチャンピオンを競う大会として実施することになりました。
 今年は関東の釣り場でややこしい問題があり、スケジュールを変更したり、また、関西関東ともに釣況が悪い中での大会が多かったのですが、その中で結果を出された選手の皆さんの実力には、ほんとうに凄いものがあったと思います。
 私たちの大会報告を見て、あまり釣れていないな…と思われる方があるかもしれませんが、日曜日や大会の日に結果を出すのは、普段の5倍〜10倍は難しい。1匹釣っている人は、平日に来たら10匹は釣ってしまうぐらいの人たちだと思ってもらってもいいと思います。これは参加されたら分かることですが。
 では、5年目のクラシックをスタートしましょう。

   

スタート順(今回はランキング順スタートです)
1柳直樹 2稲垣裕介 3鈴木真人 4小山哲生 5須藤泰樹 6佐川洋介 7前場伸介 8猪俣智彰 9若林義夫 10小島治 11小谷一成 12宮川朗 13松田幸二 14佐藤和繋 15伊勢和博 16吉見孝行 17石塚桂司 18福井崇史 19大坪喜正 20平井利明 21小嶋大介 22杉本茂昭 23下黒沢誠 24中塚佳 25乗松寛明 26山岡慶 27道口宗作 28小谷綾子 29草津博 30松下知之 31中島昌利 32中川隆紀 33三吉孝之 34加田智己 35八木寿美 36片山敬三 37藤原邦浩 38小田島裕 39河野剛志 40河合章利 41堀内美香 42瀬渡慎太郎 43山崎秀一 44西寿朗 45畑中誠 46山下智也 47工藤北美 48尾張泰
 2011クラシック出場メンバーの紹介は▶こちら(今回のキモと思うタックルについてコメントがあります。)


 それでは、釣果順に試合を見ていきましょう。
 最初に釣果報告をしてきたのが、ピュアフィッシンッグ&マーズカップ優勝の小山哲生選手。本部のある場所(防波堤中央地点)より100m西側の外向き。サイズは42cm。遠投のボトムです。
 
▶371小山哲生/全長:42.0cm/時間:6時50分/ポイント:本部前から西へ100m外向き/ヒット地点:距離50m、深さボトム/ルアー:IP30gグリーン/ロッド:ゼファーPZS-96/リール:セルテートHG/ライン:0.8号/リーダー:シーガーグランドマックス20lb


 2匹目は、キワの職人・前場伸介(のぶゆき)選手です。場所はオイルフェンス前。今年の神戸七防では最も確率が高いと言われる場所ですが、大会の日に釣るには技術が要る場所でもあります。岸ジギでボトムで食わしました。サイズは40.0cm。(40.0以上〜40.5cm未満を40.0cmとしています)

▶033前場伸介/全長:40.0cm/時間:7時22分/ポイント:オイルフェンス前外側/ヒット地点:キワ、深さボトム/ルアー:ギャロップ30gメッキ背黒キャスティングオリカラ/ロッド:バレーヒルGPV70SP 7.0ft/リール:メタニウムMG/ライン:クレハハリス13 4号
 
 朝一はキワでもっと釣れるのかな?と思っていましたが、40cm以下のサイズが多いのと、追ってきても食ってくれないようでした。どこかにシーバスのグッドサイズが残っているはずなのですが、ルアーでいかに誘うかが問題なのかもしれません。透明度は4mくらいあるでしょうか。この時期の港湾にすれば潮が非常に澄んでいる状態です。
  
 ただ、シーバス以外の魚については面白い釣果がありました。
 工藤北美選手がサワラの77cmをハイドシャローのスペシャルカラーでキャッチ。鈴木真人選手が50cmほどのサワラ。見学者大会参加の北村尊弘さんもタチウオ。他にもカーブ付近でもタチウオが数匹釣れていました。


 シーバスのほうもようやくグッドサイズが出ました。本部近くの外向きで、今度は小島治選手。56.5cmの太ったシーバスをアワビ張りのIP-26でキャッチ。底付近に40cmまでのサイズが群れている状態ではないかと思われていましたが、60近いサイズがいることが分かりました。何が違ったのか? 

▶356小島治/全長:56.5cm/時間:7時29分/ポイント:本部から赤灯側へ300m外向き/ヒット地点:距離30m、深さ底近く/ルアー:IP26g緑ピンクアワビ張り/ロッド:ゼファーブレードマスター10.6ft/リール:セルテート2508RH/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガープレミアムマックス20lb


 潮はほぼ満潮です。風はありません。ここでもう一人のキワの職人、エバーグリーン木更津大会優勝の稲垣裕介選手が釣りました。白灯から100m手前。ルアーは今季の切り札ジグヘッド&ワーム。キワで何匹も追いかけてくるが、食わせるのが難しいとのことでした

▶158稲垣裕介/全長:40.0cm/時間:7時34分/ポイント:白灯手前100m外側/ヒット地点:距離キワ、深さボトム/ルアー:ブロビストッターGジグヘッド8g/ロッド:8.7ft/リール:トーナメントエアリティー/ライン:PE0.5号/リーダー:シーガーグランドマックスFX 2号



 この日もっとも魚が多かったのが、白灯から500mほど手前にあるオイルフェンス前のエリアでした。オイルフェンスと防波堤との間を潮が通るため、ベイトやシーバスが集まり、内側ではベイトや小型のシーバスが溜まっています。前場選手が最初に釣ったポイントです。
 スカジットデザインズ若洲大会優勝の若林義夫選手は、スタート順が良かったので迷わずこの場所に入り、キャスティングで狙いました。ベイトの溜まる場所の底を釣ってまずは1匹をキャッチ。

▶256若林義夫/全長:40.0cm/時間:7時40分/ポイント:オイルフェンス前/ヒット地点:距離30m、深さボトム/ルアー:IP/ロッド:エクスセンス910/リール:10ステラ4000S/ライン:パワープロ0.8号/リーダー:16lb

 2匹目も同じ場所で。ルアーはブレードに変更しています。

▶256若林義夫2匹目/全長:40.5cm/時間:7時59分/ポイント:オイルフェンス前/ヒット地点:距離30m、深さボトム/ルアー:リッチブラック/ロッド:エクスセンス910/リール:10ステラ4000S/ライン:パワープロ0.8号/リーダー:16lb


 この時点で、若林選手が40+40.5cm=80.5cmで1位です。スズキと呼べるサイズではありませんが1匹は1匹。食わせるにはそれなりの技術が求められます。この場所はまだまだ魚がいますので、若林選手は今日のリミット3匹を揃えるかもしれません。3匹で130cm越えると優勝は確定するはずなのですが…

 
 そういった「数釣りのスリル」がトーナメントの面白さの一つなのですが、やっぱり、周りが見て、すごいな〜と感じるのがビッグフィッシュです。
 それが遂に出ました。釣ったのは佐川洋介選手。2年連続アングラーオブイヤーを獲得した凄い男が、またやりました! 場所は白灯から200mほど手前の外側。稲垣選手、福井選手、松田選手らが徹底して攻めていた場所ですが、佐川選手のデカイのが来て、佐川選手は、スズキだったら間違いなくデカイだろうと確信し、慎重にやり取りをして相手を完全に弱らせてからタモ入れに成功。0.6号のラインと2号のリーダーで獲った81.5cm、推定3.5kgの見事な魚です。

▶043佐川洋介/全長:81.5cm/時間:8時05分/ポイント:白灯手前200m外側/ヒット地点:距離キワ、深さボトム/ルアー:バグリーフィッシュ・ガンガーサヨリ、パワーヘッド12g/ロッド:ゴールデンミーンキャスバルソリッド8ft/リール:04ステラC3000/ライン:PE0.6号/リーダー:クレハグランドマックスFX2号


 佐川選手はこの1匹でトップに立ちました。ただ、長さの勝負は数の勝負です。もう1匹誰かが釣ればすぐにひっくり返されるでしょう。これはこれでスリルのある展開が始まりました。


 8時41分、前場選手は39cmでした…惜しい。

 
 なかなか次が釣れません。このまま佐川選手が逃げ切れるのかと思っていた時に、松下知行選手から釣果報告が入りました。「松下です。釣りました。白灯手前の内側です」 松下選手は神戸市在住、ピュア&マーズカップ13位の実績の選手で、ルアー歴は25年。今季からWSS大会に参加しましたが、大会参加した人が常にぶち当たる壁なのですが、ヒットはさせるもののバラシが多く、結果を残せない状態が続いていました。この1匹も、2匹バラした後でルアーを替えてヒットさせたもの。ルアーは1本しかフックが装着されていませんでした。

▶354松下知行/全長:40.0cm/時間:9時20分/ポイント:白灯手前30m内側/ヒット地点:距離30m、深さボトム/ルアー:PB30g チャートバック/ロッド:ディアルーナ1006M 10.6ft/リール:エクスセンスC3000LB/ライン:シーガーバトルシーバス0.8号/リーダー:シーガープレミアムマックス20lb 1m


 その後、前場選手が2匹目を釣ります。場所はオイルフェンス前。みんながさんざんやった後の場所で、岸ジギで食わせてしまうテクニックは本当に感心します。あの激しい巻きのアクションと合わせの鋭さは真似ができません。前場選手は合計80.5cm、若林選手と同じ成績で、この時点では同率2位となります。

▶033前場伸介2匹目/全長:40.5cm/時間:9時24分/ポイント:オイルフェンス前外側/ヒット地点:キワ、深さボトム/ルアー:ギャロップ30g赤腹イワシキャスティングオリカラ/ロッド:バレーヒルGPV70SP 7.0ft/リール:メタニウムMG/ライン:クレハハリス13 4号
 

 そして、最後の最後でそれを上回ったのが、白灯内側のポイントをていねいに攻め、5匹の魚をバラしつつ、遂に42cmのキーパーを釣り上げた松下知行選手でした。


▶354松下知行/全長:42.0cm/時間:9時38分/ポイント:白灯手前30m内側/ヒット地点:距離30m、深さボトム/ルアー:PB30g チャートバック/ロッド:ディアルーナ1006M 10.6ft/リール:エクスセンスC3000LB/ライン:シーガーバトルシーバス0.8号/リーダー:シーガープレミアムマックス20lb 1m


 手前が柳選手で、奥の赤いキャップが松下選手。キワからかなり下がって釣りをしているのが分かります。


 釣リました、バラしました…これの繰り返しで遂に優勝!!

 10時50分、大会はストップフィッシングの時間を迎え、全員で防波堤のゴミ集めをして大会を終了しました。

   

 結果、40cm以上のキーパーサイズを釣った人は7人。全体で10匹上がりました。最初にも言いましたが、この釣果はかなりいい成績だと思います。
 優勝は合計82cmを釣った松下知行選手。釣った数は2匹ですが、最も数多くのバイトを取りました。そして、2位の佐川洋介選手は、今の沖堤ではまず釣れていない80cmオーバーのビッグフィッシュを細いラインとリーダーでキャッチしています。どちらも凄いです。

<結果>
順位 会員No. 氏名 成績(匹数)釣った時間 
1位 354 松下知行 82.0cm(2)9:20/9:38
2位 043 佐川洋介 81.5cm(1)8:05
3位 033 前場伸介 80.5cm(2)7:22/9:24
4位 256 若林義夫 80.5cm(2)7:40/7:59
5位 356 小島 治 56.5cm(1)7:29
6位 371 小山哲生 42.0cm(1)6:50
7位 158 稲垣裕介 40.0cm(1)7:34




【表彰パーティー】
 13時よりホテルパールシティ神戸にて開催。
 5周年記念クラシックの表彰パーティーには、19社からご協賛をいただき、14社の出展展示によるご参加をいただきました。
 参加した選手、そして見学参加された釣り人にとって、メーカーのブースでお話しさせていただけるのは大変嬉しいことです。ありがとうございました。
 クラシック協賛展示ブースをご紹介します。(敬称略させていただきます)

マーズ

オサムズファクトリー

ドレス

サンライン

ブロビス

クレハ

ヤマリア

マドネスジャパン
カツイチ

ピュアフィッシングジャパン

ゴールデンミーン

エバーグリーンインターナショナル 

ザップ
 
リベルタ

 以上の他にオーナーばり、ラッキークラフト、ヤリエ、メガバス、ベイトブレス、神戸渡船からご協力をいただきました。


【年間賞表彰】

 クラシックの表彰の前に、年間賞表彰、今シリーズ優勝者への記念品贈呈、感謝記念品贈呈が行なわれました。
 年間ランキング1位の室井翔さん(代理鈴木真人さん)には、WSSよりトロフィー、ルミノックスよりキャップ、Tシャツ、バスタオルの3点セット、ピュアフィッシングよりリールが贈られました。


 2011シリーズの優勝者5名(松田幸二さん、柳直樹さん、稲垣裕介さん、小山哲生さん、若林義夫さん)に特製チャンピオンキャップと記念品を贈呈しました。今年度の顔です。


 そして、WSS活動の趣旨を汲み取り、港湾問題に対して対処していただきましたWSS関東選手会、アングラーソウルと言う名の下に震災復興支援の釣り大会を開催に協力したWSS関西選手会に、会長より感謝記念品(日本酒)を贈呈しました。


【クラシック表彰】
 

 7位稲垣裕介さん。


 6位小山哲生さん。
 

 5位小島治さん。


 4位若林義夫さん。
 

 3位前場伸介さん。トロフィーと奨励賞、副賞が贈られました。
 

 2位佐川洋介さん。佐川さんにはトロフィーと奨励賞、副賞の他、ビッグフィッシュ賞としてエバーグリーンインターナショナルよりマシンガンジャークが贈られました。
 

 優勝松下知行さん。松下さんにはトロフィーと奨励賞、副賞としてパズデザインよりコンプリート鵺ベスト、ルミノックスより今一番人気のウォッチ(#3151)が贈られました。

 松下さんの喜びの言葉です。
 「今年から始めて、パターンもよくわからなくて、釣りをしていました。いつもバラシばかりしていますが、今日もバラしてばかりでした。キャッチ率は2割以下です。昨日プラに来て、白灯でやはりバラしてばかりしていたのですが、餌釣りですが13匹掛けている人がいて、魚がいることは分かったので、今日はそこでみんながいなくなるまで待って、斜めに曵けるような釣り方で駆け上がりを狙って釣りました。昨日は冗談で優勝する優勝すると言っていたのですが、その通りになって自分でもびっくりしています。ありがとうございました。」


【御礼】
 最後に、萱間から御礼のご挨拶をさせていただきました。
 「長いものでもう5年になりますが、今日でWSSは終わりにしようと思います。明日からはまた新しいWSSとして生まれ変わりたいと思います。考えれば、6年前、このWSSを立ち上げようとした頃から比べると、港湾の釣りの状況は、皆さんのおかげでかなり良くなりました。ご支援していただきましたメーカー並びに素晴らしいメンバーに恵まれたからだと思っています。何が素晴らしいかと言うと、皆さんは、釣り場を共有できる方々であるということ。そこなんですね。しかし世の中には釣り場を占有することが正しいと思っている人がいる。釣り場を秘密にすることや、人を閉め出すことがよいことだと誤解している人たちがいて、今年はそういう人たちに川崎の港湾の問題でひどい目に遭わされましたが、そういう人がいることは仕方がないことなんですね。釣りのレベルの問題がありますから。目指しているレベルが低い方はいっぱいおられる。そういう方々に、ほんとうに釣りが目指すものを知ってもらいたいと思っています。私自身、毎日一生懸命生きて、明日死んでも構わないと思って生きてきましたが、釣り人が誤解されたり、私たちの仲間が非難されている状況を見ると、なにくそ、負けてたまるかと思います。今日が一つの区切りですが、来年も再来年も、そういうものを変えるためにまた頑張ってまいりたいと思っています。どうか今後ともご協力をいただきますようお願い申し上げます。本日はありがとうございました。」

 

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