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Report - 2011技術交流会のエントリ

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■第17回WSS全日本シーバス技術交流会「2011エバーグリーンカップ神戸大会」レポート(1)2011/07/31

新星登場! 三重の柳直樹選手が前回準優勝に続き優勝!  


開催日:平成23年7月31日日曜日
場所:神戸港第7防波堤(兵庫県神戸市・神戸渡船利用)

航空写真

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天候:曇りのち晴れ/気温25.5〜31.9℃/風向=東北東〜東南東、1〜3.4m/s
神戸7/31の気象は▶こちら
潮:大潮/満潮6:36(潮位168cm)、干潮13:27(19cm)
神戸港7/31の潮は▶こちら

参加選手:82名
審査:5匹長寸、リミット40cm
進行:3:30~4:00受付、3:50〜4:30出船、5:11〜5:23スタート、10:30ストップフィッシング、11:00帰船、12:30抽選会・チャリティー釣具バザー・表彰式、13:30終了
大会委員長:萱間修
大会委員:弓削和夫、三好仁数、小川晃広、北原一平、北谷誠丈、吉田悠起、萱間朝


【関西は熱い!】
 6月のシーガーカップの後、日本の天候はまたまた記録的な暑さに見舞われました。梅雨明けも早く、7月になると日照りの強さで強い赤潮も一時的に発生しましたが、まあ、これは毎年のことですから別段問題はないのですが、神戸七防に関しては、シーバスの好釣果がなかなか聞かれませんでした。
 それでも最近の関西の海のルアーシーンはとても熱くて、土・日曜日の防波堤は、WSS以外のルアーマンもたくさん上がっていました。ツバスやサバ、シオ(ショゴ)、シイラなどの対象魚もあったので、それなりに楽しむ人が増えたのです。ルアーブームなのかも? まるで3年前の川崎新堤のようでした。
 面白いのは、そんな厳しい釣況の中でも釣る人はちゃんとでかいシーバスを釣っていて、70cmクラスから90cmクラスまで、釣り方(ウデ)の違いか! とWSSのメンバーならみんなが感じていたのではないでしょうか。
 果たしてバカ釣れするのか? それともこのままタフな状況なのか? 
 どちらにしても今のメンバーは本当に熱いメンバーばかりです。関東から21名、中部から15名、そして関西から46名、合計82名の名手が神戸に集結しました。
 受付を済ませた選手から順に渡船に乗り、七防の中央部へ上がります。



 4:50 スタートミーティング。
 キーパーサイズは40cm、ストップフィッシングは10時30分。
 安全装備確認を行ない 5:11 第1組がスタート、最終組は5:23スタートでした。

フライト順:
1平井利明 2平山克彦 3松本太  4松下知之 5乗松寛明 6中辻大輔
7山浦良明 8小山哲生 9佐藤和繋  10寺薗義幸 11杉浦和泉 12柳直樹
13鈴木茂博 14小島治 15下黒沢誠  16瀬渡慎太郎 17尾張泰 18道口宗作
19戸村竜太 20小谷綾子 21中島昌利  22石塚桂司 23矢野斉 24加田智己
25眞柴徹也 26伊勢和博 27舩戸健司  28工藤北美 29片山敬三 30小谷一成
31山本祥之 32片山剛 33若林義夫  34山下智也 35大岡清治 36藤田博久
37松田幸二 38宮川朗 39山岡慶  40佐川洋介 41白井昭己 42上地一史
43杉本茂昭 44宮本正治 45藤原邦浩  46山噂┛譟47前場伸介 48清水俊 
49小田雅和 50河合章利 51大坪喜正  52藤倉敏志 53西蔵忠史 54筒江功治
55下村康雄 56河野剛志 57山田聡  58鈴木勝志 59須藤泰樹 60福井崇史
61八木寿美 62西寿朗 63琴浦淳次  64小嶋大介 65林文彦 66中川隆紀
67三吉孝之 68室井翔 69堀内美香  70今西諒 71吉見孝行 72鈴木真人
73江崎祥太郎 74大谷智 75草津博  76稲垣裕介 77小川将史 78石橋勇貴
79北野建治 80猪俣智彰 81小田島裕 82松本徹

 スタートに要した時間は12分ほどですが、早いスタートか、遅いスタートかは、戦略的には大事です。赤灯側へ行くか、白灯側へ行くかで、まずは大きく分かれます。人が偏りすぎたら、別の場所を選択するという考えもあります。竿を出す前からすでに頭脳勝負が始まっているのです。




【釣果全部紹介】
 まずは、大会の釣果を時間順一気にご覧下さい。(釣り方とテクニックは後編で…)

 1匹目は千葉の前場伸介(のぶゆき)選手でした。前日プラで確認したポイントへ一目散に向かい、予定通りキャッチしました。さすが岸ンジギの達人。


1▶前場伸介/全長:41.5cm/時間:5時40分/ポイント:白灯側外側オイルフェンス前、キワ狙い/ルアー:ギャロップ30g/ロッド:バレーヒルGPT70SP 7ft/リール:シマノメタニュームMG/ライン:クレハシーガーハリス130・4号


 2匹目は東京の佐川洋介選手。ご存知、WSSの2年連続最優秀選手が、やはり前場選手と同じキワ狙いでキャッチしました。ルアーは得意のワーム。


2▶佐川洋介(1匹目)/全長:51cm/時間:6時18分/ポイント:白灯より500m外側キワ狙い、タナ3m/ルアー:マドネス・バグリーフィッシュ(サガワシークレット)+12gパワーヘッド/ロッド:ゴールデンミーンキャスバルソリッド 8ft/リール:シマノエクスセンスC3000/ライン:PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックスFX2号2m


 3匹目も壁ギリギリのキワ狙いでした。奈良の爆釣会・道口宗作選手が岸ジギでキャッチ。ポイントは本部より約500m東にある小型白灯付近。この魚、体高がありました。


3▶道口宗作:全長:45cm/時間:6時25分/ポイント:白灯方面外側、小型白灯の西25m、キワ狙い、タナ3m/ルアー:メタルジグ20g(グリーン)/ロッド:9.3ft/リール:ダイワイグジスト3000/ライン:1号/リーダー:4号


 4匹目は同じ白灯側ですが内向き(コンテナヤード方向)です。釣り人は地元神戸の山岡慶選手。キャスティングで釣っています。ちょうど満潮の時間帯になりますが、掛けてばらした人の証言も合わせて考えると、この時間帯あたりから水道側で魚の反応が出始めていたようです。


4▶山岡慶/全長:46cm/時間:6時36分/ポイント:白灯より200m手前内側/ルアー:コアマンIP(ゴールドイワシ)/ロッド:シマノエクスセンス906・9.6ft/リール:エクスセンスLB3000/ライン:PE1号/リーダー:シーガープレミアムマックス16lb 4号


 5匹目を釣ったのは今年度からの新メンバーで、三重の今西諒選手。ポイントは西コンテナヤードの中央部寄り。偶然ですが4匹目の山岡選手と同じルアーでした。

5▶今西諒/全長:45cm/時間:6時45分/ポイント:本部より西へ300m、西側コンテナヤードの最初のキリン前内側、距離50m、タナ6m/ルアー:コアマンIP-26(イワシゴールド)/ロッド:エバーグリーンゼファーストリームファイター 9.4ft/リール:モアザンブランジーノ2508SH-LBD/ライン:バトルJライト0.8号/リーダー:4号


 
 次の釣果コールは三重の柳直樹選手からでした。釣果報告は7時ちょうどぐらい。携帯の電波状態が悪く場所確認ができなかったため、検量は40分後になりましたが、ストリンガーのおかげで魚は元気でした。また柳選手はこの場所を動くつもりはなく、周りを気にせず、集中して釣っていました。


6▶柳直樹(1匹目)/全長:43cm/時間:7時00分/ポイント:白灯側オイルフェンスより100m東の内側(渡船台の50m東)、距離60m、タナ表層/ルアー:コアマンIP-26(ハンドペイント・チャートカラーレッドヘッド)/ロッド:9.6ft/リール:BBXテクニウム3000DHG/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガーグランドマックス3.5号


 7匹目はそれまでとはまったく違う場所で、違うパターンです。そしてこれが75cmのビッグウェイト! 素晴らしい1匹でした。
 釣り人は愛知の猪俣智彰選手。最終組スタートだったのでここしか残っていなかったそうですが、裏本命場所であることが証明できました。沖までゴロ石で埋め立てられている場所で水深5mもないような超浅場です。猪俣選手はここで3匹キャッチし、2匹がノンキーですが、このビッグフィッシュをモノにしました。


7▶猪俣智彰/全長:75cm(ビッグフィッシュ賞)/時間:7時41分/ポイント:西側オイルフェンス横石堤から100m東側、外側、距離70m、タナ1m/ルアー:クロスウォーター爆岸バイブ(銀粉プレミアム)/ロッド:エバーグリーンゼファーブレードマスター10ft/リール:ステラC3000DHG/ライン:シーガーバトルシーバス0.8号/リーダー:シーガープレミアムマックス16lb 4号

(これが西側オイルフェンス横の石畳です)




 8匹目の釣果コールは、七防にこの人あり、宮ブラの宮川朗選手です。広範囲に全体の様子を探りつつ、東コンテナヤード前のエリアに入ります。ヒットルアーはハイブリッドスイマー。他の人が釣れていない時に釣れるのは、何か秘密があるのでしょうか? 


8▶宮川朗/全長:47cm/時間:7時44分/ポイント:東コンテナヤード前(キリン4と5の間)外側、距離40m、タナ3m/ルアー:ブロビスハイブリッドスイマープロトタイプ(緑金)26g/ロッド:エバーグリーンストリームマスター98 9.8ft/リール:ブランジーノLB/ライン:ソルティガ8・16lb/リーダー:シーガーグランドマックスFX4号1m

 満潮から1時間経過して、潮の流れが出始めました。この潮の流れが、七防においては非常に複雑で、水道全体をドーッと流れるということはほとんどなく、横に縦に、早く緩く、止まったり動いたり… それがどの辺りで、どんな条件度起こるのかという「読み」、そしてそれを釣る「技術」が必要となります。


 そして7時55分、遂に佐川洋介選手が2匹目を上げました。
 場所は本部の近くの水道向き。今度はマービー90でのヒットで、沖目の潮流狙い。
 この日の状況で2匹合計97cmを持っているのは強いです。1匹大物を釣っても追い抜けませんからフロックはありません。佐川選手は「4度目の優勝!」を信じたに違いないでしょう。


9▶佐川洋介(2匹目)/全長:46cm/時間:7時55分/ポイント:本部から東へ100m内向き、距離60m、タナ3m/ルアー:エバーグリーンマービー90・1oz(レーザーゴーストイワシ)/ロッド:ゴールデンミーンアウトレイジ88L・8.8ft/リール:シマノ04ステラC3000/ライン:PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックス14lb 3号・1.5m


 その後はまた東コンテナヤード前で釣果が続きました。
 まず10匹目、今年度からのメンバー、大阪の伊勢和博選手がグッドサイズを上げます。ルアーはバリッド90。釣った状況を上手く説明できないぐらい喜んでおられましたね。今日の1匹は嬉しいはずです。

10▶伊勢和博/全長:65cm/時間:8時38分/ポイント:東コンテナヤードのキリン4本目前、内側向き、距離タナ?/ルアー:ラッキークラフトバリッド90(デイゲームグリーン)/ロッド:902L・9ft/リール:ルビアス2500/ライン:PE0.8号/リーダー: 12lb


 11匹目は地元西宮の須藤泰樹選手。ルアーは湾バイブ。ヒットポイントは20mぐらいですが、8時50分頃、潮が複雑に動き始めたのでしょう。


11▶須藤泰樹/全長:52.5cm/時間:8時50分/ポイント:東コンテナヤードのキリン3本目、NYKコンテナ船の真ん中、内向き、距離20m、タナはカウント3/ルアー:ベイトブレス湾バイブ24g/ロッド:シマノオシアAR-CS906L・9.6ft/リール:シマノエクスセンスLB/ライン:シーガーバトルシーバスPE0.8号/リーダー: シーガープレミアムマックス4号


 そして、この後ドラマが一気に面白くなります! 
 三重の柳直樹選手が2匹目、3匹目を連続キャッチするのです!

 柳選手の2匹目は8時58分。ポイントは1匹目と同じ場所。ルアーをアワビチューニングしたレンジバイブに変更して、60m沖で食わせました。サイズは66cm、1匹目が43cmなので合計109cm。1位に躍り出ました。

12▶柳直樹(2匹目)/全長:66cm/時間:8時58分/ポイント:白灯側オイルフェンスより100m東、内向き、距離60m、タナ中層/ルアー:バスデイレンジバイブ80ES(ハンドペイント・キビナゴカラー白アワビ張り)/ロッド:9.6ft/リール:BBXテクニウム3000DHG/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガーグランドマックス3.5号


 柳選手が凄いのは、その魚を検寸・リリースしてすぐに、3匹目を同じ潮の中から引き出したことでしょう。変化する潮の中で、どこに魚がいるのか、ピンポイントが分かっているということです。釣ったルアーは同じくレンジバイブ。3匹目もサイズがよく65cm! 合計174cmでぶっちぎり優勝を決めました。

13▶柳直樹(3匹目)/全長:65cm/時間:9時09分/ポイント:白灯側オイルフェンスより100m東、内向き、距離60m、タナ中層/ルアー:バスデイレンジバイブ80ES(ハンドペイント・キビナゴカラー白アワビ張り)/ロッド:9.6ft/リール:BBXテクニウム3000DHG/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガーグランドマックス3.5号


 これが柳選手自作のアワビチューンレンジバイブ80と優勝を決めた魚です。

 あとは佐川選手の追い上げが気になるところですが、佐川選手には柳選手が3匹釣っていると言う事実は伝わってはいません。佐川選手は、西側のコンテナヤード前まで、沖の潮が動き始めるポイントを軸に「一発狙い」で移動していたからです。


 最後の3本は東西それぞれのコンテナヤードの「中央部寄り」のポイントで出ました。
 14匹目は埼玉の大坪喜正選手。6位に入った53cmです。沖で流れていた潮にヨレができ始めたタイミングでした。


14▶大坪喜正/全長:53cm/時間:9時12分/ポイント:東コンテナヤードのキリン東より7個目、内側向き、距離60m、タナ4mくらい/ルアー:コアマンIP-26(コンスタンギーゴ)/ロッド:モアザンブランジーノ96MML・9.6ft/リール:シマノ07ステラ4000S/ライン:PE1号/リーダー:シーガーグランドマックスFX3号・ ・1.2m


 その次は今年度からのメンバー、東京の三吉孝之選手です。本部より西側からの釣果は久しぶりです。ルアーはブレードベイト。潮に流し込むテクニックで釣ったそうです。さすが。


15▶三吉孝之/全長:43.5cm/時間:9時32分/ポイント:本部から西へ300m内向き、距離30m、タナ5m/ルアー:リッチ29g/ロッド:10t/リール:セルテート3012H/バークレイファイヤーライン1号/リーダー: サンラインフロロ16lb・1.5m

 最後の16匹目は神奈川の鈴木真人選手。大坪選手のエリアに近い所でやっていましたが、ラッキーですね、サイズで大坪選手を上回りました。ルアーも大坪選手と同じカラーでした。
 最後まで諦めないということも大事ですね。


16▶鈴木真人/全長:57cm/時間:9時40分/ポイント:東コンテナヤードのキリン東より6個目と7個目の間、内側向き、距離50m、タナ5mくらい/ルアー:コアマンIP-26(コンスタンギーゴ)/ロッド:モアザンブランジーノ96MML・9.6ft/リール:シマノBBXテクニウム3000DHG/ライン:ダイワサーフPE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックス3号

 そして10時30分ストップフィッシング。11時まで防波堤の上を掃除してもらって大会は終了しますが、本当のチャンピオンたちは、毎回この清掃活動をきちんとやってくれています。釣り人としては、どんな大会で優勝するより大事なことがあるのだということも学んでいただきたいと思います。


<結果>  
1位:343 柳 直樹 174cm(3匹 43+66+65cm)50P
2位:043 佐川洋介 97cm(2匹 51+46cm)45P
3位:239 猪俣智彰 75cm(ビッグフィッシュ賞)40P
4位:365 伊勢和博 65cm 38P
5位:276 鈴木真人 57cm 36P
6位:257 大坪喜正 53cm 34P
7位:272 須藤泰樹 52.5cm 32P
8位:077 宮川 朗 47cm 30P
9位:338 山岡 慶 46cm 29P
10位:147 道口宗作 45cm 28P
11位:390 今西 諒 45cm 27P
12位:366 三吉孝之 43.5cm 26P
13位:033 前場伸介 41.5cm 25P(14位以下は3P)

……後編に続く

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