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Report - 2011技術交流会のエントリ

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■第16回WSS全日本シーバス技術交流会・シーガーカップ四日市大会 レポート2011/06/19

今期第1戦は伊勢湾で開催! 松田幸二選手が2度目の優勝を飾る。


開催日:平成23年6月19日日曜日
場所:四日市一文字(三重県四日市市稲葉町岸壁・金山渡船利用)
航空写真

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天候:雨のち曇り/気温19.5〜22℃/風向=南西〜南、0.3〜1m/s
潮:中潮/満潮7:24(潮位212)、干潮14:09(26)
6/19の潮は▶こちら
参加選手:64名
審査:5匹長寸、リミット35cm
進行:4:00受付開始、5:00出船、5:30スタート、10:30ストップフィッシング、11:00帰船、12:00チャリティーバザー等開催、12:30表彰式、13:20終了
大会委員長:萱間修
大会委員:早川聡、北原一平、北谷しげとも、かやまともや


【名だたる選手が四日市に集結しました!】



 今期第1戦を、絶好調の四日市沖堤で実施することになり、関東から、そして関西から、名だたる選手が集まりました。
 今年は関東が、大地震の影響と港湾管理問題などでいまだに十分なスタートが切れない状況でありますが、来月には小名浜の水族館(アクアマリンふくしま)も再開できるぐらいになっているそうで、海のほうの、経済のほうの復興は、着実に進んでいるようです。震災から3カ月が経つということは、そういうことなのだと思います。自粛自粛はもうやめてほしい、立ち直るために、みんなでがんばって生きていかなければならなりません。
 そうでした。今回の冠スポンサーであるクレハさんの工場も福島県いわき市にあり、現在震災で止まっていたのを半分以上は復旧して稼働させたらしいですが、今回のシーガーカップにより市場活性化が少しでも進んで、良くなることを期待したいと思います。
 さて、今回の参加者は64名、関東から18名、関西から29名、中部東海から16名、中国から1名です。
 1週間前のプラでは、アベレージは40〜50cmながら、小型は少なく、60アップも出ていました。前日もよく釣れていましたし、3日前には稲垣裕介さんが73cmというサイズを釣っていました。ちなみに伊勢湾で60cmと言えば、東京湾や大阪湾では70アップに匹敵するサイズで、これはシーバスという魚の特徴なのだと思いますが、湾(エリア)ごとに違う性質がありそうで、個体差というよりも、それぞれ別個に進化をしているのではないかと、釣り人としては思ったりします。
 伊勢湾には伊勢湾なりの攻略法があって当然でしょう。地元メソッドが強いのかそれとも… 結果が楽しみです。


【雨がやんで、風もなく、釣れそうです!…】

 6月19日。梅雨の雨が少し降る中で4時から受付。金山渡船さんからポカリを1本ずついただいて5時出船。5時20分にスタートミーティングを行ないました。小雨ですが、すぐにやみそうな空模様です。
 今回のキーパーは35cm以上、5匹の合計長寸で、10時30分ストップフィッシングです。
 選手会会長佐川さんから挨拶。「関東からもたくさん来させてもらいました。みんなが楽しみにしているトーナメントがやっと始まるということで、がんばりたいと思います!」
 フライト順は次の通りです。

1柳直樹 2山浦良明 3大坪喜正 4小島治 5鈴木真人 6六井輝光
7藤島健一 8片山敬三 9乗松寛明 10小谷一成 11山岡慶 12小田雅和
13大谷智 14藤田博久 15山下智也 16藤原邦浩 17西田晃大 18河合章利
19石塚桂司 20伊勢和博 21室井翔 22前場伸介 23尾張泰 24平井利明
25加藤隆弘 26猪俣智彰 27宮本正治 28相良記央 29宮基之 30八木寿美
31松本徹 32小山哲生 33下村康雄 34河野剛志 35松本太 36上地一史
37道口宗作 38稲垣裕介 39佐川洋介 40杉本茂昭 41高谷友之 42山田聡
43宮川朗 44山内直人 45須藤泰樹 46下黒沢誠 47福井崇史 48寺薗義幸
49松下知之 50中川隆紀 51江崎祥太郎 52荒牧伸弥 53松田幸二 54琴浦淳次
55若林義夫 56矢冨賢哉 57堀内美香 58小田島裕 59能勢慎 60岩橋雄樹
61小谷綾子 62石橋勇貴 63小嶋大介 64佐藤和繋


【前半戦スタート、ファーストフィッシュは先生(佐川選手)!】

 釣り場ですが、本部(船着場)から北側が「新堤」と言われる部分で、先端に白灯があります。本部から南に100mnで2.5mほど下がった所があり、そこから南側が「旧堤」と言われる所で、東にクランクして、先端に赤灯があります。新堤が1kmほど、旧堤が2kmほどあります。
 7時ぐらいまでは潮が上げてくる、絶好の時合いですが、バイトラッシュはありませんでした。これは小沼氏の名言ですが、「本番は普段の10分の1釣れれば上出来だよ」という言葉があります。大会の日や取材の時は、日を選べないし、人のプレッシャーが半端でなく、シーバスはそれをよく知っているからです。

 ファーストフィッシュは、白灯側の佐川洋介選手から、5時56分に。
「上のほうで食ってくると思って、これで釣りましたよ!」ルアーはプエブロ・ジャックドゥ。ダートするチューンを施したものですが、これが狙い通りに当たって、チャンピオンはとてもご機嫌でした。

▶佐川洋介43.5cm【釣果データ】全長:43.5cm/時間:5時56分/場所:白灯より300m手前内側、距離40m、レンジ3m 【タックルデータ】ルアー:ゴールデンミーン・ジャックドゥ/ロッド:ゴールデンミーン・キャスバルアウトレイジ8.8ft/リール:シマノ・07ステラ4000S/ライン:PE1号/リーダー:シーガー・グランドマックスFX4号


 続いて6時02分、本部近く旧堤より外側から荒牧伸弥選手。
 48.5cmですから、いいサイズです。体格がよく、よくエサを食べている魚だと分かります。
「使ったのはマーズのボディーキールですが、ジグヘッドに手を加えています…」と、ブロビスさんの影響も受けつつ、新しいベイトを模索中のようです。

▶荒牧伸弥48.5cm【釣果データ】全長:48.5cm/時間:6時/場所:センター段下外向き、距離10m、レンジ1m【タックルデータ】ルアー:マーズ・ボディキール(プロブルー)+自作チューンドジグヘッド/ロッド:ダイコー・プレミアム87ML/リール:ダイワ・ブランジーノ3000/ライン:シーガー・バトルシーバス0.8号/リーダー:フロロ20lb


 3匹目のコールは昨年度神戸で優勝している乗松寛明選手が赤灯から送ってきました。サイズは48.5で荒牧選手と同じ。2匹持っていたのですが、もう1匹は35cm以下でした。場所は赤灯下。流れが絞り込まれて速くなる、この堤防でがら空きの時には外せないポイントです。さすがの場所選びでした。

▶乗松寛明48.5cm【釣果データ】全長:48.5cm/時間:6時10分/場所:赤灯内側 【タックルデータ】ルアー:マドネスジャパン・バクリーフィッシュ3.2(チャート)+ジグヘッド/ロッド:シマノ・8.9ft/リール:シマノ・ステラ2500/ライン:16lb/リーダー:シーガー・グランドマックスFX16lb


 同じ時間、白灯側でも今期からのメンバー、東京都から遠征してきた室井翔(かける)選手がキャッチしました。ルアーはやはりゴム系です。

▶室井 翔44cm【釣果データ】全長:44cm/時間:6時10分/場所:白灯、距離30m、レンジ1.5m 【タックルデータ】ルアー:マドネスジャパン・バクリーフィッシュ+パワーヘッド12g/ロッド:ゴールデンミーン・キャスバルソリッド/リール:ダイワ・セルテート2500/ライン:0.6号/リーダー:シーガー・グランドマックス2.5号

 魚は確かにいます。トプウォーターなどに出てきて、大型をばらしている選手もあったようです。
 海面をざわつかせているのはコノシロの大群です。また、カタクチイワシやボラの群れも見られます。その近くにシーバスがついているのだと思われますが、それを引き出すのが難しいようです。とにかくベイトフィッシュの豊富さには驚きです。これに今の時期はバチも加わっているのでしょうから、シーバスを釣る決定版が何なのか、悩むのは仕方がないことかもしれません。




【好時合がまだまだ続きます!】

 釣果連絡は釣った時間よりも10分程度遅くなりましたが、この時間帯に魚のバイトが何発もあったことは事実です。そのため、釣った魚をストリンガーに掛けて、釣果連絡を後回しにしてでも釣ったほうが有利だと判断した選手もあります。それが柳直樹選手です。地元三重のアングラーで、四日市は自信がある釣り場。ルアーはやはりゴム系ですが、独特なカラー選定、流れを曵くテクニックなど、かなりの使い手であることは確か。
「釣りました。2匹持っています!」と電話をしてきた声は、やりましたよ!って感じがありました。この2匹でトップに!(最終的には2位の好成績を取ることとなります)。

▶柳直樹50cm(1匹目)【釣果データ】全長:50cm/時間:6時10分/場所:赤灯外向き、距離20m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:マーズ・R-32グラマラス(4inchチャートカラー/12g静ヘッド)/ロッド:ダイワ・モアザンデーモンフッカー2-83.5LL/リール:シマノ・エクスセンスLB3000/ライン:サンライン・キャストアウェイ0.6号/リーダー:ダイワ・モアザンセンサー12lb

▶柳直樹43.5cm(2匹目)【釣果データ】全長:43.5cm/時間:6時15分/場所:赤灯外向き、距離20m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:マドネスジャパン・バクリーテー(ガンガーサヨリ/12g静ヘッド)/ロッド:ダイワ・モアザンデーモンフッカー2-83.5LL/リール:シマノ・エクスセンスLB3000/ライン:サンライン・キャストアウェイ0.6号/リーダー:ダイワ・モアザンセンサー12lb


 いろんな場所で一斉に釣れることがあるのが、大会をやっているとよくわかります。
 9時19分、白灯の広い波止の中央部で名古屋の大谷智(とも)選手。ルアーはアイアンプレートでした。

▶大谷 智44.5cm【釣果データ】全長:44.5cm/時間:6時19分/場所:白灯より200m手前内側、距離50m、レンジ中層下 【タックルデータ】ルアー:コアマン・IP-26(ゴールド)/ロッド:シマノ・10ft/リール:シマノ・エクスセンスCI4 4000番/ライン:1号/リーダー:シーガー・プレミアムマックス5号


 旧堤中央部分では、方向が内(西向き)と外(東向き)で違うのですが二人がほぼ同時に釣りました。
 愛知のチームローカル松本太選手は内向きで。ルアーはプルプルサーディン。北原審判員が近くにいたので、取り込みの写真も撮れました。

▶松本 太41.5cm【釣果データ】全長:41.5cm/時間:6時20分/場所:中堤、距離15m、レンジ2.5〜3m 【タックルデータ】ルアー:オサムズファクトリー・プルプルサーディン(イワシ)+10gジグヘッド/ロッド:ダイワ・モアザンウエディングマスター9ft/リール:ダイワ・セルテート2500R/ライン:1号15lb/リーダー:シーガー・プレミアムマックス20lb1m


 外向きとなる高場では、大阪の小谷(こだに)一成選手が爆岸バイブで釣りました。50cmに近いコンディションの良いグッドサイズです。
 全体を見ればテッパン(メタルバイブ)での釣果は少ないです。テッパンにバイトは何回もあるようですが、「食いの浅さ」を皆さん問題にしているようでした。

▶小谷一成49.5cm【釣果データ】全長:49.5cm/時間:6時23分/場所:センター外向き、距離10m、レンジ10cm 【タックルデータ】ルアー:クロスウォーター・爆岸バイブ20g(赤金)/ロッド:9.3ft/リール:シマノ・エクスセンスC3000HGM LB/ライン:12lb/リーダー:シーガー・プレミアムマックス20lb 50cm


【ワームからテッパンまで釣り方はいろいろあります!】

 スタートから1時間、キーパー以上を2匹釣っている選手はまだ一人だけ。伊勢湾のシーバスはなかなか手ごわいようです。
 そんな中、ボイルをめがけて、赤灯近くの幅の狭い高場を早足でさっさと歩いている選手がいました。身軽さだけではなく、最近関西で一目置かれる存在となっている福井崇史選手。釣ったサイズは45.5cm。今日初のバイブレーションによる釣果です。



▶福井崇史45.5cm(1匹目)【釣果データ】全長:45.5cm/時間:6時30分/場所:赤灯手前、外向き、距離30m、レンジ表層 【タックルデータ】ルアー:ラッキークラフト・バリッド70H(伊勢吉オリカラ)15g7cm/ロッド:ダイワ・モアザンブランジーノ96mml(9.6ft)/リール:ダイワ・トーナメントISOZ3000LBD/ライン:サンライン・ライトジギングPE1号16lb/リーダー:シーガー・グランドマックスFX3号1m


 同じ頃、白灯側ではベイトフィッシュのもじりも少なく、バイトが途絶えて、場所を見切る選手も出てきましたが、そんな中で、先端部からボトム付近の流れをとらえて51cmのグッドサイズを上げた選手があります。ジグの名手で、以前も大きなソイを釣っていた地元四日市の小山哲生選手です。
 「メタルジグが大好きで、20年近く前から…。いろいろルアーは使うんですよ。でもやっぱりジグが好きなんですよね」横で釣っていた小島さんが言うには、ここ(伊勢湾)でジグを使う人が多いのは小山さんの影響もあるのだそうです。全体のアベレージサイズが小型化している所で、メタルジグフィッシングの有効性を見せていただいたような気がします。

▶小山哲生51cm【釣果データ】全長:51cm/時間:6時38分/場所:白灯先端、距離50m、レンジボトム 【タックルデータ】ルアー:闘魂ジグ(30g8cm)/ロッド:モアザン10.4ft/リール:ダイワ・セルテートハイパー/ライン:1号/リーダー:シーガー・グランドマックス


 もう一人、この釣り場のベテラン、地元の佐藤和繁選手も釣りました。場所は旧堤中央部外向きです。昨日のプラではトップでコンディションの良い50アップを釣っていたそうですが、今日はがらっと変わって、かなり渋いと言っていました。釣ったルアーはワーム。

▶佐藤和繋44cm【釣果データ】全長:44cm/時間:6時47分/場所:旧堤コーナー手前50m外側、距離30m、レンジ3m 【タックルデータ】ルアー:ワーム4インチ(サヨリ)+パワーヘッド/ロッド:9.8ft/リール:ダイワ・イグジスト/ライン:ダイワ・モアザンセンサー1号/リーダー:シーガー・グランドマックス16lb60cm


 白灯のほうでもう一人、今度は東京の下黒沢誠選手です。ルアーはスカジットのスライドベイトの小さいサイズ。小山選手とは打って変わって、表層レンジから引き出したこれもグッドサイズの48cm。昨年は神戸でもお立ち台に立っていて、どこの釣り場でもなにか手を考えて1匹ものにできる、なかなかの名手だと思います。

▶下黒沢誠48cm【釣果データ】全長:48cm/時間:6時50分/場所:白灯先、距離40m、レンジ表層ちょい下 【タックルデータ】ルアー:スカジットデザインズ・スライドベイトヘビーワン(イズミジャイアン)7cm/ロッド:ダイワ・ラブラックス98MLPE(9.8ft)/リール:シマノ・ステラ4000S/ライン:PE 0.8号/リーダー:シーガー・グランドマックスFX3号30cm


 この時間、釣れていない場所は港向き(西面)と白灯のコーナー付近でしょうか。全体を見回してみると、満潮の手前で、潮流が止まっているところがあり、その周辺はやはりライズも少ないようでした。

 さて、7時を過ぎて中川隆紀選手が「やっとフッキングできた!」と1匹を上げました。ルアーは、最近いつもそうなのですがコアマンのアイアンプレートで、中川選手はこのルアーの様々な使い方ができる方なのだと感心します。

▶中川隆紀44cm【釣果データ】全長:44cm/時間:7時5分/場所:センター西寄り外向き、距離10m、レンジ表層 【タックルデータ】ルアー:コアマン・IP-26(ピンクヘッド)/ロッド:9.3 ft/リール:シマノ・ステラ3000C/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガー・プレミアムマックス5号


 地元三重のベテラン片山敬三選手は旧堤のコーナー付近で上げました。ルアーはアルカリ。サイズは出ていませんが嬉しい1匹です。

▶片山敬三41.5cm【釣果データ】全長:41.5cm/時間:7時6分/場所:旧堤カド付近、距離10m、レンジ2m 【タックルデータ】ルアー:コアマンアルカリ+パワーヘッド/ロッド:シマノ・エクスセンス902/リール:シマノ・ツインパワーC3000HG/ライン:0.8号/リーダー:シーガー・プレミアムマックス16lb



 この時間帯、旧堤中央部〜赤灯に掛けての外側が騒がしくなっていました。水面にライズがしきりにあり、それはコノシロ、カタクチなどですが、よく見るとその周りに型の良いシーバスが泳いでいるのも見えました。
 片山選手が釣った後、さらに赤灯寄りで、今度は福井崇史選手が取り込みをしていました。
 7時10分、まるまると太ったバツグンの魚で、46.5cmでした。釣ったルアーはドッグXコアユ! なんとトップウォーターです。
「9発掛けてやっとです! やっと釣りましたよ!」と、福井選手はトップでの反応の良さと楽しさを表現してくれました。これで2匹目! 合計で…92cm。柳選手にわずかに及びませんがこの時点で2位に。優勝が見えてきた1匹となります。

▶福井崇史46.5cm(2匹目!)【釣果データ】全長:46.5cm/時間:7時10分/場所:赤灯外向き、距離5m、レンジトップ 【タックルデータ】ルアー:ドッグXコアユ/ロッド:ゴールデンミーン・キャスバルCVS-80S(8.0ft)/リール:ダイワ・カルディアKIX2506/ライン:8lb/リーダー:シーガー・グランドマックスFX2号1.2m


 同じエリアになりますが、コーナーで釣りをしていた2人の選手のうち一人が釣れているエリアのほうに移動しました。その時、コーナーに残って釣りをしていた江崎祥太郎選手がヒット! これは後で優勝した松田選手も言うのですが、「気配が消えること」も魚釣りのキモなんですよね! 
 江崎選手は愛知の選手で今回が始めての参加でした。ルアーは鮮やかな黄色のR32銀粉カラー。やっぱり釣れるんですね。

▶江崎祥太郎45.5cm【釣果データ】全長:45.5cm/時間:7時12分/場所:旧堤コーナー東向き、距離20m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:マーズ・R-32(銀粉チャート)+静ヘッド12g/ロッド:ダイワ・ラテオパイレーツ9ft/リール:シマノ・エクスセンスCI4 C3000M/ライン:0.8号/リーダー:5号

 ほぼ同じ時間、赤灯先端の南向きで藤原邦浩選手がテッパンでキャッチ。入れ代わり誰かに攻められている場所でも、手を替えれば結果に結びつくのでしょう。何よりも藤原選手はこのポイントを自信を持って釣っていたと思います。


▶藤原邦浩38.5cm【釣果データ】全長:38.5cm/時間:7時13分/場所:赤灯南向、距離10m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:鉄板バイブ26gグリーン/ロッド:シマノ・エクスセンス910/リール:シマノ・エクスセンスLBC3000/ライン:ダイワ・モアザンセンサー0.8号/リーダー:シーガー・リアルFX80cm



【ここから後半戦に入ります。2匹目勝負になってきました!】

 その後、40分間ほど、釣果連絡が空く時間帯がありました。
 お分かりだと思いますが、満潮の潮どまりの時間帯で、次の動き始めがどの場所から起こるのか? また下げに変わって食いはどう変わるのか? シーバスの競技会が、読みとテクニックの頭脳ゲームであるところを、じっくり見ていただきたいと思います。
 ここからが後半戦です。

 まずは7時53分、白灯先端で小島治選手がアイアンプレートで44.5cmを釣ります。ロングキャストの中層狙い。この先端部で潮の流れを釣るという図式は最もオーソドックスなパターンだと思いますが、この日の状況で、結果を出すことができたのはさすが。この釣り場に精通しているからでしょう。

▶小島 治44.5cm【釣果データ】全長:44.5cm/時間:7時53分/場所:白灯先端、距離50m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:コアマン・IP-26(緑金アワビ貼り)/ロッド:エバーグリーン・ゼファーエクセルキャスター9.6ft/リール:ダイワ・セルテート2508RH/ライン:PE1号/リーダー:シーガー・グランドマックスFX5号


 さて、ここまで2匹を釣っていたのは2人だけで、既に15人程度は釣果を上げていましたから、誰かがもう1匹、グッドサイズの魚をもう1匹釣るだけで、順位は大きく変わるわけですが、その「もう1匹」がなかなか釣れません。
 この状況を打ち破ったのが、松田幸二選手。一昨年に歴代記録魚(5.6kg95cm)を釣っていますから、ストロングな釣りをされているような印象があるかもしれませんが、実はかなり繊細な釣り方をする方で、得意なブレードでもかなりスローなアクションでいつもやっています(見ている限りですが)。
 この日は朝一に大型のトップウォーターで一発超デカい魚を掛けてバラし、その後は、状況を見てワームだと判断して、食いの渋った魚を食わす戦略に絞りました。
 釣ったポイントは沖目の表層です。51cmのグッドなサイズでした。

▶松田幸二51cm(1匹目)【釣果データ】全長:51cm/時間:7時57分/場所:旧堤コーナー手前50m外側、距離40m、レンジ0.5m 【タックルデータ】ルアー:オサムズファクトリー・プルプルサーディン(サヨリ)+12g静ヘッド/ロッド:シマノ・ルミナス900(9ft)/リール:ダイワ・イグジスト2508/ライン:1号22lb/リーダー:シーガー・リアルFX4号60cm


【稲垣選手のビッグフィッシュ戦略も見事でした!】

 ここの魚は細くて長いタイプと肥えていて短いタイプがありますが、どちらが来るかは、運なのか、攻め方なのかは断言できないところがあるようです。トップだから太いとか、ワームだから細いとか、ある程度は言えなくはないのかも知れませんが、それも狙い方、釣り方を変えれば逆の答えが出てきます。
 それを教えてくれたのが稲垣裕介選手(ご存知どこの釣り場でも必ずお立ち台に立つ、しかし未だ無冠の帝王)の釣り方でした。

 稲垣選手は8時、堤防中央部外側で、この釣り場では太目の62.5cmのビッグフィッシュを上げました。
 「コノシロの下にいるだろう大型を狙ってワームを沈めていくんですが、それが上手く沈められるかどうかで…。あ、それとルアーですが、トッターて言うのを使っています。ジグヘッドも7gの宮川さんオススメのヤツがあるんです」と、釣り方を全部教えてくれましたが、セレクティブな魚に対して様々なものを試してきた苦労が見て取れますね。かなり奥が深いのだと思います。稲垣選手はこの1匹で4位を獲得しました。


▶稲垣裕介62.5cm【釣果データ】全長:62.5cm/時間:8時/場所:本部から旧堤へ100m外向き、距離10m、レンジ1m 【タックルデータ】ルアー:ワーム(トッター)+ジグヘッド7g/ロッド:8.7ft/リール:ダイワ・トーナメントエアリティ/ライン:シーガー・バトルシーバス0.8号/リーダー:シーガー・グランドマックスFX4号1m
 なお、稲垣選手の魚について付け加えますと、ウエイトはおそらく2kg程度と思われますが、この釣り場の50cmの平均ウエイトが800g〜1kgですから、昨年までのウエイト制なら1位に躍り出ていた魚です。


 その後潮が緩くなって、全体に釣れなくなりました。松田選手の釣ったエリアには、コノシロとともに釣り人もやってきて騒がしくなり、目的のシーバスは釣れそうになくなりました。
 小嶋大介選手が「キーパーぎりぎりですが…」と連絡してくれた後はしばらく釣れません。

▶小嶋大介35cm【釣果データ】全長:35cm/時間:8時11分/場所:白灯側カーブ内側、距離15〜20m、レンジ中層 【タックルデータ】ルアー:エバーグリーン・ジャベリンジェット(30gイワシ))ロッド:エバーグリーン・PZS-96/リール:ダイワ・トーナメント磯Z2500LBD/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガー・グランドマックス12lb


 松田選手が2匹目を釣ったのは、みんなが諦めかけた時です。その時、沖目の潮に流れが出たのを松田選手は見逃しませんでした。気合いが抜けた状態でしたが、会話をしながらキャストをして、少し沈めて、ゆっくりと巻きました。
「あ、きたきた!」一緒に話をしていた友人が驚きます。「よそ見して釣ってたんで、殺気が消えたんちゃうかな?」と…。確かに、何も考えないということは、本来体に染み付いたリズムで引けたということかもしれません。釣った魚はかなり細かったのですが、48.5cmの長さがありました。

▶松田幸二48.5cm(2匹目)【釣果データ】全長:48.5cm/時間:8時46分/場所:旧堤コーナー手前200m外側、距離30m、レンジ1.5m 【タックルデータ】ルアー:オサムズファクトリー・プルプルサーディン(サヨリ)+12g静ヘッド/ロッド:シマノ・ルミナス900(9ft)/リール:ダイワ・イグジスト2508/ライン:1号22lb/リーダー:シーガー・リアルFX4号60cm

 これで2匹合計99.5cm。松田選手は2回目の技術交流会を勝ち取り、2個目のルミノックスを手にすることとなりました。複数優勝は佐川選手以来です。おめでとうございます!


 大会は9時45分に内側で六井輝光選手が貴重な魚をIP-26でゲットして終了となりました。

▶六井輝光40cm【釣果データ】全長:40cm/時間:9時45分/場所:旧堤先端から500m東、距離30m、レンジ6m 【タックルデータ】ルアー:コアマン・IP-26(ゴールドチャート)/ロッド:シマノ・エクスセンス9.6ft/リール:シマノ・ツインパワー4000S/ライン:PE0.8号/リーダー:シーガー・プレミアムマックス16lb



 大会の役員の早川さん、北原さん、北谷さんありがとうございました。チャリティーバザーに寄付していただいた方々、出展していただいた皆様ありがとうございました。そして金山渡船様と佐藤選手のおかげでスムーズに進行できましたありがとうございました。冠協賛をいただきましたクレハ様ありがとうございました。
 表彰式を終えて皆さんに少しだけお話ししましたが、今、港湾部施設利用について管理者と利用者でルールづくりをする方向に動いてきています。この時を迎えることができたのは、今まで会員の皆さんが安全に気をつけて運営してくれたおかげです。特に今年は重要な年になると思いますので、よろしくお願いいたします。(萱間記)

<結果> 順位・会員No.・名前・成績・獲得ポイント
1位:No.209 松田幸二 99.5cm(51cm+48.5cm) 50P
2位:No.343 柳 直樹 93.5cm(43.5cm+50cm) 45P
3位:No.187 福井崇史 92cm(45.5cm+46.5cm) 40P
4位:No.158 稲垣裕介 62.5cm ☆BIG FISH賞  38P
5位:No.371 小山哲生 51cm  36P
6位:No.378 小谷一成 49.5cm  34P
7位:No.186 荒牧伸弥 48.5cm  32P
8位:No.200 乗松寛明 48.5cm  30P
9位:No.258 下黒沢 誠 48cm  29P
10位:No.355 江崎祥太郎 45.5cm  28P
11位:No.357 大谷 智 44.5cm  27P
12位:No.356 小島 治 44.5cm  26P
13位:No.376 室井 翔 44cm  25P
14位:No.179 佐藤和繋 44cm  24P
15位:No.252 中川隆紀 44cm  23P
16位:No.043 佐川洋介 43.5cm  22P
17位:No.387 松本 太 41.5cm  21P
18位:No.189 片山敬三 41.5cm  20P
19位:No.300 六井輝光 40cm  19P
20位:No.184 藤原邦浩 38.5cm  18P
21位:No.155 小嶋大介 35cm  17P(以下は3P)
(参考:猪俣智彰マゴチ47.5cm/山浦良明ヒラメ36cm等)

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