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Report - ◎セミナー報告 マリア初心者のためのシーバスセミナー

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◎セミナー報告 マリア初心者のためのシーバスセミナー2009/08/23

開催日:H21年8月23日(日)
場所:川崎新堤(長八丸利用)
天候と潮:気温29.5℃、北東の微風、中潮・干潮12:46(東京)
講師:小田島裕、河野剛志



 今期2回目の初心者セミナーは、ヤマリアの全面協力により、川崎新堤で開催しました。講師はマリア・スタッフでありWSSのトップアングラー、小田島裕さんと河野剛志さんです。参加者は13名。風邪ひきとかで急に来れなくなった方が続出してしまったのですが、ま、釣りは自己責任ですから、体調に不安のある方は休んでいただいたらいいんです。…でも、予想通り、この季節の川崎新堤は絶好調で、バイブレーション、岸ジギ、ブレードでガンガン釣れる状況で、まったくシーバス釣りがはじめての方にも、日中シーバス釣りの醍醐味を味わってもらうことができましたよ。もちろん、講師の先生のアドバイスがすばらしかったからですが、今回はアドバイスのポイントも含めてリポートしてみましょう。現場には全く及びませんが、ウェブ上セミナー開幕です。

【乗る前セミナー(これ基本中の基本です)】
 今回集合時間に集まっていただいた皆さんに最初にアドバイスしたことは「乗る前」に知っておいていただきたいことです。

[渡船の料金はどうやって払うの?] 今回はまとめてお金を支払って、住所と連絡先を渡船店に届けましたが、本当は(川崎新堤の場合は)、渡船の出る最低30分前に渡船店の事務所に行って、乗船者名簿に名前を記入し、料金を支払います。乗船の札をもらって、手首に付けておきましょう。乗船名簿にはライフジャケットの有無も記入しますので、ない方は渡船店のものをそこでお借りします。なお、乗合船や渡船は事前に予約をする必要はありません(できません)。当日行ってみて、風が強くなったから出船しないということもよくあります。


[服装と装備品は?] 自分で持ち込む荷物はできるだけコンパクトにして下さい。釣り道具は手に持って、バッグを一つ肩に掛けるぐらい。素早く乗り降りできないと他の人に迷惑を掛けますからね。ライフジャケットは夏でもきちんと着ておくこと。これは「自己責任で釣りをしているという意思表示であるからとても重要です」とチェアマンから話がありました。ロッドは乗船スペースに余裕があるならシーバスロッド程度の竿なら、リールを付けて、糸も通して(ルアーは着けてはいけない!)持ち込んでもいいですよ。


[タックルは?]シーバスロッド、リール、ライン(PE1〜1.2号150m )、リーダー(フロロ4〜5号)、玉アミ(柄は5m)、水と日焼け止めなど、ルアー(今回はマールアミーゴ28g、ビバーチェバンビーナ15g、シーフラワー25gとシーバスアシストフック&岸壁スイベル各1個を参加賞としてお渡ししました)

[乗り方は?] 長八丸では乗船の時に札を渡します。渡船に乗る時は、先に乗った人が、次に乗ってくる方の荷物を受け取ったり、手を差しのべたりしてアシストします。慣れていない人が事故を起こすのはこの時が一番多いからです。アシストが必要でない方はさっさと乗り込みます。渡船に乗ったら後方デッキから順番に詰めて行って下さい。前方のデッキはできるだけ中央部に座ること。縁に腰掛けていると落水の恐れがあるので危険、船長に叱られます。

[渡礁の仕方は?] 沖堤に着きました。乗り込んだ時と同じように渡ればよいのですが、沖には波がありますから、船が上下しています。この時、沖堤に飛び移るタイミングを間違わないようにしましょう。「船が一番上に上がった時」に飛び移ります。船が下げて行く時に飛び移ったら、必ずけがをしますよ! 注意して下さい。



【いよいよセミナー開始】
 私たち一行は12時20分頃、川崎新堤に渡りました。6番の広い所まで移動して、いよいよ釣りセミナーを始めます。
 まず、セミナー参加者の経験についてお聞きしますと、シーバスを釣ったことがないという人が半数、ナイトゲームで釣ったことがある人が半数で、沖堤もはじめて、デーゲームのシーバス釣りがはじめてと言うことでした(たぶん今、この方々と同じ経験値の方が全国にたくさんおられるのだろうと思います)。
なんとかして、デーゲームのコツをつかんでいただけるように今日はコーチしたいと思います。


 最初に河野先生に「今日のプラン」を説明してもらいます。
河野「今がちょうど干潮時間になりますので、おそらく1時間後には潮が動き始めて1時半頃からよく釣れる状態になるので、それまでにタックルを説明して、釣り方をお見せしたいと思います。」
 シーバス釣りの基本として「潮の変化」を常に意識してもらうことが大事ですから、まずその話をしてもらいました。


 タックル説明は小田島先生から。
小田島「デーゲームで使うルアーですが、僕の場合、バイブレーションが2種類、マールアミーゴ、ビバーチェバンビーナですね。バンビーナは15gで、マールアミーゴは24g。どちらもファストリトリーブができるソルト専用ルアーですが、魚のレンジによって使い分けます。次にスピンテールジグ、スピンシャイナーですね。それと、ミノーも用意しておいて、表層のレンジで他のルアーのアクションに飽きた時に使うと効果的なことがあります。また、リップの少し長いシンキングミノーも沖堤のデーゲームではテクトロなどで使いやすいです。あとは岸壁ジギング用のジグを用意しています。」
 シーバスルアー、お店に行ったらたくさん種類がある中で迷ってしまいますが、こうやって5種類に絞ってもらうと、たいへん分かりやすいですね。
小田島「できれば一つのルアーで2種類のカラーがあればいいですね。潮が澄んでいる時用のクローム系のカラー、イワシとかキビナゴみたいな。それと赤金のような、雨や濁り気味のときも目立つカラーです。」
 続いてロッド・リール・ライン・リーダーについての説明をしましたが、特にラインの長さについて、河野先生から「100m巻きでは一度切れてしまうと使えなくなるので、150m巻きを使って下さい。」とアドバイス。これも初心者の方は迷うところなんですよね。
 リーダーの長さは河野先生が70cm、小田島先生が1.5mと違いがありましたが、どちらもリーダーの結び目をガイドから出してキャストするというのは一緒で、いわゆる「振り子投げ」でルアーを投げるようにしてほしいということでした。

【河野先生のデモンストレーション、マジックみたいに1匹釣れました!】
 さて、本日の釣り方を河野先生が実演します。まずはキャスティング。初心者にはできるだけシンプルにアドバイスするのが大事で、河野先生は、「投げる前に後ろに誰も人がいないか確認すること」と、「投げる時に着水させたい場所をしっかり見ておくこと」を言われました。キャストのフォームが自己流でも構わないのです。まっすぐにキャストできることが大事です。


河野「キャストしたらすぐにラインスラックを取ります。取らないとルアーに糸が絡んだり、ルアーを曵くコースが思い通りに行かなかったりしますから。糸ふけを取って、それからカウントダウンです。最初は5ぐらい数えて、上のレンジを曵いてきますが、まだ潮が動く前なので、もう少し、12ぐらい数えてから巻いてきましょう。スプールに手を添えて糸の出を若干止めながらやると、落ち込みのバイトがとれます。巻くのはこれぐらいのリトリーブ(手首が見えないぐらいの早巻き)、魚にルアーと見破られないぐらいの早さで巻くことが大事で、見破られてしまうと二度と追いかけて来ない、魚にとってはこれでもまだ遅いぐらいの早さです……あ、来ましたね!」


 と、デモンストレーション中にいきなりヒットです。周りで釣りをされている方もヒットしている様子はなかったのですが、河野先生はやっぱりすごい! 1投目でヒットですからね。
河野「じゃあ、このまま取り込みまで説明しますね。ロッドを下げて、魚を飛ばさないように寄せてきます。ドラグは僕の場合最初は強めにしているんですが、近くに来るほど緩めます。ドラグを緩めると魚は下に入って行こうとして水面では暴れないですから。魚が横に走ったら、そっちのほうに竿を持って行きます。できるだけ魚の真上の位置で、回しながらゆっくり水面に持ってきて、タモを差し出し、魚が入ったらラインを緩めて…はい。こんなかんじですね。」


 参加者から「ほお〜」という声が漏れました。釣ったのにもびっくりしましたが、それよりもばらさないで取り込む技術をはじめて見たので、驚いたのです。
 魚を上げてからも河野先生は、魚を下に置かないでグリップでつかんで(コンクリートの上に置くと魚がやけどで死んでしまうから)、ロングノーズのプライヤーでフックを外し、長さを測り、写真を撮ってリリースするまで、全部を空中で行なう方法を紹介しました。
 これもみんなが驚いたところです。参加者の中にはバーブレスフック愛用者もおられましたが、河野先生の、そんなことよりももっと基本的な魚を大事にする扱い方を見て感心していましたね。
 リリースして参加者からの質問です。
「バイブレーションのリトリーブでアクションをつける方法があると聞きますが、それを教えて下さい。」
河野「ストップアンドゴーといわれますが、シーバスの場合これぐらいの早さ(思いっきり早く)とこれぐらいの早さ(ミディアムの早さ)の緩急をつけるようなかんじで、止めるというわけではありません。バイブレーションに食ってくるのはスローにして見せたあと速く巻いた時です。止めてしまうと見切ってしまうので注意して下さい。」
 これも参加者がなるほどと感心したポイントです。


【岸ジギのデモンストレーションでも、小田島先生、1投目でヒット!】
 次に小田島先生の岸壁ジギングセミナーを行いました。使うルアーは小田島先生の優勝に貢献した最強力ルアー、シーフラワー25gです。
 小田島「真上から落すのではなく、斜めに入れてフォールさせます。狙うのはケーソンの継ぎ目継ぎ目で、20mごとに移動して行くほうが、僕の場合は飽きやすいので、いい感じで釣りができています。潮の流れと魚の向きを考えて、潮下から潮上へ打つのを基本にしていますが、あやしいポイントは逆方向からも入れたりしますけど。じゃあ入れてみますね。斜めに入れて、リールのスポールに軽くタッチできるあたりで、フォール中のバイトがあったらすぐに合わせを入れられるようにして、着底したらすぐに巻き上げます。あっ、釣れているみたいですね!(全員驚く)たいていフォール中のほうがアタリが多いのですが、今日は巻き上げのただ巻きで食ってきましたから、ひょっとしたら巻き上げのほうが食ってくるのかもしれませんよ。」
 そのあと河野先生と同じようにランディングの解説に移り、参加者は魚の扱い方から、玉網の入れ方、キャッチ、検量、リリースまで、流れるような動作を再度見せてもらうことができました。
 河野先生に続いて小田島先生まで一発でしたから、釣った時みんなが感動して拍手したのが印象的でしたね。




【さあ、実釣です! 先生のいう通りにやったら釣れました!】
 目の前で釣れるということを証明してもらったのですから、そのあとの実釣セミナーでは参加者は自信を持って釣りができました。
 先生二人は大忙しで、PEラインの結び方からキャストの方法、リールの扱い方まで、それぞれのレベルに合わせてコーチします。


 1匹目を釣ったのは、WSSメンバーの白井昭己さんのご子息、白井総司くん12才です。シーバス歴2年、お父さんと一緒に始めました。釣れたのは大きなアジでしたが、ルアーの曵くスピードが正しいから釣れたんですね。彼は、そのあとシーバスを1匹掛けてバラしています。たいしたものですよ!


 2匹目はシーバスでした。杉崎貴史さん。杉崎さんはナイトゲームはやっていますが、デーゲーム&沖堤ははじめての経験です。
「河野先生のいう通りに、思いっきり早巻きしたらガツンと来て、あれっ、すごいなって。それはバレてしまったんですけど、こっちへ来て、今度、早い遅いのコンビネーションをしたらこれが来たんです。言ってる通りにやってみただけなんですけど、すごいですね、先生は。」
 サイズは37cm、バンビーナを丸ごと飲み込むようなすごい食い方でした。杉崎さん、かなり感動されていましたよ。


 持田明宏さんは2発バラシ、アタリがあるのに釣れない人もいます。河野先生は「巻くスピードがまだまだ遅いかもしれません。もっと速くしたほうが、しっかり食って来ますよ。」とアドバイス。
 そのあと木川文雄さんも釣られましたし(48cm!)、吉田美彦さんも釣られました(49cm!)。いずれもはじめてのシーバスキャッチでしたから、本当によかったです。



 セミナーは16時の迎えの船が来るまで実釣して、帰ってから渡船場で、質問と感想をお聞きして、終了しました。参加者にとっては、驚くぐらいにシーバスが身近になった一日になったと思います。参加者から最後に講師の先生のお礼の言葉がありました。WSSとマリアスタッフから、釣り場をみんなで守っているんだということを、シーバスの楽しさと一緒にたくさんの人に広げて下さいと挨拶があり、今回のセミナーは終了しました。講師の先生本当にありがとうございました。

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