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Report - WSS東京湾クラシック2017/木更津沖堤大会レポート

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WSS東京湾クラシック2017/木更津沖堤大会レポート2017/11/30

新進気鋭の実力派、猿渡靖智選手がクラシック初優勝!


開催:平成29年11月19日(日)
場所:木更津沖堤(B堤防、C堤防、D堤防)
天候:曇り/気温8.1℃〜9.5℃
風向:北▶北北東
風速:7.5m〜9.5m
気象:木更津▶こちら
潮汐:大潮(満潮5:38/干潮11:17)
参加:21名(技術交流会トップ20名+オープン大会上位入賞者1名)
審査:5匹長寸/キーパーサイズ45cm
進行:集合5:00、受付5:15、開会式5:40、出船6:00、帰着11:00、表彰式13:30
渡船:宮川丸
審判:定別當 毅、西寿朗
大会委員長:高橋雅和
航空:


【2017年のランキング上位の選手が激突!】
 11月19日(日)、東京湾シーバス技術交流会のランキングトップ20名とオープン大会上位入賞者のみが参戦できる「WSS東京湾クラシック2017」を木更津港・宮川丸さんご協力のもと木更津沖堤にて開催! 今大会もB堤(1200m)、C堤(800m)、D堤(200m)という3つの堤防を競技会場とし、試合中は8時便、10時便の渡船で他の堤防へ移動ができる特別ルールを採用しました。


 木更津の広大な干潟の上に鎮座する全長3kmの堤防は、2m〜6mの水深がルアーマンにとって面白味があり、今大会はパターンやテクニックだけでなく、情報収集力やコミュニケーション能力のスキルまでが求められたハイレベルな心理戦となりました。堤防の事前情報はすでに選手の誰もが独自に得たうえでの勝負の駆け引き。闘志を静かに燃やし続けた強靭なメンタルの持ち主が念願の優勝トロフィーを手にしました。


【開会式】
 当日は深夜から10m以上の北風が吹き荒れ、出港が心配されましたが、予定通り開会式を行いました。
 参加選手21名、キーパーサイズ45cm、リミット5本。8時便、10時便の渡船での移動方法を始め、エラより後ろに針がかかった場合はスレがかり、シーバスを釣った際はキーパーサイズに届かなくてもブツ持ち撮影、外道も必ず写真提出することといった木更津沖堤ならではのルールを説明。また、スポーツマンシップに則り、一般のお客様はもちろん黒鯛師の邪魔にならないよう十分に配慮することも強く選手たちへ伝えました。




【スタート】
 6時の出船時間に合わせて5時50分頃から乗船。エントリー受付の際に最初にあがる堤防を申請していただき、船が後に停まるB堤防、C堤防、D堤防の順に乗り込んでいきます。2016年のクラシック戦では、D堤防からスタートする選手はおりませんでしたが、今回はスタートからD堤防が一番人気の競技フィールドとなりました。



 6時00分/ついに出港! 各堤防に上陸したら記録用の写真撮影後、一斉にスタートフィッシング!



【D堤防/12名】
 後列左より、猿渡靖智、高谷友之、鈴木真人、石塚桂司、佐川洋介、大岡清治、関根勇太、石橋 徹。
 前列左より、大関直輔、前場伸介、河合章利、瀬渡慎太郎。


【C堤防/6名】
 左より、伊野宗義、有井直樹、室井 翔、金田知広、宮 基之、小暮 学。


【B堤防/3名】
 左より、大坪喜正、牛窪秀幸、石川一成。


【B堤防】



【C堤防】



【D堤防】



 6時15分/スタート直後は、北風の影響で波が各堤防に激しく打ちつけるというタフコンディション。ベイトも確認できて、すぐにでも1本出そうな雰囲気が立ち込めていました。そんな、2017年を締めくくる東京湾のシーバス最高峰コンペティションにふさわしい木更津沖堤にて、ついに「WSS東京湾クラシック2017」が開幕!


 6時25分(D堤防)/ファーストコールは、2017年東京湾技術交流会年間ランキング24位の会員No.004 高谷友之選手から。しかし、シーバスではなくなんと太刀魚。今大会の外道賞を獲得。

「D堤の航路側でコアマンのVJ-22による、ボトムからリフト&フォールのフォールでヒット! すぐにシーバスでないのは分かったがまさかの太刀魚♪ シーバスが釣りたかった.°(ಗдಗ。)°.」とは高谷選手のコメント。
 ヒットルアーは、コアマン VJ-22バイブレーションジグヘッド(シルバーヘッド/沖堤イワシ)。


 6時36分(D堤防)/関西からの刺客、2017年東京湾技術交流会年間ランキング22位、会員No.360 大岡清治選手が内側で31cmをキャッチ。今大会のキーパーサイズは45cmのため、残念ながらノンキーパーサイズ。


 6時55分(D堤防)/先ほどノンキーをリリースしたばかり、2017年東京湾技術交流会年間ランキング22位、会員No.360 大岡清治選手から早くも2度目のヒットコール。1匹目をヒントにルアーを足元まで引いてきて、竿先で8の字を描いたらバイトしてきたという上級テクニックの八の字釣法でキャッチした見事な56.5cm。



 ヒットルアーは、コアマン VJ-22バイブレーションジグヘッド(シルバーヘッド/沖堤イワシ)。

 7時12分(D堤防)/D堤防の内側で投げていた、2017年東京湾技術交流会年間ランキング14位、会員No.293 瀬渡慎太郎選手がフグをキャッチ。今大会の外道賞を獲得。

「堤防の手前にある海草に狙いをつけて掠めるようにトレースしたら、狙ったポイントでヒット! やった〜と思ったらフグでした(笑)」とは瀬渡選手のコメント。

 ヒットルアーは、ブロビス モブリド 24 プロト。

 7時17分(D堤防)/2017年東京湾技術交流会年間ランキング13位、会員No.235 石塚桂司選手からヒットコール。強風が吹き荒れるD堤防の外側にて、デッドスローリトリーブによるボトムノックで反応があった場所を集中的に攻め続けてキャッチしたという技ありの50.5cm。



 ヒットルアーは、マドネス バクリースピン 30(アワビ貼り)。

 8時00分/スタートから2時間が経過。ほとんどの選手がバイトを得られず各堤防で厳しい状況に。
 ただ、人気のD堤防で2匹のキーパーサイズが出ていることは、審判員を通じて各堤防の全選手へ伝わっています。そんな状況を打破すべく、各堤防で続々と選手たちが動き出します。

 B堤防からC堤防を眺めた様子。


 8時10分/会員No.293 瀬渡慎太郎選手が、唯一釣果あるD堤防からあえてB堤防に移動します。


 8時15分/B堤防より、会員No.406 牛窪秀幸選手、会員No.469 石川一成選手の2名がD堤防へ移動。会員No.257 大坪喜正選手がC堤防へ移動します。



 9時00分/スタートから3時間が経過。北風は止む気配がなく、外側は大荒れ、内側は穏やかに流れの効いた水面をキープ。試合時間は残り2時間。この時点でB堤防は瀬渡慎太郎選手ひとりが投げ続けています。

 B堤防からA堤防方向を眺めた様子。

 現時点の順位
 ■1位/大岡清治 56.5cm(6:55/D堤防)
 ■2位/石塚桂司 50.5cm(7:17/D堤防)

 9時11分(C堤防)/スタートから3時間以上が経過し、選手の集中力も途切れる頃となりますが、ついにC堤防から待望のヒットコール。2017年東京湾技術交流会年間ランキング10位、会員No.478 小暮 学選手が、28cmをキャッチするもキーパーサイズに届かず。今大会の特別賞を獲得。

「今回は最初にC堤防を選択しました。スタート時から風が強く、波もあったので沖側は釣りにくく仕方なく岸側をやることにしました。暫くするとD堤防側の端が空いていたので、C堤とD堤の間でできる流れを狙って粘ることにしました。バクリースピン15をゆっくり巻いていると、やっと小さなアタリがあり、慎重にやりとりして上げると28cmというかわいいサイズでガッカリしましたが、写真を撮ってリリース。特別賞をいただき、びっくりしました。どうもありがとうございました。高橋会長、審判員様、参加者の皆様、寒い中お疲れ様でした。来年も宜しくお願い致します」とは小暮選手のコメント。
 ヒットルアーは、マドネス バクリースピン15(銀粉イワシ)。


 9時12分(D堤防)/朝イチからD堤防で投げ続けていた、2017年東京湾技術交流会年間ランキング3位、会員No.518 猿渡靖智選手からヒットコール。ノーバイトの選手が多い中、藻とテトラの間を通してキャッチしたのは貴重な60cm。この魚で一気に首位へと躍り出ます。

 今年は第2戦、第3戦と表彰台に立ち続け、その勢いは留まることを知らない猿渡靖智選手。シーバスのキャリアは10年ほどとのことですが、少し話を聞いてみました。沖縄出身で10代で上京。その後、日本各地を旅して現在は大田区在住。北海道に住んでいた頃はマスやサケ釣りをしていたほど子供の頃から釣り好き。完全ハンドメイドの「猿バイブ」で知られる、SALT CROWN(ソルトクラウン)というブランドのルアーデザイナーでもあります。川崎の「つり助」さんで取り扱われているので、ぜひチェックしてみてください。
 なぜ、今年からWSSのトーナメントに出場したのか尋ねると?「自分の実力を試してみたかったんです。」とありがたいお言葉を頂戴しました。自分の釣り技術がどれぐらい通用するのか、大会では実力を発揮できない選手がほとんどですが、腕利きの選手が集結したこのクラシック戦でも猿渡選手は問答無用に得点を重ねていきます。


 ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(イワシハラグロー )。

 猿渡選手の釣果ポイントにより、ここで順位が入れ替わります。
 ■1位/猿渡靖智 60cm(9:12/D堤防)
 ■2位/大岡清治 56.5cm(6:55/D堤防)
 ■3位/石塚桂司 50.5cm(7:17/D堤防)


 9時25分(D堤防)/D堤防で撃ち続けていた、2017年東京湾技術交流会年間ランキング5位、会員No.350 石橋 徹選手がボトムの根付近にブレードを通して25cmぐらいのアイナメをキャッチ。外道賞を獲得。

「大荒れの天候の中、D堤防をランガンして、C堤防に近いところの際近くの根でPB-20を叩いたらバイトがありました。ようやくのシーバス! と思いましたが、茶色い魚体が見えたので残念でした。高橋会長をはじめ、選手や関係者のみなさん、無事シーズンを終えられたことに感謝いたします」とは石橋選手のコメント。

 ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(イワシハラグロー )。

 10時40分(D堤防)/D堤防の内側で2017年東京湾技術交流会年間ランキング18位、会員No.519大関直輔選手が太刀魚をキャッチ。今大会の外道賞を獲得。

「D堤防でシーバスが表層に居る気配が感じられなかったので、終了時間30分ほど前よりジグに切り替え、遠投及び底をリフト&フォールで探りました。フォールの時に当たったので合わせてみたらタチウオだった感じです」とは大関選手のコメント。ヒットルアーは、ロンジン グリード30g(レンズキャンディーグローベリー)。

 10時48分(B堤防)/沈黙を続けるB堤防より待望のヒットコール。2017年東京湾技術交流会年間ランキング16位、会員No.406 牛窪秀幸選手が26cmをキャッチ。牛窪選手はB堤防→D堤防→B堤防と移動を繰り返し、最後まで勝負を諦めなかったところに釣果が生まれたのではないでしょうか。
「70アップを釣るより、26cmを釣ることの方が難しい」とはかの有名な小田原選手が牛窪選手へ贈った言葉だったとか。今大会の特別賞を獲得。

「10時便でB堤防に戻ってきたら、堤防外側に日向と日陰の明暗がくっきり出ていたタイミングがあり、明暗の境目に魚がいるのでは? と探っていたところ突然釣れました」とは牛窪選手のコメント。ヒットルアーは、コアマン VJ-22バイブレーションジグヘッド(シルバーヘッド/沖堤イワシ)。

 11時00分/ここで、各堤防の船着場に全選手が集結してストップフィッシング。11便の船で帰港となります。




 集計すると、ウェイインは3名、合計3匹のシーバスをキャッチ。

【WSS東京湾クラシック2017 木更津沖堤大会/順位】
 ■優勝/猿渡靖智 60cm(9:12/D堤防)
 ■2位/大岡清治 56.5cm(6:55/D堤防)
 ■3位/石塚桂司 50.5cm(7:17/D堤防)
 ■特別賞/小暮 学 28cm(9:11/C堤防)、牛窪秀幸 26cm(10:48/B堤防)
 ■外道賞/高谷友之(太刀魚)、瀬渡慎太郎(フグ)、石橋 徹(アイナメ)、大関直輔(太刀魚)

【表彰式】
 表彰パーティは錦糸町の「居酒屋とも」さんを貸し切って行わせていただきました。2016年のクラシック戦は25匹のシーバスをキャッチすることができましたが、大荒れとなった今回の木更津沖堤では3匹という結果で幕を閉じました。昨年同様、プラクティスの重要性が際立ったゲームになったと言わざるを得ません。前日の情報を耳だけで入手するより、実際に足を運んで五感に訴えかけた具体的な情報をもとにプランを組み立てた選手が、優勝と2位になりました。
 また、魚影の濃い木更津沖堤での釣りの面白さに今回は特別に外道賞もご用意。表彰式では、クラシック戦で釣果をあげた選手による、当日の作戦や釣れた時の状況をお話いただき、サポートメーカー様からの協賛品を贈呈しました。

 ■外道賞/高谷友之(太刀魚)6時25分/D堤防

「お疲れ様です。自分も前日のC堤防プラ組だったんですけど、今日はD堤防に入りました。開始早々、話をしながら巻いてて、ちょっと手を止めたらアタリが来て合わせてみたら、おー、釣れちゃったって感じでした! でも軽いし? メバルっぽくないし? 手前に来た瞬間、長くて、えっ太刀魚みたいな。その後もシーバスが居ないから、太刀魚を釣ってやろうと思ってコアマンVJ-22リフト&フォールで2回かけたんですけど、1回目はルアー持ってかれて、2回目はルアーを壊されて。でも、あんな浅いところで太刀魚がいたのは面白かったですね。」

 ■外道賞/瀬渡慎太郎(フグ)7時12分/D堤防

「朝イチはシャローが良いだろうと迷わずD堤防に行きました。そしたら、大岡さんと石塚さんが目の前で釣ってて。手前の海藻に魚がいるんだなと思って、その先にルアーを投げてみたらフグがヒットしました(笑)。」

■外道賞/石橋 徹(アイナメ)9時25分/D堤防

「お疲れ様でした。2週間前に初めてD堤防で釣りして。その時に2本キャッチして。今日はD堤防しか頭になかったのです。最初は外側でテクトロしてミノーとかを引いていたのですが、思った以上に風が強くて、波を被るだけでした。結局C堤防に近い方の内側でボトムからコアマンPB-20を巻いていて、叩きを加えたらキターっという感じだったのですがアイナメでした(笑)。今日は釣れて良かったです。ありがとうございました。」

■外道賞/大関直輔(太刀魚)10時40分/D堤防
(所用で閉会式を欠席した大関選手には、EVERGREEN様のルアーをご郵送させていただきました)

 WSS東京湾クラシック2017へ、宮川靖氏の圧倒的な探究心から生まれるプロダクトで不動の地位を確立し、多大な支持を集めるルアーブランドBROVIS(ブロビス)様から特別に協賛品を頂戴しました。BROVIS × Marmotのコラボレーションによる極上のニットキャップは、特別賞と会長賞として贈呈させていただきました。


■特別賞/牛窪秀幸(26cm)10時48分/B堤防

「B堤防からD堤防に行って、またD堤防に戻ったら1匹釣れちゃいました。ありがとうございます。」

■特別賞/小暮 学(28cm)9時11分/C堤防
(所用で閉会式を欠席した小暮選手には後日ご郵送させていただきました)

■会長賞/有井直樹

 今年度からの新会員の有井選手は、兵庫県在住にも関わらず遠路はるばる東京湾の大会へ全戦出場。WSSの理念に賛同したシーバス釣りへ対する姿勢にエクスクルーシブとして初の会長賞が贈られました。
「ありがとうございます。来年もよろしくおねがいします。」

 ■3位/石塚桂司 50.5cm(7:17/D堤防)

「今日はお疲れ様でした。前日の話を聞いていたらD堤防が釣れている。ベイトが一番寄っていたのはD堤防だったということなので、最初からD堤防にあがりシャローを撃とうと思っていました。みんな先端でやっていたんですけど、特に僕は地形がわからないので、撃ちながら探ろうと。そしたら、大岡さんが目の前で2本キャッチしていて、それもあって真ん中辺りで粘ることにしました。釣れたルアーはバクリースピンの30gですね。ブレードは違うのを付けているんですけど、デッドスローでハンドルを1回転、2秒ぐらいの遅いスピード。ボトムスレスレに巻いて、手前の基礎にぶつけるように巻いていたらアタリが出ました。同じことをずっとやっていたら10分ほどでヒットした感じです。バクリースピンは形的にジャークした時に少し跳ね上がる印象があるのでアクションを入れる時に良く使うのですが、今日は風も強かったのでゆっくり巻いて使っていました。その後は反応がなくなり、その1匹で終わったという感じです。ありがとうございました。」

 ■2位/大岡清治 56.5cm(6:55/D堤防)

「どうも、ご苦労様ですー。今回はプラができたので、前日にB堤防へ行きました。B堤防ではシーバスはキャッチできなかったけど、ツバスが5匹ぐらい釣れて、それなりに楽しめたんですけど。その時の情報でD堤防の方が魚の活性が良かったということがわかりました。せっかくプラに来て得た情報なので、試合では初めてD堤防にあがりました。とりあえず、プラン的には朝イチの活性が良い時間にビッグベイトを投げて、あかんかったらB堤防に移ろうと思っていました。だけど、朝から内側、外側をいろいろバカでかいルアーで攻めていたんですけど、風は強いし波は高いしどうしても表層でルアーが流されているような感じでした。もう少しレンジを入れたいなと思って、ルアーをコアマンVJ-22にチェンジしました。昨日のプラの時に高橋さんや地元の方もそうだったみたいなんですけど、ピックアップ寸前にシーバスが出てくる時があったというのを聞いていたんですね。だから、若干レンジを落として、できるだけ足下、足下、最後までゆっくりと引けるコアマンVJ-22を巻いていたら、内側で1本目のノンキー31cmがヒットしました。で、その15分後ぐらいかな。まったく同じ感じですわ。ちょうど足下までルアーが来た時に「ガバっ」と下からシーバスが突き上げてくるのが見えたので、竿先でちょっと8の字を描いてみたら、フッキングした感じでした。その後はダートとかいろいろやったんですけど、反応なくタイムアップとなりました。どうもありがとうございました。」

 ■優勝/猿渡靖智 60cm(9:12/D堤防)

「皆さんお疲れ様でした。前日プラに来てC堤防に渡ってみたんですが、魚がまったく釣れなくて、一度も当たらなくて。でも、D堤防の方には青物がたくさん寄っていたので、そっちの方がベイトもいっぱいいたのでD堤防の方が釣れるかなと思っていました。D堤防には一度も渡ったことがなかったんですけど、ストラクチャーのあるテトラポッドのところで釣れました。ヒットルアーはコアマンPB-20で、テトラの際ボトムのスレスレをボトムタッチししながら巻いてくる途中でヒットした感じです。ずっとずっと根掛かりが凄かったのですが、めげずに投げ続けました。結局バイトはその1回だけでした。今日はありがとうございました。」

*猿渡選手には、優勝トロフィーと報奨金、EVERGREEN様からロッド、PazDesign様からはウェア、その他Seaguar様、COREMAN様など協賛メーカー様からの賞品を贈呈させていただきました。

■年間総合ランキング第1位/WSS東京湾アングラーオブザイヤー2017 河合章利選手

「今年は第1戦の木更津沖堤で運良く優勝できたから、そこから第2戦も頑張って、第3戦に繋げて、年間優勝をいただくことができました。第2戦の荒川は外したんですが、3戦目で盛り返せばまだまだ年間賞を狙える位置にいたので意識していました。第3戦の旧江戸川の大会の時に、いつもはプラをやらないんですけど、合計で4回ぐらい現地に行っていろいろ確認して、いろいろな人から情報も得て。前日もプラにしっかり入って良い答えが見いだせて、当日はその通りに釣りをしたら答えがピッタリ合った感じでした。最後にバッシーさんにはまくられましたけどね(笑)。で、なんとか年間賞をいただけて本当に嬉しいです。皆さん1年間お疲れ様でした。」

*河合選手には、年間賞トロフィーとMajor Craft様からロッドとキャップ、COREMAN様からはウエストベルトなど協賛メーカー様からの賞品を贈呈させていただきました。

【2017年の東京湾大会を振り返り】
 4月の旧江戸川オープン戦は春の長雨。5月の第1戦木更津沖堤は前日に大雨が降り当日も一時雨。6月の第2戦荒川は梅雨。10月の第3戦旧江戸川は台風。そして今回の木更津沖堤クラシック戦では爆風と、今年は荒天の試合ばかりでしたが、事故や怪我もなく無事に全試合終了できましたことを選手、審判員の皆様に感謝いたします。
 激闘を振り返ると、アングラーオブザイヤーの河合章利選手は完全に勝負の綾を知り尽くしており、今年の新会員ながら年間ランキング3位、クラシック優勝という結果を残した猿渡靖智選手は実力者としての存在感をいかんなく発揮しておりました。両選手へ心より称賛の拍手を贈りたいと思います。

 協賛メーカー様、宮川丸様、参加選手の皆様、審判員の皆様、ご協力有難うございました。
(湾岸シーバスソサエティー 東京湾会長 高橋雅和)

【上位入賞者レポート】
 ■優勝/猿渡靖智レポート
 大会結果:60cm(9:12/D堤防)

 前日C堤にプラに入り、ノーバイトと大変厳しい大会になると思いました。ですがD堤ではイナダのボイル、港では大量のベイト。D堤の方がストラクチャーやベイト、思う所に入れなくても潰しが利くのは浅場のほうだと思い、今回はD堤を選択しました。
 当日、船に乗り堤防までの間、前日とは違い見事に濁った水、強い風、荒れた海… 負けそうな心を奮い立たせ、自分の思った所、一直線に角のテトラ前へ。
 ですが開始1時間、自分にはノーバイト。堤防の真ん中辺りで、ヒットコール。その20分後くらいにまたヒットコール。堤防の選択には間違いはなかったみたいですが、自分にはノーバイト。近くの選手の皆さん、入れ替わり、立ち替わり撃ってもらいますが、ノーバイト。 辛い、寒い、藻が凄い。引っかかってくるのは藻ばかり。もう辛い… そんな時にヒットが訪れました。
 テトラと藻の帯の間、1m位の所にコアマンPB-20を撃ち込み、テトラ際のボトム付近をアクションを加えながらゆっくり巻き取って行くと、コツンと弱いバイト。すかさず合わせを入れてファイト、あがってくる魚を見てキーパーサイズと確信し、無事ランディングを終え、検量を行いサイズは見事60cm。
 その後、ノーバイト。そしてタイムアップ。ありがとうございました。
 WSS運営の方々、ならびに選手の皆様、今年一年お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 初年度を良い成績で終えられた事を嬉しく思います。(猿渡靖智)

 ■2位/大岡清治レポート
 大会結果:56.5cm(6:55/D堤防)

 大会フィールドとなる木更津沖堤は2016年のクラシック以来の釣行でしたが、今回は前日プラに来ることが出来たことが完全アウェイの東京湾クラシックで2位になれた大きなポイントであったと思います。
 ご存知の通り木更津大会ではエントリー時にB堤、C堤、D堤のどれかを選択しないといけないため、朝一のタイミングにどの堤防で釣りをするかで大きく釣果に影響する大会であり、またそこが面白い大会でもあります。
 前日プラでは今回同行してもらった有井選手と分かれB堤を調査しました。B堤に上陸した途端、あちらこちらで単発ボイルが発生し期待しましたが、ヒットするのはコンディションの良いツバスばかりで、B堤全体を調査しましたが帰船の時刻までシーバスの姿を観ることはなく前日プラは終了しました。
 ただ同堤防でプラしていた高橋会長や一般アングラーから足下でUターンしていくシーバスが複数いた話を伺い、D堤では朝から大きなナブラが発生しイナダが好活性だった中、シーバスも混じっていたとの情報も聞けたのでそれなりに収穫はありました。
 大会のプランとして一番魚の活性が高いと思われるD堤を選択し、朝一番のタイミングで釣果がなければ一番長いB堤に移り、じっくり時間をかけて絶対の信頼のあるドブヘッドダートで探り歩くことに決めました。
 大会当日は前日と打って変わり強風で白波が立ち、いつも使っている軽いルアーでは全くコントロールが出来そうになかったので、強めのタックルに持ち替え、大型のシンキングミノーやシンキングペンシルでD堤内向きを東方向に打っていくことにしましたが、特に朝一の時合いがあるわけでもなく、大半の選手がD堤東側の水道部に先行していたため水道部手前で西側に引き返すことにしました。
 ただ、ルアーが足下ぎりぎりまでトレースできていないのが気になったため、少しレンジを落とせてゆっくり引けるシルエットが大きいコアマンのVJ-22に付け替えました。
 実は今までVJを使ったことはあまりなく、もちろん釣ったこともないので半信半疑でしたが、堤防際から20mくらいまでの範囲を丁寧に探っていくことにしました。
 答えはすぐに出ました。やはり足下からの喰い上げでした。ただサイズは明らかにノンキーでしたが釣果報告。31cmでした。
 その20分後、同じパターンで足下から喰い上げてくる良型のシーバスが見えましたが、もうラインの巻き代がなかったのでティップで8の字を書いた時に喰ってきました。今回はVJの2つのトリプルフックでがっつり掛かっていたので安心してランディング出来ましたが、普通のジグヘッドでは魚との距離が近すぎて上手くフッキングが出来ていなかったように思います。
 釣果報告をし、検寸してもらうと56.5cm。 このタフなコンディションで十分なサイズでした。ただやはりクラシック。一本だけではどうしても安心できないので強風がおさまったタイミングでドブヘッドのダートに切り替え、タイムアップまでD堤を探り歩きましたがシーバスからのコンタクトはなかったです。
 結果的に終盤、猿渡選手に逆転され惜しくも昨年の大阪湾クラシックに続くクラシック制覇は夢となりましたが、最後まで集中力が切れずに探れたし、ミスもなかったのでしょうがないですね。猿渡選手の粘り勝ちですね。
 今大会は繰上の繰上でクラシック参戦でしたが、来季は技術交流会でしっかり出場権利を獲得しクラシックにチャレンジしたいと思います。
 参加された選手の方々、また大会を運営された高橋会長、悪天候の中、審判してくださった西さん、定別當さんに感謝します。どうもお疲れ様でした。(大岡清治)

 ■3位/石塚桂司レポート
 大会結果:50.5cm(7:17/D堤防)

 自分はプラに行くことができず、普段からやっている浅場の釣りをしようと決めて一番浅いD堤を最初に選びました。
 外側から風が吹いていてベイトが堤防の方へ寄せらていて、それを狙ったシーバスがいるのを狙い外側に向かってバクリースピンのアワビ貼りを投げ続けました。アワビは胴体にのみ貼っていて、ジャークした瞬間の反射でシーバスに気づいてもらうのと、シルエットを少し小さく見せれるイメージで使っています。
 ボトムの変化を探りながら、中央に着いた時にアタリがあり、少し粘りました。表層の早巻きから始めて少しずつレンジとスピードを落としていき、ボトムにつけハンドルを1回転2秒ぐらいのスピードで巻き、手前の基礎に当てた時に再度アタリがあり、同じように攻めていたら50.5cmがヒットしました。
 同様の釣り方でアタリがありましたが、狙っていたポイントに切れ藻が多くなり、そのまま反応もなくなってしまいタイムアップとなりました。
 今シーズンは、荒天が多く苦戦するシーズンになりましたが、高橋会長を始め選手の皆さま大変お疲れ様でした。来年もまた参加するのでよろしくお願いします。(石塚桂司)

【上位入賞者タックル】
■優勝/猿渡靖智 60cm(9:12/D堤防)
ロッド: エバーグリーン ゼファー アヴァンギャルド ソリッドソリューションGRT88
リール:モアザン 2510PE SH LBD
ライン:クレハ シーガー完全シーバス0.8号
リーダー:クレハ シーガーグランドマックスFX3号
ヒットルアー:コアマン PB-20パワーブレード(イワシハラグロー )

■2位/大岡清治 56.5cm(6:55/D堤防)
ロッド:エバーグリーン ゼファー アヴァンギャルド ストリームキング 96
リール:モアザンブランジーノ 2508SH LBD
ライン:シルバースレッド ソルトウォーターPE #0.8
リーダー:クレハ シーガー プレミアムマックス♯4.0号
ヒットルアー:コアマン VJ-22バイブレーションジグヘッド(シルバーヘッド/沖堤イワシ)

■3位/石塚桂司 50.5cm(7:17/D堤防)
ロッド:スワット107ML
リール:インパルト 2500LBD
ライン:ハードコア X8 0.6号
リーダー:クレハ シーガー 船 FXR 3号
ヒットルアー:マドネス バクリースピン 30(アワビ貼り)

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