Report - 東京湾第3戦レポート
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東京湾第3戦レポート2017/10/31
壮絶な雨の乱打戦! 石橋徹選手が優勝!

開催:平成29年10月22日(日)
場所:旧江戸川河口(右岸・左岸)
航空:▶こちら
天候:曇り/気温17.6℃〜18.6℃
風向:北▶北北西▶北北東▶北
風速:3.9m〜6.2m
気象:江戸川臨海▶こちら
潮汐:満潮6:19/干潮12:12
参加:28名(当日3名欠席)
審査:5匹長寸/キーパーサイズ40cm
進行:集合5:00、受付5:15、開会式5:30、スタート6:00、帰着12:00、表彰式12:15
審判:吉田光輝、一次亮広
大会委員長:高橋雅和
【旧江戸川河口・舞浜大橋付近】
【2017年のトーナメント最終戦】
10月27日(日)、2017年WSS東京湾のトーナメントを締めくくる「シーバス技術交流会 第3戦」を旧江戸川にて開催しました。今季の東京湾は9月頃からイナダが回遊し始め、10月に入っても連日湾奥でヒットするという当たり年。鳥山もいたるところで発生し、コノシロを喰ってる大型シーバスの釣果情報もたびたび入手。
そんな好調の最中、連日の雨で増水した旧江戸川河口でのトーナメント最終戦。台風21号が沖縄に接近しておりましたので、試合当日の朝の天候次第では延期も想定。しかし、雨は降り続けておりましたが、開会式直前は風が弱かったので予定通り試合を行いました。


土砂降りの中、江戸川区なぎさ南駐車場に集結する選手たち。

受付では審判員の吉田光輝氏が携わる「reLight(リライト)」の新作ルアーを展示。

【試合エリア】
旧江戸川河口は工事区域もありますので、正式なエリアは当日発表しました。
舞浜大橋を軸に右岸は上流が送電線〜下流は水門先の角まで。左岸は上流が見明川〜ヒルトンホテル先の角まで。今大会は増水のためウェーディングは中止。
受付の際にくじ引きでフライト順を決定し、5名ずつ写真撮影後にスタートフィッシングです!
左より、1/大関直輔、2/石橋 徹、3/伊野宗義、4/清水 俊、5/金田知広

左より、6/猿渡靖智、7/大岡清治、8/石橋翔太、9/高谷友之、10/佐々木 庸

左より、11/瀬渡慎太郎、12/磯崎大介、13/関根勇太、14/佐川洋介、15/河合章利

左より、16/宮 基之、17/太田 勇、18/大坪喜正、19/太田龍文、20/定別當毅

左より、21/小暮 学、22/有井直樹、23/藤田博久、24/前場伸介、25/近藤圭彦

左より、26/室井 翔、27/石塚桂司

6時00分/試合開始直後の浦安側。雨は降り続いていたものの30〜40羽ほどの鳥が上空のいたるところで旋回。そんな光景を見て各選手のモチベーションは急上昇。
今大会、出場選手の約8割が浦安側に渡ってゲームがスタートしました。


6時33分/ファーストコールは浦安側の舞浜大橋より少し下流の水門付近で投げていた、会員No.376 室井 翔選手から。黒いワームで足元を攻めていたら突然ヒットした63cm。


ヒットルアーは、ピックアップ スリートラップ(キャスティング別注カラー/黒魚[ブラックベイト])+ バクリーヘッド10g

6時40分/2匹目は会員No.289 宮 基之選手から。鳥の旋回する方向を見ると潮目を発見。そこへブレードを投げて中層あたりを探ると、いきなりヒットしてブースターのスプリットリングが伸びてしまいバラシ。すぐルアーを付け替えて同じ場所
へ投げて2投目でヒットさせた今大会のビッグフィッシュ賞、72cm。
「ロッドに伝わる首振りの感覚から良いサイズと思い、ランディングに少し時間をかけて慎重に取り込みました」とは宮選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(翔スペシャル)

6時50分/浦安側の最河口で投げていた、会員No.373 河合章利選手からヒットコール。スタート直後から最河口にある蛎瀬の回遊を狙ってキャッチした、72cm。ミディアムスピードのただ巻きでバイトしてきたとか。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)

6時50分/会員No.470 佐々木庸選手より着信。ホテル前よりも少し上流でアップにキャストしてタダ巻きしていたらヒットしたという63cm。


ヒットルアーは、ジャクソン 鉄 PAN Vib 55mm 14g (ゴールドグリーン)

7時00分/会員No.293 瀬渡慎太郎選手からヒットコール。ブロビスのタイニードロップをボトムまで沈めてファーストリトリーブで巻いてきて、手前の牡蠣瀬のスリットでヒットしたという、元気な58cm。


ヒットルアーは、ブロビス タイニードロップ フェザーフックチューン(キビナゴカラー)

7時00分/同時刻に釣り上げた瀬渡選手より30mほど下流で投げていた、会員No.518 猿渡靖智選手が57.5cmをキャッチ。
「ルアーをフルキャストして牡蠣瀬地帯の中へ着水させて、巻き取る間にバイトしてくるパターンでした」とは猿渡選手のコメント。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

7時11分/1匹目と同じ場所、同じルアーで会員No.373 河合章利選手が早くも2匹目をキャッチ。タダ巻き中に一瞬早巻きのアクションを加えたらヒットしたという59cm。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)

7時18分/今大会の優勝者、会員No.350 石橋 徹選手が最初の1匹目を釣り上げます。ホテル前の沖から表層ミディアムリトリーブで58cmをキャッチ。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)

7時40分/左岸の河口で投げていた会員No.172 伊野宗義選手が良型の63cmをキ
ャッチ。
「フルキャストして5カウントしてからスローに巻いてきたらヒットしました」とは伊野選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(グリーンゴールド)

7時41分/ホテル前付近にいた会員No.043 佐川洋介選手からヒットコール。待望の1匹目は小型バイブで64cmをキャッチ。レバーブレーキを駆使して時間をかけた完璧なランディング。
「これをあと30分早く獲りたかった」とは佐川選手のコメント。



ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(キビナゴホロ)

スタートから約1時間30分が経過し、早くも10匹の釣果報告が入りました。旧江戸川の左岸河口はベイトも多く、旋回する鳥も増え続けるばかり。まだまだ休む暇もなくヒットコールが鳴り続けます。

スタート直後から水面をざわつかせているベイトの正体はサッパ。コノシロも居たとか。

8時00分/左岸のホテル前付近でキャストを続けていた、会員No.033 前場伸介選手からヒットコール。ブレード系のルアーを丁寧にコントロールして見事64cmをキャッチ。


ヒットルアーは、コアマン PB -20パワーブレード(グリーンイワシハラグロー)

8時10分/会員No.519 大関直輔選手が1匹目となる49cmをキャッチ。風が強かったので、沖から早巻きでリトリーブしたらヒットしたとか。


ヒットルアーは、邪道 冷音 14g(メッキイワシ)

8時15分/兵庫県から参戦の会員No.513 有井直樹選手からヒットコール。ほとんどの選手が左岸河口部に先行していくのを見て、ちょっとした反抗心に火がついてしまい、浦安側の舞浜大橋周辺に足を止めて勝負したとか。そんな橋脚部の小場所で見事62cmをキャッチ。
「結局そこではこのあと2匹バラしてしまいました。大会で多くのチャンスがありながら、キャッチ1本に留まってしまうあたり、来年の課題を残す結果となってしまいました」とは有井選手のコメント。


ヒットルアーは、マドネス シリテンバイブ53(銀粉ギーコ)

8時22分/ホテル前付近で投げていた、会員No.235 石塚桂司選手からヒットコール。下げのタイミングで流れの効き始めに中層を泳がせて見事51cmをキャッチ。


ヒットルアーは、ベイトブレス 湾ベイト29g(アワビ)

8時25分/左岸の河口を攻め続けていた会員No.033 前場伸介選手が、待望の2匹目となる57.5cmをキャッチ。ヒットポイントはブレイク、スリットを過ぎてシャローに入ってからの近接だったとか。
「沖側に走ってくれたのでレバーでラインを出してからゆったり寄せてランディング。手こずりましたが何とかネットインできました。本当に斜め護岸嫌いです」とは前場選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン PB -20パワーブレード(クロキンフラッシュメッキ)

8時25分/ホテル前で投げていた会員No.519 大関直輔選手が2本目となる58.5cmをキャッチ。
「隣で魚をかけていた方のルアーがブレード系だったので、自分もマドネスのバクリースピンにチェンジしたらすぐにヒットしました」とは大関選手のコメント。


ヒットルアーは、マドネス バクリースピン30(銀粉ゴールドレインボー)

8時30分/左岸のホテル付近でキャストを続けていた会員No.043 佐川洋介選手が、ついに2匹目となる60cmをキャッチ。
「この魚でリズムが出来た。よしあと一本、と移動を決意した瞬間でした!」とは佐川選手のコメント。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(PCキャンディ)

8時31分/本日2回目のヒットコールは、会員No.376 室井 翔選手から。ブレードでボトムを攻め続けて見事ヒットさせたのは元気な61cm。


ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(マコイワシ)

8時35分/2匹目となる55cmをキャッチしたのは、会員No.289 宮 基之選手。
「隣のアングラーに70クラスのシーバスがスレ掛かりしてるのを見て……群れが来たと思いました。沖を観察すると鳥が水面めがけて刺してる。上だ……しかし距離が少し遠いので、IP-26にチェンジしてフルキャストしたら数投でヒットしました」とは宮選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン IP-26アイアンプレート(キビナゴフラッシュ)

8時44分/会員No.350 石橋 徹選手から2匹目のヒットコール。ブレードチューンしたVJ-22のストップアンドゴーで掛けたという技ありの69cm。


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(沖堤イワシ)ブレードチューン

8時44分/スタートから左岸河口のいたるところで沢山の鳥が旋回する中、3時間近く釣果報告がありました。この時点で2匹の釣果を出しているのが、河合選手、前場選手、大関選手、佐川選手、室井選手、宮選手、石橋選手の7名。雨は止む気配がなく、まだまだ予想のつかない展開に選手も一心不乱にキャストを続けます。

【現時点の途中結果】
1位/河合章利/72cm+59cm=131p
2位/宮 基之/72cm+55cm=127p
3位/石橋 徹/58cm+69cm=127p
4位/佐川洋介/64cm+60cm=124p
5位/室井 翔/63cm+61cm=124p
6位/前場伸介/64cm+57.5cm=121.5p
7位/大関直輔/49cm+58.5cm=107.5p
8位/佐々木庸/63cm
9位/伊野宗義/63cm
10位/有井直樹/62cm
11位/瀬渡慎太郎/58cm
12位/猿渡靖智/57.5cm
13位/石塚桂司/51cm
試合中、左岸河口では石塚選手がイナダをキャッチ!

8時45分/ついに3匹目をキャッチした会員No.373 河合章利選手からヒットコール。最河口のポイントを15分ほど休ませてからキャストを再開してヒットさせたという、冷静な判断が結果をもたらした60cm。この魚で河合選手が唯一3匹キャッチして単独トップへ浮上。トーナメントリーダーへ。


ヒットルアーは、VJ-16+アルカリシャッド(ゴールドヘッド/マイワシ)

9時18分/会員No,235 石塚桂司選手より2匹目のヒットコール。下げの流れに合わせた中層でのルアーアクションが的中して56cmをゲット。


ヒットルアーは、ベイトブレス 湾ベイト29g(ホロイワシ)

9時32分/現在トップの河合選手に並ぶ3匹目をキャッチしたのは、会員No.376室井 翔選手。ホテル前付近で小型ルアーのフォール中に喰ってきたという51cm。


ヒットルアーは、コアマン IP-13アイアンプレート(マコイワシ)

9時49分/会員No.293 瀬渡慎太郎選手が2匹目となる65cmをキャッチ。
「最河口に入れてもらうも人が多すぎるので移動。回遊の魚から居つきの魚に狙いを変えてブロビスのプロトルアー、クリスプブイにチェンジして手前のスリット狙いにしました。ボトムから離れすぎない様にゆっくり巻いて、ピックアップ寸前にヒットしました」とは瀬渡選手のコメント。


ヒットルアーは、ブロビス クリスプブイ プロトタイプ

9時49分/大阪から参戦の会員No.360 大岡清治選手より待望のヒットコール。左岸の河口にて小型バイブの丁寧なコントロールでキャッチしたのは51cm。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)

9時50分/ホテル前付近の牡蠣殻地帯を徹底して攻め続けていた、会員No.518 猿渡靖智選手が2匹目となる56cmをキャッチ。1匹目同様のルアーでフォール中に喰ってきたという元気な56cm。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

9時58分/左岸のホテル前で投げていた会員No.257 大坪喜正選手がようやく1匹目をキャッチ。集中力を切らさずにキャストを続けて見事58cmをゲット。


ヒットルアーは、パズデザイン ディブル65(カタクチ)

10時00分/ホテル前付近の会員No.350 石橋 徹選手が、河合選手と室井選手に並ぶ3匹目となる57cmをキャッチ。
「沖の瀬際で小さなフォール中にバイトしてきた」とは石橋選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン

10時11分/3匹目の釣果報告から10分も経たずに、会員No.350 石橋 徹選手が連発で4匹目を釣り上げます。3匹目とほぼ同じ場所でテンションフォールからの巻き始めにヒットしたという61cm。この魚で石橋選手が河合選手を追い抜き、暫定1位へ急浮上!


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン

10時35分/ホテル前でミノーを投げ続けていた会員No.235 石塚桂司選手が、ついに3匹目となる56.5cmをキャッチ。
「潮が引き過ぎたため、根掛かり防止でミノーを投げていました」とは石塚選手のコメント。
※今回は高橋が検量したためOKとしますが、次回からは魚体がすべて写るよう撮影をお願いします。


ヒットルアーは、ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR(不夜城)

10時51分/大阪より飛行機で今大会に参戦していた、会員No.078 清水 俊選手より待望のヒットコール。浦安側の舞浜大橋付近でキャッチしたのはグッドコンディションの66cm。


ヒットルアーは、レッドヘッド ドブロック20g(旧江戸仕様)

10時57分/ホテル前のポイントに腰を据えキャストを続けていた会員No.518 猿渡靖智選手が、3匹目となる61cmをついにキャッチ(雨で写真が破損してしまったためブツ持ち写真はなし)。

ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

11時27分/最後の釣果報告となったのは、会員No.470 佐々木庸選手。浦安側の舞浜大橋付近で2匹目となる55cmをキャッチ。


ヒットルアーは、コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ピンクヘッド/ケイムラパープルピンク)
[
12時00分/江戸川区なぎさ南駐車場に各選手が帰着してストップフィッシング!
集計すると参加選手28名中、ウェイインは16名、合計33匹のシーバスをキャッチ。
【WSS東京湾シーバス技術交流会 第3戦/旧江戸川(WSS第64回大会)順位】
■優勝/石橋 徹/58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)
■2位/河合章利/72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)
■3位/室井 翔/63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)
■4位/猿渡靖智/57.5cm(7:00)、56cm(9:50)、61cm(10:57)
■5位/石塚桂司/51cm(8:22)、56cm(9:18)、56.5cm(10:35)
■6位/宮 基之/72cm(6:40)、55cm(8:35)*ビッグフィッシュ賞
■7位/佐川洋介/64cm(7:41)、60cm(8:30)
■8位/瀬渡慎太郎/58cm(7:00)、65cm(9:49)
■9位/前場伸介/64cm(8:00)、57.5cm(8:25)
■10位/佐々木庸/63cm(6:50)、55cm(11:27)
■11位/大関直輔/49cm(8:10)、58.5cm(8:25)
■12位/清水 俊/66cm(10:51)
■13位/伊野宗義/63cm(7:40)
■14位/有井直樹/62cm(8:15)
■15位/大坪喜正/58cm(9:58)
■16位/大岡清治/51cm(9:49)
【表彰式】
試合終了後、あまりにも雨が強くなりましたので表彰式は手短に行いました。悪天候をものともせず見事ウェイインした強者16名には、協賛メーカー様からの賞品を授与。5位からの選手にはヒット状況などをご説明いただきました。

■16位/大岡清治/51cm

■15位/大坪喜正/58cm

■14位/有井直樹/62cm

■13位/伊野宗義/63cm

■12位/清水 俊/66cm

■11位/大関直輔/49cm、58.5cm

■10位/佐々木庸/63cm、55cm

■9位/前場伸介/64cm、57.5cm

■8位/瀬渡慎太郎/58cm、65cm

■7位/佐川洋介/64cm、60cm

■6位/宮 基之/72cm、55cm(*ビッグフィッシュ賞)

■5位/石塚桂司/51cm(8:22)、56cm(9:18)、56.5cm(10:35)

「まず、1匹目は最河口でブレードを遠投して、ゆっくり巻いてきて手前でヒットした感じですね。2匹目も同じパターンでした。その後、まわりでは釣れているのにいきなり反応がなくなり、帰りがてら根掛かり防止のため125mmのミノーを投げました。近くでコノシロが泳いでいたので、当たればいいなあと思っていたら釣れちゃいました。」
■4位/猿渡靖智/57.5cm(7:00)、56cm(9:50)、61cm(10:57)

「今日の1匹目はホテル前でボイルが出たところを狙って小さいバイブを投げたらヒットしました。2匹目と3匹目は牡蠣殻地帯に投げてバイトが出たところを獲った感じです。前日プラに来てワームではなくバイブを中心に投げようと思っていたので、その作戦が良かったかもしれないですね。」(※申し訳ございません。猿渡選手の写真のみ雨で破損)
■3位/室井 翔/63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)

「浦安側の舞浜大橋を越えた水門のところでベイトがいるなぁと思って、足元にワームを投げたら1匹目が釣れました。その後、そこでちょっと粘ったんですけど、下流の方で結構魚が出ていたので下流へ移動しました。そこで、パワーブレードで2匹目を釣って。3匹目は小さい鉄板を投げてフォール中になんか魚がくっついていて(笑)。今日はそれで3本獲れた感じですね。」
■2位/河合章利/72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)

「今日は昨日プラで良かった浦安側最河口から2番目のポジションに入りました。まず、1匹目はIPを普通に投げて巻いていたら釣れました。2匹目も1匹目と同じIPのコンスタンギーゴで、巻いている途中にリアクション入れたら喰ってくれました。3匹目は投げていた場所を15分ほど休ませてから、再びキャストしたらヒットしました。」
■優勝/石橋 徹/58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)

「今日は浦安側で投げていました。1匹目のヒットルアーはアイアンマービーで、2、3、4匹目が、VJ-22にアルカリシャッドとブースターシステムを付けたやつで釣れました。まわりでブレードで釣っている人がいたのですが、今日はブレードを持ってきていなかったので、ブースターシステムをVJ-22に付けてキャストしたらヒットしました。最初はシルバー系のルアーを投げていたのですが、下げとともに濁ってきたのでゴールドにしたら釣れてくれた感じです。合計6匹掛けて4匹キャッチ。雨で直前まで参加を悩んでいたのですが、行かないで後悔するより、行って後悔しようと思い、今日は参加して本当に良かったです。」
【参加賞】
石塚桂司選手よりタックルベリーのオリジナルハサミを参加賞として出場者全員に頂戴しました。石塚選手、ありがとうございます!

【第3戦 旧江戸川大会を振り返り】
台風21号の影響で開催が危ぶまれましたが、なんとか事故や怪我もなく無事に開催できましたことを参加選手、審判員に感謝いたします。毎年恒例となった旧江戸川の第3戦は、トーナメント最終戦として、年間賞のかかった選手、クラシック出場権のかかった選手たちによる白熱した試合展開が面白く、今年もハイレベルなゲーム内容にあらためて色々と勉強させていただきました。

協賛メーカー様、参加選手の皆様、審判員の皆様、ご協力有難うございました。(東京湾ソサエティー会長 高橋雅和)
【上位入賞者レポート】
■優勝/石橋 徹レポート
大会結果:58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)

雨続き、台風前と言うことで、直接影響を受けやすいエリアではなく、海水比率の高い河口エリアに狙いを絞りました。
1本目は、表層のミディアムリトリーブに沖のスリットから。
2本目は、流し込んで速いストップアンドゴーど岩陰から。
3本目は、沖の瀬際での小さいフォールに。
4本目は、3本目とほぼ同じ場所でのテンションフォールからの巻き始め。
特に2〜4本目は、周りでスピンテールで釣れていたのですな、スピンテールを持参し忘れたので、咄嗟に普段沖堤で多用しているVJ-22ヘッド+アルカリシャッドに「VJブレードチューン」で対応したのですが、これが上手くハマってくれたお陰で逆転優勝することができました。
今年はここまでノーポイントな上、台風間際で直前まで「今年は諦めようか」と参戦を迷っていましたが、「出ないで後悔するより、出て後悔しよう」と開き直って、出場しました。それが最高の結果となって実り、腹を決めて良かったと思います。
今年は全て雨中の大会となり、選手はもとより運営の方々も神経を遣ったと思いますが、無事レギュラーシーズンを終えられたことに感謝いたします。(石橋 徹)
■2位/河合章利レポート
大会結果:72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)

2017年度のWSS東京も第3戦となりレギュラー大会は最終戦。
初戦の優勝もあり年間優勝を狙える位置につけているので、ここで良い結果をだして年間優勝を狙いたいと意気込んで、プラには前日の直前を含め3回はいりました。
直前プラで決めたのですが、当日狙いたいエリアを絞れました。
旧江戸川浦安側、大会エリアでも最下流になる場所。とにかく一番下流側に入りたかった。
前日プラでは最下流エリアで魚からの反応はまんべんなく広範囲で得ていたのですが、その中でもアベレージサイズの良さは沖に近いエリアの方が可能性を感じました。
大会エリア外となる沖向きのエリアはとても調子が良かったとのことで、そっちからの魚の回遊も期待してのこと。
あとルアーですが、軽くて小さい鉄板バイブレーションは自分の釣り方が悪いのか、浅いバイトが多くダメだった。ある程度のサイズがあって波動がでてアピール強めなルアーの方が良いとの感触を得ており、使うルアーも絞れました。
プラでは20g程度の鉄板バイブレーションと下げの流れが効いてきた後は特にコアマンのVJ-16に反応が良かった。
また、舞浜大橋上流側において、潮が引いて魚からの反応が良くなり、度々、大会後半にドラマを生んでいるタイミングでのプラは好感触が得られなかったので、大会当日は最下流エリアで最後まで粘ることにした。
そして当日。
フライト順は18番と真ん中よりちょっと後か?? スタート後、歩をすすめるスピードは若干早め(笑)。狙うエリアへ一気に向かいました。
私が到着したときには前日プラでも一緒に釣りをした金田選手が一番最下流部分に入っており、その隣に入らせてもらいました。
まずはVJ-16をセレクトししばらく探ってみるが反応が無いため、IP-18(コンスタンギーゴ)にチェンジ。数投で答えが出る。自分的に、このカラーは超アピールカラー。魚がスレ易い反面、食い気がたっている魚へのアプローチに使えば答えは早い気がしています。
プラでも魚の反応を得たのが、同じ場所なのだが30mほど先、おそらく蛎瀬がからむ変化がある部分で、ここに回遊が絡むのだろう。ミディアムスピードのただ巻きでバイトしました。
最初の1本にちょっと緊張したのか、ファイトが若干雑だったのですが、ルアーの掛かり方が良く何度エラ洗いされてもバレなく無事にキャッチ完了。
72cmでした。この時、6時50分と早いタイミングでの1本目に気をよくして更なる魚を狙います。
2本目の魚は7時11分。
1本目とルアーは同じ、1本目がヒットしたのとおおよそ同じ場所でルアーに1瞬の早巻きアクションを加えた直後のヒットでした。今度はレバーブレーキを使い丁寧に魚をいなしてのファイト。キャッチできた魚は59cmでした。
ここからしばらくの間、魚からの反応は得られない時間が続きました。
その間も隣、その隣、そのまた隣など自分より上流側では魚を掛けているのが確認できる。
沖から入ってきた魚が自分の前を素通りしていっちゃったのか?? 下げの流れがガッツリ効いてきたころ、VJ-16をルアーローテの軸とする。
8時20分頃、周囲の方の様子を見にいきつつも、自分の前のポイントを15分ほど休めることにする。戻ってきてすぐにVJ-16にて3本目(60cm)をキャッチ。時間は8時45分、カラーはゴールドヘッドにマイワシカラーのアルカリシャッドでした。
この魚も1~2本目とおおよそ同じ場所でのヒットでした。
ファイト中、丁寧にレバーを使ってやり取りをしていると、手前の蛎瀬の隙間に入られてしまったのですが、何とか出てきてくれてキャッチすることが出来ました。
この後、ポイントを休ませつつ同じ立ち位置で釣りを続けるものの、狙いとは違う場所で1回だけバイトがあったのみで反応がなくなり、自分の周囲でも反応はみられないので移動を決意する。
移動した先で優勝した石橋選手が3本目を釣っているところに遭遇し、直後に4本目を釣られて一気にまくられた。
これはヤバいと4本目を釣るべく頑張るものの4本目を釣ることは叶わずタイムアップ。
結果は2位と普通なら満足のいくものでしたが、結局まくられて1位を奪われて転落の2位なので悔しいですね。また次回、頑張りたいと思います。
スタッフの皆様、選手の皆様、大変な雨風の中、お疲れ様でした。(河合章利)
■3位/室井 翔レポート
大会結果:63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)

大会当日は浦安側をプランに入れており、受付後のフライト順のくじ引きは・・・30番目。最下流は諦め、浦安側の舞浜大橋を潜り1個目の水門辺りを見ると、ベイトが入っており、誰も居なかったのでワーム(ピックアップ・スリートラップ+バクリーヘッド10g)で足元を攻めてみると! いきなり63cmが。
その後、数投するも何もなく。ヒルトン前に行き(コアマン・PB20)にて、ボトムをゆっくり攻めると61cmをGET。
ルアーを(コアマン・IP13)で浮いてるであろうシーバスを狙うとフォール中にヒット! それが51cmで、63+61+51=175cmでウェインしました。
3位になってクラシック出場が滑り込みセーフだったので安心しました。
雨風が強い大会でしたが皆さんお疲れ様でした。(室井 翔)
【ポイント獲得者のタックル&ヒットルアー】
■優勝/石橋 徹
ロッド:コアマン Daystar CDS96ML-CS IRONPLATE SPECIAL<10thAnniversary Model>
リール:エクスセンス LBC3000MPG
ライン:クレハ シーガー完全シーバス0.6号
リーダー/クレハ シーガーグランドマックス3号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)
ヒットルアー:2匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(沖堤イワシ)ブレードチューン
ヒットルアー:3匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン
ヒットルアー:4匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン
■2位/河合章利
ロッド:ジャンピンジャックゼルカスタム 810ML レンジドリフト
リール:モアザンブランジーノ LBD
ライン: G-SOUL X8 UPGRADE 0.6号
リーダー: クレハ シーガ― プレミアムマックス 3号(15LB)
ヒットルアー:1匹目/コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)
ヒットルアー:2匹目/コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)
ヒットルアー:3匹目/コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ゴールドヘッド/マイワシ)
■3位/室井 翔
ロッド:ミッドウォーターMWS-972TR
リール:2510H
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス 0.8号
リーダー:クレハ グランドマックス 3.5号
スナップ:エバーグリーン ワイドスナップ#1
ヒットルアー:1匹目/ピックアップ スリートラップ(キャスティング別注カラー
/黒魚[ブラックベイト])+ バクリーヘッド10g
ヒットルアー:2匹目/コアマン PB-20パワーブレード(マコイワシ)
ヒットルアー:3匹目/コアマン IP-13アイアンプレート(マコイワシ)
■4位/猿渡靖智
ロッド:エバーグリーン アバンギャルド ソリッドソリューションGRT88
リール:モアザン 2510PE-SH-LBD
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス0.8号
リーダー:クレハ シーガーグランドマックスFX 3号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:2匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:3匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
■5位/石塚桂司
ロッド:スワット107ML
リール:インパルト 2500LBD
ライン:PE1号
リーダー:クレハ シーガー船 FXR 3号
ヒットルアー:1匹目/ベイトブレス 湾ベイト29g(アワビ)
ヒットルアー:2匹目/ベイトブレス 湾ベイト29g(ホロイワシ)
ヒットルアー:3匹目/ショアラインシャイナーZセットアッパー125DR(不夜城)
■6位/宮 基之
ロッド:MWS972TR
リール:銀狼 2500LBD
ライン:バークレー スーパーファイヤーライン 1号
リーダー:クレハ シーガー プレミアムマックス 20lb
ヒットルアー:1匹目/コアマン PB-20パワーブレード(翔スペシャル)
ヒットルアー:2匹目/コアマン IP-26アイアンプレート(キビナゴフラッシュ)
■7位/佐川洋介
ロッド:エバーグリーン ゼファーアバンギャルド ワイドアタッカー92
リール:モアザンブランジーノ 2510LBD
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス 1号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス 2.5号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:2匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(PCキャンディ)
■8位/瀬渡慎太郎
ロッド:ジャンピングジャックゼルカスタムレンジドリフト
リール:トーナメントISO Z2500LBD
ライン:PE 0.6号
リーダー:3号
ヒットルアー:1匹目/ブロビス タイニードロップ フェザーフックチューン(キビナゴカラー)
ヒットルアー:2匹目/ブロビス クリスプブイ プロトタイプ
■9位/前場伸介
ロッド:コアマン Daystar CDS96ML-CS IRONPLATE SPECIAL<10thAnniversary Model>
リール:エクスセンス LBC3000MPG
ライン:バークレー スーパーファイヤーライン クリスタル 12lb
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス16lb
ヒットルアー:1匹目/コアマン PB -20パワーブレード(グリーンイワシハラグロー)
ヒットルアー:2匹目/コアマン PB -20パワーブレード(クロキンフラッシュメッキ)
■10位/佐々木庸
ロッド:モアザン ブランジーノ 90ML
リール:イグジスト2506R-H
ライン:クレハシーガーR18 ステルスライン0.8
リーダー:16lb
ヒットルアー:1匹目/ジャクソン 鉄 PAN Vib 55mm 14g (ゴールドグリーン)
ヒットルアー:2匹目/コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ピンクヘッド/ケイムラパープルピンク)
■11位/大関直輔
ロッド:エバーグリーン ゼファーアバンギャルド マイティスラッガー 98
リール:モアザン LBD
ライン:ジグマンX4 1.5号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス 30ポンド
ヒットルアー:1匹目/邪道 冷音 14g(メッキイワシ)
ヒットルアー:2匹目/マドネス バクリースピン30(銀粉ゴールドレインボー)
■12位/清水 俊
ロッド:シルベラード78M
リール:セフィアCI4 3000EXH
ライン:PE#0.8
リーダー:フロロ#4
ヒットルアー:レッドヘッド ドブロック20g(旧江戸仕様)
■13位/伊野宗義
ロッド:モンスターリミテッド93
リール:07ステラC3000HG
ライン:PE1号
リーダー:30lb
ヒットルアー:コアマン IP-18アイアンプレート(グリーンゴールド)
■14位/有井直樹
ロッド:エバーグリーン ゼファーアヴァンギャルドZAGS-92ワイドアタッカー
リール:14モアザン2510PE-SH-LBD
ライン:クレハ シーガーR18完全シーバス1号
リーダー:クレハ シーガープレミアムマックスショックリーダー7号
ヒットルアー:マドネス シリテンバイブ53(銀粉ギーコ)
■15位/大坪喜正
ロッド:ブランジーノ96MML
リール:ステラ4000
ライン:PE1号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス4号
ヒットルアー:パズデザイン ディブル65(カタクチ)
■16位/大岡清治
ロッド:エバーグリーン アバンギャルド ソリッドソリューションGRT88
リール:ルビアス 2506
ライン:アーマード フロロ F+ #0.6
リーダー:クレハ シーガー プレミアムマックス #2.5
ヒットルアー:エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)
Extra Special Thanks to WSS Member!

開催:平成29年10月22日(日)
場所:旧江戸川河口(右岸・左岸)
航空:▶こちら
天候:曇り/気温17.6℃〜18.6℃
風向:北▶北北西▶北北東▶北
風速:3.9m〜6.2m
気象:江戸川臨海▶こちら
潮汐:満潮6:19/干潮12:12
参加:28名(当日3名欠席)
審査:5匹長寸/キーパーサイズ40cm
進行:集合5:00、受付5:15、開会式5:30、スタート6:00、帰着12:00、表彰式12:15
審判:吉田光輝、一次亮広
大会委員長:高橋雅和
【旧江戸川河口・舞浜大橋付近】
【2017年のトーナメント最終戦】
10月27日(日)、2017年WSS東京湾のトーナメントを締めくくる「シーバス技術交流会 第3戦」を旧江戸川にて開催しました。今季の東京湾は9月頃からイナダが回遊し始め、10月に入っても連日湾奥でヒットするという当たり年。鳥山もいたるところで発生し、コノシロを喰ってる大型シーバスの釣果情報もたびたび入手。
そんな好調の最中、連日の雨で増水した旧江戸川河口でのトーナメント最終戦。台風21号が沖縄に接近しておりましたので、試合当日の朝の天候次第では延期も想定。しかし、雨は降り続けておりましたが、開会式直前は風が弱かったので予定通り試合を行いました。


土砂降りの中、江戸川区なぎさ南駐車場に集結する選手たち。

受付では審判員の吉田光輝氏が携わる「reLight(リライト)」の新作ルアーを展示。

【試合エリア】
旧江戸川河口は工事区域もありますので、正式なエリアは当日発表しました。
舞浜大橋を軸に右岸は上流が送電線〜下流は水門先の角まで。左岸は上流が見明川〜ヒルトンホテル先の角まで。今大会は増水のためウェーディングは中止。
受付の際にくじ引きでフライト順を決定し、5名ずつ写真撮影後にスタートフィッシングです!
左より、1/大関直輔、2/石橋 徹、3/伊野宗義、4/清水 俊、5/金田知広

左より、6/猿渡靖智、7/大岡清治、8/石橋翔太、9/高谷友之、10/佐々木 庸

左より、11/瀬渡慎太郎、12/磯崎大介、13/関根勇太、14/佐川洋介、15/河合章利

左より、16/宮 基之、17/太田 勇、18/大坪喜正、19/太田龍文、20/定別當毅

左より、21/小暮 学、22/有井直樹、23/藤田博久、24/前場伸介、25/近藤圭彦

左より、26/室井 翔、27/石塚桂司

6時00分/試合開始直後の浦安側。雨は降り続いていたものの30〜40羽ほどの鳥が上空のいたるところで旋回。そんな光景を見て各選手のモチベーションは急上昇。
今大会、出場選手の約8割が浦安側に渡ってゲームがスタートしました。


6時33分/ファーストコールは浦安側の舞浜大橋より少し下流の水門付近で投げていた、会員No.376 室井 翔選手から。黒いワームで足元を攻めていたら突然ヒットした63cm。


ヒットルアーは、ピックアップ スリートラップ(キャスティング別注カラー/黒魚[ブラックベイト])+ バクリーヘッド10g

6時40分/2匹目は会員No.289 宮 基之選手から。鳥の旋回する方向を見ると潮目を発見。そこへブレードを投げて中層あたりを探ると、いきなりヒットしてブースターのスプリットリングが伸びてしまいバラシ。すぐルアーを付け替えて同じ場所
へ投げて2投目でヒットさせた今大会のビッグフィッシュ賞、72cm。
「ロッドに伝わる首振りの感覚から良いサイズと思い、ランディングに少し時間をかけて慎重に取り込みました」とは宮選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(翔スペシャル)

6時50分/浦安側の最河口で投げていた、会員No.373 河合章利選手からヒットコール。スタート直後から最河口にある蛎瀬の回遊を狙ってキャッチした、72cm。ミディアムスピードのただ巻きでバイトしてきたとか。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)

6時50分/会員No.470 佐々木庸選手より着信。ホテル前よりも少し上流でアップにキャストしてタダ巻きしていたらヒットしたという63cm。


ヒットルアーは、ジャクソン 鉄 PAN Vib 55mm 14g (ゴールドグリーン)

7時00分/会員No.293 瀬渡慎太郎選手からヒットコール。ブロビスのタイニードロップをボトムまで沈めてファーストリトリーブで巻いてきて、手前の牡蠣瀬のスリットでヒットしたという、元気な58cm。


ヒットルアーは、ブロビス タイニードロップ フェザーフックチューン(キビナゴカラー)

7時00分/同時刻に釣り上げた瀬渡選手より30mほど下流で投げていた、会員No.518 猿渡靖智選手が57.5cmをキャッチ。
「ルアーをフルキャストして牡蠣瀬地帯の中へ着水させて、巻き取る間にバイトしてくるパターンでした」とは猿渡選手のコメント。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

7時11分/1匹目と同じ場所、同じルアーで会員No.373 河合章利選手が早くも2匹目をキャッチ。タダ巻き中に一瞬早巻きのアクションを加えたらヒットしたという59cm。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)

7時18分/今大会の優勝者、会員No.350 石橋 徹選手が最初の1匹目を釣り上げます。ホテル前の沖から表層ミディアムリトリーブで58cmをキャッチ。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)

7時40分/左岸の河口で投げていた会員No.172 伊野宗義選手が良型の63cmをキ
ャッチ。
「フルキャストして5カウントしてからスローに巻いてきたらヒットしました」とは伊野選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン IP-18アイアンプレート(グリーンゴールド)

7時41分/ホテル前付近にいた会員No.043 佐川洋介選手からヒットコール。待望の1匹目は小型バイブで64cmをキャッチ。レバーブレーキを駆使して時間をかけた完璧なランディング。
「これをあと30分早く獲りたかった」とは佐川選手のコメント。



ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(キビナゴホロ)

スタートから約1時間30分が経過し、早くも10匹の釣果報告が入りました。旧江戸川の左岸河口はベイトも多く、旋回する鳥も増え続けるばかり。まだまだ休む暇もなくヒットコールが鳴り続けます。

スタート直後から水面をざわつかせているベイトの正体はサッパ。コノシロも居たとか。

8時00分/左岸のホテル前付近でキャストを続けていた、会員No.033 前場伸介選手からヒットコール。ブレード系のルアーを丁寧にコントロールして見事64cmをキャッチ。


ヒットルアーは、コアマン PB -20パワーブレード(グリーンイワシハラグロー)

8時10分/会員No.519 大関直輔選手が1匹目となる49cmをキャッチ。風が強かったので、沖から早巻きでリトリーブしたらヒットしたとか。


ヒットルアーは、邪道 冷音 14g(メッキイワシ)

8時15分/兵庫県から参戦の会員No.513 有井直樹選手からヒットコール。ほとんどの選手が左岸河口部に先行していくのを見て、ちょっとした反抗心に火がついてしまい、浦安側の舞浜大橋周辺に足を止めて勝負したとか。そんな橋脚部の小場所で見事62cmをキャッチ。
「結局そこではこのあと2匹バラしてしまいました。大会で多くのチャンスがありながら、キャッチ1本に留まってしまうあたり、来年の課題を残す結果となってしまいました」とは有井選手のコメント。


ヒットルアーは、マドネス シリテンバイブ53(銀粉ギーコ)

8時22分/ホテル前付近で投げていた、会員No.235 石塚桂司選手からヒットコール。下げのタイミングで流れの効き始めに中層を泳がせて見事51cmをキャッチ。


ヒットルアーは、ベイトブレス 湾ベイト29g(アワビ)

8時25分/左岸の河口を攻め続けていた会員No.033 前場伸介選手が、待望の2匹目となる57.5cmをキャッチ。ヒットポイントはブレイク、スリットを過ぎてシャローに入ってからの近接だったとか。
「沖側に走ってくれたのでレバーでラインを出してからゆったり寄せてランディング。手こずりましたが何とかネットインできました。本当に斜め護岸嫌いです」とは前場選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン PB -20パワーブレード(クロキンフラッシュメッキ)

8時25分/ホテル前で投げていた会員No.519 大関直輔選手が2本目となる58.5cmをキャッチ。
「隣で魚をかけていた方のルアーがブレード系だったので、自分もマドネスのバクリースピンにチェンジしたらすぐにヒットしました」とは大関選手のコメント。


ヒットルアーは、マドネス バクリースピン30(銀粉ゴールドレインボー)

8時30分/左岸のホテル付近でキャストを続けていた会員No.043 佐川洋介選手が、ついに2匹目となる60cmをキャッチ。
「この魚でリズムが出来た。よしあと一本、と移動を決意した瞬間でした!」とは佐川選手のコメント。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(PCキャンディ)

8時31分/本日2回目のヒットコールは、会員No.376 室井 翔選手から。ブレードでボトムを攻め続けて見事ヒットさせたのは元気な61cm。


ヒットルアーは、コアマン PB-20パワーブレード(マコイワシ)

8時35分/2匹目となる55cmをキャッチしたのは、会員No.289 宮 基之選手。
「隣のアングラーに70クラスのシーバスがスレ掛かりしてるのを見て……群れが来たと思いました。沖を観察すると鳥が水面めがけて刺してる。上だ……しかし距離が少し遠いので、IP-26にチェンジしてフルキャストしたら数投でヒットしました」とは宮選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン IP-26アイアンプレート(キビナゴフラッシュ)

8時44分/会員No.350 石橋 徹選手から2匹目のヒットコール。ブレードチューンしたVJ-22のストップアンドゴーで掛けたという技ありの69cm。


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(沖堤イワシ)ブレードチューン

8時44分/スタートから左岸河口のいたるところで沢山の鳥が旋回する中、3時間近く釣果報告がありました。この時点で2匹の釣果を出しているのが、河合選手、前場選手、大関選手、佐川選手、室井選手、宮選手、石橋選手の7名。雨は止む気配がなく、まだまだ予想のつかない展開に選手も一心不乱にキャストを続けます。

【現時点の途中結果】
1位/河合章利/72cm+59cm=131p
2位/宮 基之/72cm+55cm=127p
3位/石橋 徹/58cm+69cm=127p
4位/佐川洋介/64cm+60cm=124p
5位/室井 翔/63cm+61cm=124p
6位/前場伸介/64cm+57.5cm=121.5p
7位/大関直輔/49cm+58.5cm=107.5p
8位/佐々木庸/63cm
9位/伊野宗義/63cm
10位/有井直樹/62cm
11位/瀬渡慎太郎/58cm
12位/猿渡靖智/57.5cm
13位/石塚桂司/51cm
試合中、左岸河口では石塚選手がイナダをキャッチ!

8時45分/ついに3匹目をキャッチした会員No.373 河合章利選手からヒットコール。最河口のポイントを15分ほど休ませてからキャストを再開してヒットさせたという、冷静な判断が結果をもたらした60cm。この魚で河合選手が唯一3匹キャッチして単独トップへ浮上。トーナメントリーダーへ。


ヒットルアーは、VJ-16+アルカリシャッド(ゴールドヘッド/マイワシ)

9時18分/会員No,235 石塚桂司選手より2匹目のヒットコール。下げの流れに合わせた中層でのルアーアクションが的中して56cmをゲット。


ヒットルアーは、ベイトブレス 湾ベイト29g(ホロイワシ)

9時32分/現在トップの河合選手に並ぶ3匹目をキャッチしたのは、会員No.376室井 翔選手。ホテル前付近で小型ルアーのフォール中に喰ってきたという51cm。


ヒットルアーは、コアマン IP-13アイアンプレート(マコイワシ)

9時49分/会員No.293 瀬渡慎太郎選手が2匹目となる65cmをキャッチ。
「最河口に入れてもらうも人が多すぎるので移動。回遊の魚から居つきの魚に狙いを変えてブロビスのプロトルアー、クリスプブイにチェンジして手前のスリット狙いにしました。ボトムから離れすぎない様にゆっくり巻いて、ピックアップ寸前にヒットしました」とは瀬渡選手のコメント。


ヒットルアーは、ブロビス クリスプブイ プロトタイプ

9時49分/大阪から参戦の会員No.360 大岡清治選手より待望のヒットコール。左岸の河口にて小型バイブの丁寧なコントロールでキャッチしたのは51cm。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)

9時50分/ホテル前付近の牡蠣殻地帯を徹底して攻め続けていた、会員No.518 猿渡靖智選手が2匹目となる56cmをキャッチ。1匹目同様のルアーでフォール中に喰ってきたという元気な56cm。


ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

9時58分/左岸のホテル前で投げていた会員No.257 大坪喜正選手がようやく1匹目をキャッチ。集中力を切らさずにキャストを続けて見事58cmをゲット。


ヒットルアーは、パズデザイン ディブル65(カタクチ)

10時00分/ホテル前付近の会員No.350 石橋 徹選手が、河合選手と室井選手に並ぶ3匹目となる57cmをキャッチ。
「沖の瀬際で小さなフォール中にバイトしてきた」とは石橋選手のコメント。


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン

10時11分/3匹目の釣果報告から10分も経たずに、会員No.350 石橋 徹選手が連発で4匹目を釣り上げます。3匹目とほぼ同じ場所でテンションフォールからの巻き始めにヒットしたという61cm。この魚で石橋選手が河合選手を追い抜き、暫定1位へ急浮上!


ヒットルアーは、コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン

10時35分/ホテル前でミノーを投げ続けていた会員No.235 石塚桂司選手が、ついに3匹目となる56.5cmをキャッチ。
「潮が引き過ぎたため、根掛かり防止でミノーを投げていました」とは石塚選手のコメント。
※今回は高橋が検量したためOKとしますが、次回からは魚体がすべて写るよう撮影をお願いします。


ヒットルアーは、ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR(不夜城)

10時51分/大阪より飛行機で今大会に参戦していた、会員No.078 清水 俊選手より待望のヒットコール。浦安側の舞浜大橋付近でキャッチしたのはグッドコンディションの66cm。


ヒットルアーは、レッドヘッド ドブロック20g(旧江戸仕様)

10時57分/ホテル前のポイントに腰を据えキャストを続けていた会員No.518 猿渡靖智選手が、3匹目となる61cmをついにキャッチ(雨で写真が破損してしまったためブツ持ち写真はなし)。

ヒットルアーは、エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)

11時27分/最後の釣果報告となったのは、会員No.470 佐々木庸選手。浦安側の舞浜大橋付近で2匹目となる55cmをキャッチ。


ヒットルアーは、コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ピンクヘッド/ケイムラパープルピンク)
[

12時00分/江戸川区なぎさ南駐車場に各選手が帰着してストップフィッシング!
集計すると参加選手28名中、ウェイインは16名、合計33匹のシーバスをキャッチ。
【WSS東京湾シーバス技術交流会 第3戦/旧江戸川(WSS第64回大会)順位】
■優勝/石橋 徹/58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)
■2位/河合章利/72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)
■3位/室井 翔/63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)
■4位/猿渡靖智/57.5cm(7:00)、56cm(9:50)、61cm(10:57)
■5位/石塚桂司/51cm(8:22)、56cm(9:18)、56.5cm(10:35)
■6位/宮 基之/72cm(6:40)、55cm(8:35)*ビッグフィッシュ賞
■7位/佐川洋介/64cm(7:41)、60cm(8:30)
■8位/瀬渡慎太郎/58cm(7:00)、65cm(9:49)
■9位/前場伸介/64cm(8:00)、57.5cm(8:25)
■10位/佐々木庸/63cm(6:50)、55cm(11:27)
■11位/大関直輔/49cm(8:10)、58.5cm(8:25)
■12位/清水 俊/66cm(10:51)
■13位/伊野宗義/63cm(7:40)
■14位/有井直樹/62cm(8:15)
■15位/大坪喜正/58cm(9:58)
■16位/大岡清治/51cm(9:49)
【表彰式】
試合終了後、あまりにも雨が強くなりましたので表彰式は手短に行いました。悪天候をものともせず見事ウェイインした強者16名には、協賛メーカー様からの賞品を授与。5位からの選手にはヒット状況などをご説明いただきました。

■16位/大岡清治/51cm

■15位/大坪喜正/58cm

■14位/有井直樹/62cm

■13位/伊野宗義/63cm

■12位/清水 俊/66cm

■11位/大関直輔/49cm、58.5cm

■10位/佐々木庸/63cm、55cm

■9位/前場伸介/64cm、57.5cm

■8位/瀬渡慎太郎/58cm、65cm

■7位/佐川洋介/64cm、60cm

■6位/宮 基之/72cm、55cm(*ビッグフィッシュ賞)

■5位/石塚桂司/51cm(8:22)、56cm(9:18)、56.5cm(10:35)

「まず、1匹目は最河口でブレードを遠投して、ゆっくり巻いてきて手前でヒットした感じですね。2匹目も同じパターンでした。その後、まわりでは釣れているのにいきなり反応がなくなり、帰りがてら根掛かり防止のため125mmのミノーを投げました。近くでコノシロが泳いでいたので、当たればいいなあと思っていたら釣れちゃいました。」
■4位/猿渡靖智/57.5cm(7:00)、56cm(9:50)、61cm(10:57)

「今日の1匹目はホテル前でボイルが出たところを狙って小さいバイブを投げたらヒットしました。2匹目と3匹目は牡蠣殻地帯に投げてバイトが出たところを獲った感じです。前日プラに来てワームではなくバイブを中心に投げようと思っていたので、その作戦が良かったかもしれないですね。」(※申し訳ございません。猿渡選手の写真のみ雨で破損)
■3位/室井 翔/63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)

「浦安側の舞浜大橋を越えた水門のところでベイトがいるなぁと思って、足元にワームを投げたら1匹目が釣れました。その後、そこでちょっと粘ったんですけど、下流の方で結構魚が出ていたので下流へ移動しました。そこで、パワーブレードで2匹目を釣って。3匹目は小さい鉄板を投げてフォール中になんか魚がくっついていて(笑)。今日はそれで3本獲れた感じですね。」
■2位/河合章利/72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)

「今日は昨日プラで良かった浦安側最河口から2番目のポジションに入りました。まず、1匹目はIPを普通に投げて巻いていたら釣れました。2匹目も1匹目と同じIPのコンスタンギーゴで、巻いている途中にリアクション入れたら喰ってくれました。3匹目は投げていた場所を15分ほど休ませてから、再びキャストしたらヒットしました。」
■優勝/石橋 徹/58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)

「今日は浦安側で投げていました。1匹目のヒットルアーはアイアンマービーで、2、3、4匹目が、VJ-22にアルカリシャッドとブースターシステムを付けたやつで釣れました。まわりでブレードで釣っている人がいたのですが、今日はブレードを持ってきていなかったので、ブースターシステムをVJ-22に付けてキャストしたらヒットしました。最初はシルバー系のルアーを投げていたのですが、下げとともに濁ってきたのでゴールドにしたら釣れてくれた感じです。合計6匹掛けて4匹キャッチ。雨で直前まで参加を悩んでいたのですが、行かないで後悔するより、行って後悔しようと思い、今日は参加して本当に良かったです。」
【参加賞】
石塚桂司選手よりタックルベリーのオリジナルハサミを参加賞として出場者全員に頂戴しました。石塚選手、ありがとうございます!

【第3戦 旧江戸川大会を振り返り】
台風21号の影響で開催が危ぶまれましたが、なんとか事故や怪我もなく無事に開催できましたことを参加選手、審判員に感謝いたします。毎年恒例となった旧江戸川の第3戦は、トーナメント最終戦として、年間賞のかかった選手、クラシック出場権のかかった選手たちによる白熱した試合展開が面白く、今年もハイレベルなゲーム内容にあらためて色々と勉強させていただきました。

協賛メーカー様、参加選手の皆様、審判員の皆様、ご協力有難うございました。(東京湾ソサエティー会長 高橋雅和)
【上位入賞者レポート】
■優勝/石橋 徹レポート
大会結果:58cm(7:18)、69cm(8:44)、57cm(10:00)、61cm(10:11)

雨続き、台風前と言うことで、直接影響を受けやすいエリアではなく、海水比率の高い河口エリアに狙いを絞りました。
1本目は、表層のミディアムリトリーブに沖のスリットから。
2本目は、流し込んで速いストップアンドゴーど岩陰から。
3本目は、沖の瀬際での小さいフォールに。
4本目は、3本目とほぼ同じ場所でのテンションフォールからの巻き始め。
特に2〜4本目は、周りでスピンテールで釣れていたのですな、スピンテールを持参し忘れたので、咄嗟に普段沖堤で多用しているVJ-22ヘッド+アルカリシャッドに「VJブレードチューン」で対応したのですが、これが上手くハマってくれたお陰で逆転優勝することができました。
今年はここまでノーポイントな上、台風間際で直前まで「今年は諦めようか」と参戦を迷っていましたが、「出ないで後悔するより、出て後悔しよう」と開き直って、出場しました。それが最高の結果となって実り、腹を決めて良かったと思います。
今年は全て雨中の大会となり、選手はもとより運営の方々も神経を遣ったと思いますが、無事レギュラーシーズンを終えられたことに感謝いたします。(石橋 徹)
■2位/河合章利レポート
大会結果:72cm(6:50)、59cm(7:11)、60cm(8:45)

2017年度のWSS東京も第3戦となりレギュラー大会は最終戦。
初戦の優勝もあり年間優勝を狙える位置につけているので、ここで良い結果をだして年間優勝を狙いたいと意気込んで、プラには前日の直前を含め3回はいりました。
直前プラで決めたのですが、当日狙いたいエリアを絞れました。
旧江戸川浦安側、大会エリアでも最下流になる場所。とにかく一番下流側に入りたかった。
前日プラでは最下流エリアで魚からの反応はまんべんなく広範囲で得ていたのですが、その中でもアベレージサイズの良さは沖に近いエリアの方が可能性を感じました。
大会エリア外となる沖向きのエリアはとても調子が良かったとのことで、そっちからの魚の回遊も期待してのこと。
あとルアーですが、軽くて小さい鉄板バイブレーションは自分の釣り方が悪いのか、浅いバイトが多くダメだった。ある程度のサイズがあって波動がでてアピール強めなルアーの方が良いとの感触を得ており、使うルアーも絞れました。
プラでは20g程度の鉄板バイブレーションと下げの流れが効いてきた後は特にコアマンのVJ-16に反応が良かった。
また、舞浜大橋上流側において、潮が引いて魚からの反応が良くなり、度々、大会後半にドラマを生んでいるタイミングでのプラは好感触が得られなかったので、大会当日は最下流エリアで最後まで粘ることにした。
そして当日。
フライト順は18番と真ん中よりちょっと後か?? スタート後、歩をすすめるスピードは若干早め(笑)。狙うエリアへ一気に向かいました。
私が到着したときには前日プラでも一緒に釣りをした金田選手が一番最下流部分に入っており、その隣に入らせてもらいました。
まずはVJ-16をセレクトししばらく探ってみるが反応が無いため、IP-18(コンスタンギーゴ)にチェンジ。数投で答えが出る。自分的に、このカラーは超アピールカラー。魚がスレ易い反面、食い気がたっている魚へのアプローチに使えば答えは早い気がしています。
プラでも魚の反応を得たのが、同じ場所なのだが30mほど先、おそらく蛎瀬がからむ変化がある部分で、ここに回遊が絡むのだろう。ミディアムスピードのただ巻きでバイトしました。
最初の1本にちょっと緊張したのか、ファイトが若干雑だったのですが、ルアーの掛かり方が良く何度エラ洗いされてもバレなく無事にキャッチ完了。
72cmでした。この時、6時50分と早いタイミングでの1本目に気をよくして更なる魚を狙います。
2本目の魚は7時11分。
1本目とルアーは同じ、1本目がヒットしたのとおおよそ同じ場所でルアーに1瞬の早巻きアクションを加えた直後のヒットでした。今度はレバーブレーキを使い丁寧に魚をいなしてのファイト。キャッチできた魚は59cmでした。
ここからしばらくの間、魚からの反応は得られない時間が続きました。
その間も隣、その隣、そのまた隣など自分より上流側では魚を掛けているのが確認できる。
沖から入ってきた魚が自分の前を素通りしていっちゃったのか?? 下げの流れがガッツリ効いてきたころ、VJ-16をルアーローテの軸とする。
8時20分頃、周囲の方の様子を見にいきつつも、自分の前のポイントを15分ほど休めることにする。戻ってきてすぐにVJ-16にて3本目(60cm)をキャッチ。時間は8時45分、カラーはゴールドヘッドにマイワシカラーのアルカリシャッドでした。
この魚も1~2本目とおおよそ同じ場所でのヒットでした。
ファイト中、丁寧にレバーを使ってやり取りをしていると、手前の蛎瀬の隙間に入られてしまったのですが、何とか出てきてくれてキャッチすることが出来ました。
この後、ポイントを休ませつつ同じ立ち位置で釣りを続けるものの、狙いとは違う場所で1回だけバイトがあったのみで反応がなくなり、自分の周囲でも反応はみられないので移動を決意する。
移動した先で優勝した石橋選手が3本目を釣っているところに遭遇し、直後に4本目を釣られて一気にまくられた。
これはヤバいと4本目を釣るべく頑張るものの4本目を釣ることは叶わずタイムアップ。
結果は2位と普通なら満足のいくものでしたが、結局まくられて1位を奪われて転落の2位なので悔しいですね。また次回、頑張りたいと思います。
スタッフの皆様、選手の皆様、大変な雨風の中、お疲れ様でした。(河合章利)
■3位/室井 翔レポート
大会結果:63cm(6:33)、61cm(8:31)、51cm(9:32)

大会当日は浦安側をプランに入れており、受付後のフライト順のくじ引きは・・・30番目。最下流は諦め、浦安側の舞浜大橋を潜り1個目の水門辺りを見ると、ベイトが入っており、誰も居なかったのでワーム(ピックアップ・スリートラップ+バクリーヘッド10g)で足元を攻めてみると! いきなり63cmが。
その後、数投するも何もなく。ヒルトン前に行き(コアマン・PB20)にて、ボトムをゆっくり攻めると61cmをGET。
ルアーを(コアマン・IP13)で浮いてるであろうシーバスを狙うとフォール中にヒット! それが51cmで、63+61+51=175cmでウェインしました。
3位になってクラシック出場が滑り込みセーフだったので安心しました。
雨風が強い大会でしたが皆さんお疲れ様でした。(室井 翔)
【ポイント獲得者のタックル&ヒットルアー】
■優勝/石橋 徹
ロッド:コアマン Daystar CDS96ML-CS IRONPLATE SPECIAL<10thAnniversary Model>
リール:エクスセンス LBC3000MPG
ライン:クレハ シーガー完全シーバス0.6号
リーダー/クレハ シーガーグランドマックス3号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)
ヒットルアー:2匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(沖堤イワシ)ブレードチューン
ヒットルアー:3匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン
ヒットルアー:4匹目/コアマン VJ-22+アルカリシャッド(イワシゴールド)ブレードチューン
■2位/河合章利
ロッド:ジャンピンジャックゼルカスタム 810ML レンジドリフト
リール:モアザンブランジーノ LBD
ライン: G-SOUL X8 UPGRADE 0.6号
リーダー: クレハ シーガ― プレミアムマックス 3号(15LB)
ヒットルアー:1匹目/コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)
ヒットルアー:2匹目/コアマン IP-18アイアンプレート(コンスタンギーゴ)
ヒットルアー:3匹目/コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ゴールドヘッド/マイワシ)
■3位/室井 翔
ロッド:ミッドウォーターMWS-972TR
リール:2510H
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス 0.8号
リーダー:クレハ グランドマックス 3.5号
スナップ:エバーグリーン ワイドスナップ#1
ヒットルアー:1匹目/ピックアップ スリートラップ(キャスティング別注カラー
/黒魚[ブラックベイト])+ バクリーヘッド10g
ヒットルアー:2匹目/コアマン PB-20パワーブレード(マコイワシ)
ヒットルアー:3匹目/コアマン IP-13アイアンプレート(マコイワシ)
■4位/猿渡靖智
ロッド:エバーグリーン アバンギャルド ソリッドソリューションGRT88
リール:モアザン 2510PE-SH-LBD
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス0.8号
リーダー:クレハ シーガーグランドマックスFX 3号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:2匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:3匹目/エバーグリーン アイアンマービー 55(キビナゴホロ)
■5位/石塚桂司
ロッド:スワット107ML
リール:インパルト 2500LBD
ライン:PE1号
リーダー:クレハ シーガー船 FXR 3号
ヒットルアー:1匹目/ベイトブレス 湾ベイト29g(アワビ)
ヒットルアー:2匹目/ベイトブレス 湾ベイト29g(ホロイワシ)
ヒットルアー:3匹目/ショアラインシャイナーZセットアッパー125DR(不夜城)
■6位/宮 基之
ロッド:MWS972TR
リール:銀狼 2500LBD
ライン:バークレー スーパーファイヤーライン 1号
リーダー:クレハ シーガー プレミアムマックス 20lb
ヒットルアー:1匹目/コアマン PB-20パワーブレード(翔スペシャル)
ヒットルアー:2匹目/コアマン IP-26アイアンプレート(キビナゴフラッシュ)
■7位/佐川洋介
ロッド:エバーグリーン ゼファーアバンギャルド ワイドアタッカー92
リール:モアザンブランジーノ 2510LBD
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス 1号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス 2.5号
ヒットルアー:1匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(キビナゴホロ)
ヒットルアー:2匹目/エバーグリーン アイアンマービー55(PCキャンディ)
■8位/瀬渡慎太郎
ロッド:ジャンピングジャックゼルカスタムレンジドリフト
リール:トーナメントISO Z2500LBD
ライン:PE 0.6号
リーダー:3号
ヒットルアー:1匹目/ブロビス タイニードロップ フェザーフックチューン(キビナゴカラー)
ヒットルアー:2匹目/ブロビス クリスプブイ プロトタイプ
■9位/前場伸介
ロッド:コアマン Daystar CDS96ML-CS IRONPLATE SPECIAL<10thAnniversary Model>
リール:エクスセンス LBC3000MPG
ライン:バークレー スーパーファイヤーライン クリスタル 12lb
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス16lb
ヒットルアー:1匹目/コアマン PB -20パワーブレード(グリーンイワシハラグロー)
ヒットルアー:2匹目/コアマン PB -20パワーブレード(クロキンフラッシュメッキ)
■10位/佐々木庸
ロッド:モアザン ブランジーノ 90ML
リール:イグジスト2506R-H
ライン:クレハシーガーR18 ステルスライン0.8
リーダー:16lb
ヒットルアー:1匹目/ジャクソン 鉄 PAN Vib 55mm 14g (ゴールドグリーン)
ヒットルアー:2匹目/コアマン VJ-16バイブレーションジグヘッド(ピンクヘッド/ケイムラパープルピンク)
■11位/大関直輔
ロッド:エバーグリーン ゼファーアバンギャルド マイティスラッガー 98
リール:モアザン LBD
ライン:ジグマンX4 1.5号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス 30ポンド
ヒットルアー:1匹目/邪道 冷音 14g(メッキイワシ)
ヒットルアー:2匹目/マドネス バクリースピン30(銀粉ゴールドレインボー)
■12位/清水 俊
ロッド:シルベラード78M
リール:セフィアCI4 3000EXH
ライン:PE#0.8
リーダー:フロロ#4
ヒットルアー:レッドヘッド ドブロック20g(旧江戸仕様)
■13位/伊野宗義
ロッド:モンスターリミテッド93
リール:07ステラC3000HG
ライン:PE1号
リーダー:30lb
ヒットルアー:コアマン IP-18アイアンプレート(グリーンゴールド)
■14位/有井直樹
ロッド:エバーグリーン ゼファーアヴァンギャルドZAGS-92ワイドアタッカー
リール:14モアザン2510PE-SH-LBD
ライン:クレハ シーガーR18完全シーバス1号
リーダー:クレハ シーガープレミアムマックスショックリーダー7号
ヒットルアー:マドネス シリテンバイブ53(銀粉ギーコ)
■15位/大坪喜正
ロッド:ブランジーノ96MML
リール:ステラ4000
ライン:PE1号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス4号
ヒットルアー:パズデザイン ディブル65(カタクチ)
■16位/大岡清治
ロッド:エバーグリーン アバンギャルド ソリッドソリューションGRT88
リール:ルビアス 2506
ライン:アーマード フロロ F+ #0.6
リーダー:クレハ シーガー プレミアムマックス #2.5
ヒットルアー:エバーグリーン アイアンマービー55(ヒットマンブルー)
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