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Report - WSS東京湾シーバス技術交流会 第1戦 木更津沖堤大会・結果報告

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WSS東京湾シーバス技術交流会 第1戦 木更津沖堤大会・結果報告2017/05/31

D堤の藻場を攻略した河合章利選手が優勝!


開催:平成29年5月14日(日)
場所:木更津沖堤(B堤防、C堤防、D堤防)
天候:曇り/気温16℃〜18℃
風向:北東▶東▶北▶北北西
風速:2.4m〜4.9m
気象:木更津▶こちら
潮汐:中潮(満潮5:56/干潮12:48)
参加:29名
審査:5匹長寸/キーパーサイズ35cm
進行:集合4:00、受付4:00、開会式4:30、出船5:00、帰着11:00、表彰式11:45
渡船:宮川丸
審判:吉田光輝、一次亮広
大会委員長:高橋雅和

航空:


【待望の第1戦は木更津沖堤!】
いま東京湾のフィッシングトーナメントで最も熱い注目を集める沖堤大会『WSS東京湾シーバス技術交流会 第1戦 木更津沖堤大会』を宮川丸さんご協力のもと5月14日(日)に開催! 同時期に開催した昨年の第1戦では30匹以上のシーバスがヒットしたことで、木更津沖堤のポテンシャルやゲーム性の高さを再認識。広大な木更津の干潟に鎮座する長さ約3km、幅約6mからなる4つの堤防より、今大会もB堤防(1200m)、C堤防(800m)、D堤防(200m)を試合会場として使用させていただきました。


約2m〜6mという水深はシーバスの回遊があると実に魅力的で、試合中は技術向上を目的に7時便と9時便の渡船で2回の移動を可能にした特別ルールを採用。木更津沖堤に足繁く通う選手から初上陸するという選手まで、戦いを挑む総勢29名の選手が木更津港に集結しました。


【前日までの木更津沖堤】
5月に入って気温が30度近くまで上昇するなど不安定な天候が続き、東京湾には各所で赤潮が発生。宮川丸の宮川さんを始めプラクティスを行った選手から「釣れてない」という情報しか入らないまま、前日視察のため木更津沖堤に上陸。神戸から参戦の松下選手とともに半日投げ続けるも力及ばずノーバイト。午後から土砂降りの雨となり、その雨でリフレッシュされていればという希望を抱きつつ、キーパーサイズ35cm、リミット5本の入れ替え制に設定しました。

(大会前日のB堤防)

【受付】
エントリー受付の際に、B堤、C堤、D堤の中から最初にあがる堤防を選手が申請。すると、B堤11名、C堤9名、D堤9名というスターティングポジションが決定。昨年の11月に開催したクラシック戦ではD堤防にスタート時は一人も降りませんでしたが、今大会は最初からD堤防に注目が集まっていました。


受付時に協賛メーカーのカツイチ様より頂戴しました、様々な釣りに対応するブレード付きトレブルフック「Y-F33BT」を参加賞として配布。


【開会式】
開会式の際に大会フィールド、釣果報告方法、キーパーサイズ、リミット5本の入れ替え制などルール説明のほか、一般のお客様の邪魔にならないようスポーツマンとしての心構えを再確認。



【出港】
5時出船に合わせて選手たちが船着場に集合し、船がとまるD堤、C堤、B堤と降りる順に乗り込んでいきます。


沖堤に向かう渡船の上はワクワク感とドキドキ感でいっぱい。全選手が高ぶる気持ちを抑え、各堤防に向けて船が走り出します。上陸後、記録用の集合写真を撮影してからスタートフィッシング。


【B堤防/11名】
前列左より/下黒沢誠、大坪喜正、松下知行
後列左より/近藤圭彦、鈴木真人、高谷友之、磯崎大介、佐川洋介、牛窪秀幸、板橋啓太、猿渡靖智


【C堤防/9名】
前列左より/山中信広、宮基之、佐々木庸
後列左より/若林義夫、石橋徹、関根勇太、小暮学、伊野宗義、室井翔


【D堤防/9名】
前列左より/瀬渡慎太郎、多田祐史、太田優作、河合章利
後列左より/齋藤真樹、金田知広、太田勇、太田龍文、大関直輔



4m弱の北風が吹く曇り空の下、満潮直前から一斉にスタート。北風の影響で波立つ外側に対して、内側は静かな水面をキープ。やや増水していてほどよい濁りの中、ベイトもチラホラと確認。

【B堤防】



【C堤防】



【D堤防】




外側はアマモやワカメといった海藻が際沿いにビッシリと敷き詰め、スタート直後は選手たちを苦しめていました。そんな状況の中、朝一勝負で抜きん出た想像力を発揮する選手が現れます。


5時26分、ファーストヒットはD堤防でキャストを続けていた会員No.373 河合章利選手から!

ロッド:ジャンピンジャックゼルカスタム810MLレンジドリフト
リール:ステラ3000HGM
ライン:サンライン ブレイド5 0.6号
リーダー:フロロカーボン12LB
ヒットルアー:マドネス バグリーフィッシュ86(銀粉カタクチ)+シーバスジグヘッドSS 7g

際沿いに溜まった藻の間にワームを通してヒットさせたという技ありの一匹は48cm!


ヒットルアー


6時58分、1匹目のヒットから約1時間30分が経過し、D堤防の会員No.373 河合章利選手から早くも2匹目となるヒットコールが!

ロッド:ジャンピンジャックゼルカスタム810MLレンジドリフト
リール:ステラ3000HGM
ライン:サンライン ブレイド5 0.6号
リーダー:フロロカーボン12LB
ヒットルアー:コアマン VJ-16(ゴールドヘッド/ハゼドンコ)

今度はテトラ付近の藻を撃ち続けて引き釣り出した真っ黒ボディのシーバス、57cm!


ヒットルアー


7時00分、スタートから約2時間が経過。B堤防ではノーバイトの選手が多く、C堤防では黒鯛の時合が発生、そしてD堤防では河合章利選手が早くも2本キャッチするという展開に。その情報は審判員を通じて各堤防の選手たちの耳に入ると、7時便の渡船でD堤防へ続々と選手が移動します。


7時15分、早くもB堤防に見切りをつけた鈴木真人選手、大坪喜正選手、下黒沢誠選手、牛窪秀幸選手の4名が、唯一釣果の出ているD堤防へ向かいます。追い風に帆を上げるか、堤防の移動可能という木更津ならではの特別ルールがゲームの面白さに与える影響は計り知れません。宮川丸さんには感謝ですね。



7時30分を過ぎると急に空が暗くなり、30分ほど雨が降りました。北風も強かったので寒いという選手もいたほど。この雨でゲームが動けばと願い続けているとすぐに釣果連絡が入りました。


8時16分、会員No.276 鈴木真人選手からヒットコール! 7時便の渡船でB堤防→D堤防に移動した狙いが見事に的中。堤防から目視できる藻の先にキャストして掛けたという価値のある一本。

ロッド:モアザンブランジーノ97LM
リール:ステラC3000S
ライン:クレハ シーガー 完全シーバス0.8号
リーダー:クレハ シーガー グランドマックス2.5号
ヒットルアー:ブロビス タイニードロップ 55mm(緑金)

計測すると良型の64cm!


ヒットルアー


9時20分、すでに3匹の釣果報告があるD堤防に、9時便の渡船で今度はC堤防から伊野宗義選手、室井翔選手、磯崎大介選手、宮基之選手、太田優作選手の5名があがります。


9時30分、最終的にD堤防に12名の選手が上陸。ラストチャンスを狙ってキャストを続けます。


シーバスはなかなかヒットしなかったのですが、さすがは魚影の濃い木更津沖堤。この日も多くの外道がヒットしておりました。

5時21分、D堤防にて会員No.293 瀬渡慎太郎選手がメバルをキャッチ!


7時20分、C堤防にて会員No.523 多田祐史選手がマゴチをキャッチ!


8時27分、B堤防にて会員No.43 佐川洋介選手がカマスをキャッチ!


イカの墨跡もいたるところで発見しました。



〜しかし、その後の釣果報告はなく、ここでストップフィッシング〜


11時00分、各堤防の船着場に選手が帰着して試合終了となりました。



帰港の際に最盛期となる木更津海岸の潮干狩り風景をパチリ。





集計すると参加選手29名中、ウェインは2名、合計3匹のシーバスをキャッチしました。

【第1戦 木更津沖堤大会/順位】
■優勝/河合章利 48cm(5:26)、57cm(6:58)
■2位/鈴木真人 64cm(8:16)

優勝トロフィー


【表彰式】
5時出船〜11時帰着、途中で雨も降り出して選手の皆様はとてもお疲れだったと思いますが、表彰式は木更津内港駐車場の端で行わせていただきました。



■2位/鈴木真人選手 64cm(8:16)
7時便の渡船でB堤防からD堤防に向かった状況判断が功を奏した鈴木真人選手が第2位!


鈴木選手には報奨金とサポートメーカー様からの賞品を授与。おめでとうございます!


■優勝/河合章利選手 48cm(5:26)、57cm(6:58)
D堤防で朝一に驚異の立ち回りを披露した河合章利選手が見事2匹をキャッチして優勝!


河合選手には、報奨金のほかエバーグリーン様を始め、各社サポートメーカー様からの賞品を授与。さらに、2017年のWSSクラシック戦への出場権も獲得しました。おめでとうございます!


最後にサポートメーカー様からの協賛品を選手へ。今後も東京湾ソサエティーでは少しでもシーバス業界のお力になれればと思っておりますので、暖かく見守っていただけますと幸いです。


コアマン様より素敵なルアーケースを参加選手全員へ。


マーズ様からの色バリ豊富なワームも参加選手へお配りしました。



【第1戦 木更津沖堤大会を振り返り】
 とにかく釣れてよかった! そして、事故や怪我などもなく無事に開催できましたことを参加選手、宮川丸様、ご協力いただいた審判員に感謝いたします。「釣れない木更津沖堤」でも必ずシーバスの釣り方がある。誰もがそんな思いを胸に挑んだ2017年の開幕戦。試合当日までの不安定な天候に加え、当日はかなり強い北風が吹き荒れるなど、昨年とはまったく異なる状況の中で結果を残した河合選手は表彰式で拍手喝采を浴びておりました。ノープランで出場する選手が多い中で、勝つための戦術を遂行する。個人的に闘志は燃やすものだと学ばせていただいたような気がします。全選手、この日の試合はこれからの釣り人生においても貴重な経験になったのではないでしょうか。木更津沖堤はまだまだ研究のしがいがありますね。11月の『WSSクラシック木更津沖堤大会』が待ち遠しくなりました。

協賛メーカー様、宮川丸様、参加選手の皆様、運営スタッフの皆様、ご協力有難うございました。
(湾岸シーバスソサエティー 東京湾会長 高橋雅和)


【入賞選手大会レポート】

■優勝/河合章利


 運営の高橋会長、および審判をしてくだった吉田さん、サムさん、ありがとうございました。

【大会前のプラン&戦略】
 今回は去年の第1戦の時と同じくD堤にわたることにしました。
 大会前にいくつかの情報を掴んでおり、
・あまり釣れていないということで「大きな回遊は厳しそうだ」と考えた。
・プライベートではD堤に一番多く上がっており(釣果も経験もあり、場所の情報をまあまあ知っていて)「藻が多い」ってことと「テトラ絡み」が狙えるってこと。
・朝一は「なるべくシャローで活性の高い」個体が居ればそれを狙いたかった。
・自分勝手な憶測ですが「木更津沖堤では深くなっていけばいくほど、ベイト絡みとか回遊がないと厳しいのかな」と思っています。
 こんなところがその理由です。
 立ち回り戦略ですが、
 朝イチでD堤に上がったら「一番根元側の堤防外向き角」に向かい、この場所に入れたら、朝一この場所でしばらく粘る。
 次に、潮が下がり出したら「潮位の高いうちに堤防周りの藻や堤防際など」をワームで丁寧に狙っていく。
 遅めの時間になったら、「回遊があるかも」と淡い期待をもって「B堤防もしくはC堤防に移動」してラストまで広く探るというものでした。

【大会当日】
 スタート後、予定していた一番シャロー側で堤防外向き側の角に入るべく向かっていると、もう一軒の渡船屋で上陸された、大会参加者ではない一般のアングラーの方が既に目的の場所に入られているので、邪魔にならないくらいの場所で広範囲を探ってみるものの何の反応もなし。
 すぐに切り替えて2番目の戦略へ移行。
 ジグヘッド7g&バグリーフィッシュに付け替えて、堤防際近くに確認できる
点在している藻の隙間にワームをトレースできるコースを見つけて撃っていきます。
 戦略変えて5分くらいで1本目の魚をキャッチできました。
 キャッチできた魚は48cm。居着きのシーバスって感じの黒っぽい魚体でした。
 キャッチしたのが5:26と早かったのも、心に余裕が生まれて2本目につながったのかと思います。
 同様な狙い目で引き続き、堤防1周近くするものの魚の追加はできませんでした。
 1本目のシーバスをキャッチした以降は反応すら得られませんでしたので、7時の船で堤防移動を検討していましたが、一般のアングラーが50cmほどの魚をキャッチされるのを見て、継続してD堤を探っていくことに決定。
 堤防をちょうど1周して戻ってきたところで、当初の狙い目の堤防根元側外向きの角に入れたので、この場所での本命の狙い目である「テトラ絡みの海藻帯付近」を先ほどのジグヘッド&ワームよりも自重があり、飛距離が稼げて風があっても多少コントロールがしやすくなる「VJ-16」に替えて探っていくと、2本目をキャッチ。
 これも居付きな感じの魚体で57cmでした。
 この付近でしばらく海藻絡み狙いをメインに粘ることにする。
 この後、しばらくしたところで鈴木真人選手がシーバスをキャッチされているのが見えたので、自分もさらに3本目の追加をと、潮位が下がったところで藻についているエビなどが散ってシーバスの活性に影響することもあるかと都合の良い想像をして(笑)1本目のシーバスと同じパターンを狙い堤防1周するが魚は追加できず、2本目をキャッチした立ち位置に入って大会後半は粘るものの1バイトのみ。魚を追加することができず2本のウェイインで大会終了となりました。
 結果ですが、回遊が期待できない状況の中、居付き系のシーバスに的を絞ったのが良かったのかなと思います。
 WSSオープン大会での優勝はありますが、WSS本戦(技術交流会)では2位になったことは複数回あったものの、優勝は初めてとなり、とても嬉しいです!
 運営に携わっていただいた皆様、参加された選手の皆様、大変お疲れ様でした。(河合章利)


■2位/鈴木真人

 WSS関東支部初戦となる木更津大会。近年忙しくなかなか大会に出場できていなかったが、今年は初戦を無事に出場登録。しかし、沖堤での釣りは2年ぶり、木更津沖に関しては、初めて出場した大会以来、なんと8年ぶり2回目(たぶん)と、場所の記憶もないので、いつもの装備でノープランで出場した。
 当日は寒く、前日の釣果も淋しいものだと聞いていたので、作戦としては、広いエリアをひたすら投げ倒すのみ。そこでB堤防に渡るも、爆風。寒くて死にそうになったが、心を折らずに投げるも反応なし。
 そして、7時便でD堤へ移動。
 移動してみると、D堤は向きが違うので風の当たり方が違う、しかも浅い。
よく考えると、この辺りでウェーディングする時とさほど変わらないシチュエーション。なのでいつも通りにできそうだと感じた。
 活性が低いのは明らかなので、ボトムをしつこく打とうと、できるだけ小さいルアーを選び、ボトムをとっては巻き……を繰り返す。
 移動しながら探ると、堤防真ん中内側に、異常に藻が生えている場所を発見。
 誰も投げてなさそうなので、その沖を狙うとヒット。距離も遠く、藻も絡まり、ランディングにかなり苦労する。しかもルアーが見えない。リーダーが細いので歯で切れるのを恐れながらもなんとか取り込みに成功しました。
 先のオープン大会では悔しい思いをしたぶん、幸運に恵まれたなと思います。(鈴木真人)


Thank you for all your support!

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