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Report - 伊勢湾シーバス技術交流会 第2戦 霞大会報告

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伊勢湾シーバス技術交流会 第2戦 霞大会報告2016/06/20



開催日:平成28年6月5日(日)
場所:三重県四日市市 霞一文字堤(コウシン丸)
航空:霞ヶ浦一文字堤
天候:雨/気温12℃〜20℃
風向:静穏
満潮:5:32分頃/干潮:12:04分頃
参加:42名(会員42名/一般0名)
審査:3匹長寸・キーパーサイズ40cm
進行:集合3:20、受付3:30、スタート5:15、ストップ9:30、帰着10:00、表彰式11:30〜
審判:森田義崇、小山紗弥
大会委員長:稲垣裕介
大会結果:キーパー9本(7名ウェイイン)


『よっしゃ〜〜!!キャッチ!!』
 終了20分前。周囲が沈黙する中、聞き覚えのある声が響きました!!

 2016年6月5日(日)、WSS伊勢湾ソサエティーの第2戦「伊勢湾シーバス技術交流会第2戦」を霞一文字堤にて開催しました。
 初戦をノーフィッシュのままで終わり、四日市周辺の状況はさほど変わらず今回の第2戦を迎えることになりました。
 例年通りだと、四日市周辺はカタクチイワシの接岸によりイージーに釣れる時期に突入するはずが、本年は高水温の影響かあまりパッとしない状況でした。
 2戦連続で厳しい大会となる可能性も含んでおりましたが、結果はいかに‥‥

 試合は日の出直後、満潮からのスタート、フライトとなりました。
 スタート前に選手全員でミーティングを行ない、安全面の確認、競技規定、大会後のゴミ拾いなどを説明させていただきました。
 また前回同様、競技中の選手間での情報交換等の禁止も加えさせていただきました。




 当日のフライト順にて各選手をご紹介させていただきます。


1 185 八木寿美 選手  
2 360 大岡清治 選手
3 456 向山國基 選手
4 501 村木貴巳 選手
5 371 小山哲生 選手


6 179 佐藤和繁 選手
7 431 三宅利典 選手
8  43 佐川洋介 選手
9  78 清水 俊 選手
10 354 松下知行 選手


11 458 加藤広起 選手
12 277 上地一史 選手
13 200 乗松寛明 選手
14 378 小谷一成 選手
15 507 早坂浩太 選手


16 184 藤原邦浩 選手
17 022 杉本茂昭 選手
18 168 加田智己 選手
19 432 定別當毅 選手
20 498 塙智久 選手


21 063 田中正臣 選手
22 315 山本祥之 選手
23 495 山本敦也 選手
24 491 松田幸正 選手
25 451 岩井直樹 選手


26 479 山口貴弘 選手
27 492 畑野真司 選手
28 513 有井直樹 選手
29 506 伊藤滉也 選手
30 150 中島昌利 選手


31 414 伊藤 靖 選手
32 033 前場伸介 選手
33 482 森 宏之 選手
34 320 琴浦淳次 選手
35 480 早川由晃 選手


36 356 小島 治 選手
37 386 山田 聡 選手
38 239 猪俣智彰 選手
39 302 藤田博久 選手
40 457 荒木基博 選手


41 387 松本太 選手
42 409 近藤正幸 選手


 スタート後すぐに反応があるかと予想しておりましたが、大潮の満潮からの下げがなかなか効かず、各選手様々なパターンで攻めていきます。
 流れをひたすら探しながら撃っていく選手、各レンジを細かくチェックしていく選手、数日前に高反応だった場所へ一目散に向かう選手、初めての堤防で見える変化(ストラクチャー)を撃っている選手、それぞれの意思が見える光景が続きます。
 そんな中、堤防西側(への字の折れた所から100mくらい)でヒットコール!!
 ファーストフィッシュは流れ始めた瞬間にバイトが連発し、しっかりキャッチした畑野選手。



 会員No.492 畑野真司 選手(1匹目)全長50.5cm/釣った時間 5:34
 ヒットルアー:ブロビス タイニードロップ/ロッド:エバーグリーン ゼファー・アバンギャルド ショアパトロール108/リール:ステラC3000HG
/ライン:G-soul X8 0.8号/リーダー:フロロ16Lb

 最初の1匹目は地元伊勢湾アングラーの畑野選手でした。
 普段から霞一文字には足を運んでるアングラーで、そんなよく知っている堤防で流れの効き始めるタイミングを見極めてポイントを選択し、先手を打った見事なキャッチだったと思います。
 これは2本目にも大きな期待が持てます。

 畑野選手の検量が終わった直後にすぐ隣でもヒットシーンを目の当たりに。





 こちらも地元伊勢湾の近藤選手。
 バイトの瞬間からランディングまで目の前で見させていただきました。
 丁寧なファイトで、1匹の価値を重く捕らえている緊張感溢れるファイトだったと思います。
 検量するも惜しくもノンキーでしたが、可能性ある魚をきっちりキャッチしていく姿勢はWSS創設期の大会の雰囲気を感じました。

 畑野選手の検量から10分経過した頃に反対側でもヒットコールが。
 ここで、プラを重ねた選手から流石の1本が登場。




 会員No.387 松本太 選手(1匹目)全長46.0cm/釣った時間 5:44
 ヒットルアー:コアマン VJ-16 シャローイワシ/ロッド:エバーグリーン ゼファー・アバンギャルド ソリッドソリューション88/リール:03トーナメントISO Z2500LBD/ライン:G-soul X4 0.3号/リーダー:クレハ シーガーグランドマックス2.5号

 松本選手は参加している選手の中では今回の大会に向けたプラを一番やってきたと思われる選手です。
 プラで反応があったエリア、反応があったルアー、カラー、パターンでしっかり再現させたところは流石でした。
 これを再現させられれば一気に優勝も見えてきます。

 松本選手のすぐ横でもヒットが。
 こちらも地元伊勢湾のメンバーで、松本選手とはいつも一緒に釣りをされているアングラーで、しっかり掛けた魚をキャッチされました。




 会員No.501 村木貴巳 選手(1匹目)全長46.5cm/釣った時間 5:58
 ヒットルアー:コアマン VJ-16 ハマーナイト/ロッド:エバーグリーン ゼファー ソリッドソリューション83/リール:トーナメントエアリティ2500/ライン:G-soul X8 0.6号/リーダー:クレハ シーガープレミアムマックス16ポンド

 この時間は予想通りに堤防中央部、排水口西側からいい流れが入り、ベイトも動きシーバスからの反応が多かったと思います。そんな中でキーパーを掛け、それをしっかりランディングした村木選手がウェイインとなりました。

 村木選手の検量が終わると、20分後にさらにこの選手からヒットコール!!
 先ほど、1本目をキャッチした松本選手から2本目の報告が入ります。




 会員No.387 松本太 選手(2匹目)全長41.5cm/釣った時間 6:24
 ヒットルアー:コアマン VJ-16 シャローイワシ/ロッド:エバーグリーン ゼファー・アバンギャルド ソリッドソリューション88/リール:03トーナメントISO Z2500LBD/ライン:G-soul X4 0.3号/リーダー:クレハ グランドマックス2.5号

 スタートしてから1時間半で2本目のウェイイン。周りの状況からしても上位入賞が濃くなった1本で、優勝の文字がチラつくほどの貴重な魚でした。
 さて、このまま逃げ切ることができるでしょうか。

 堤防全体の状況としては、あちこちでカタクチイワシの群れが見られ、シーバスのボイルもあちこちで確認できました。
 ただ、捕食されているカタクチイワシのサイズからか、なかなかヒットへ持ち込めず触れるようなショートバイトが連発したり、チェイスだけは頻繁にしたり、ヒットしてもキーパーには足らずと、各選手悩まされておりました。

 また、堤防内側ではトビウオが飛んでおり、サワラが派手にジャンプしている光景も頻繁に見られました。
 幸いにもスタート時に降り続いていた雨も弱まり、残り2時間半はローライトな状況が続きました。

 さて、唯一の複数本キャッチの松本選手の逃げ切りか、ここからドラマが生まれるのでしょうか。


 ここまで、すべて地元選手がさすがにキャッチしておりましたが、松本選手から少し離れた場所でもヒットコールが!




 会員No.513 有井直樹 選手(1匹目)全長47.0cm/釣った時間 7:05
 ヒットルアー:コアマン IP-18 プレーンイワシゴールド/ロッド:UFM CPS962FX-Ti/リール:イグジスト2510R-PE/ライン:ラピノヴァX 0.8号/リーダー:ラピノヴァフロロ5号

 有井選手は関西から参戦されており、初めてあがる堤防ということもあり、スタート後からずっと排水口周りで粘って粘ってキャストして、いつか必ず来るであろうチャンスを狙っておりました。
 ようやく来たチャンスをしっかりキャッチし、粘り勝ちとも言えるウェイインとなりました。


 ここから少し時間が流れ、ファーストフィッシュから沈黙していた本部西側からのヒットコールが届きます。




 会員No.239 猪俣智彰 選手(1匹目)全長50.0cm/釣った時間 7:41
 ヒットルアー:コアマン VJ-16/ロッド:エバーグリーン ゼファー・アバンギャルド スプレマシー102/リール:ヴァンキッシュ/ライン:   /リーダー:

 猪俣選手も地元伊勢湾のアングラーで、普段より四日市エリアの沖堤で釣りをされている選手。
 当然、この霞一文字も熟知しており、地形や流れの入り方などをしっかり考慮したうえでのキャッチはさすがの1本だったと思います。また、当日の状況から、釣れている選手のエリアへ固まりがちなところを別のエリアで結果を出されたことが大変素晴らしいと思います。


 ストップフィッシングまで残り2時間をきったところで、ようやく優勝候補とプレッシャーを掛けられたあの選手がキャッチ。



 会員No.43 佐川洋介 選手(1匹目)全長59.5cm/釣った時間 7:52
 ヒットルアー:マーズ R32センシブ 佐川シークレット+コアマン パワーヘッド9g/ロッド:ゴールデンミーン アウトレンジ82L/リール:モアザン2510-PE-LBD/ライン:クレハ 完全シーバス0.8号/リーダー:クレハ シーガーグランドマックス3号

 今回関東から参加された佐川選手。オープン大会ではあるが、実は2009年の霞一文字大会を制しているディフェンディングチャンピオンでもあります。WSSの選手なら誰もが嫌って言うぐらい聞く名前ですが、このプレッシャーの中でのキャッチは見事としか言えません。しかも、ここまででビッグフィッシュでのキャッチとなりました。
 これまでの残してきた彼の成績や功績が頷けるような1本だったと思います。


 佐川選手の検量から10分ぐらいして、反対側で潮の効くタイミングをずっと待ち続けていた選手が結果を残します。




 会員No.150 中島昌利 選手(1匹目)全長49.5cm/釣った時間 8:04
 ヒットルアー:ドブヘッド13g+ワーム(クリア)/ロッド:ブランジーノ AGS97LML/リール:イグジストZ2508/ライン:UPグレードPE0.6号/リーダー:クレハ シーガーグランドマックスFX2.5号

 中島選手はスタートからずっと西側エリアで粘っており、途中会話をすると一瞬のタイミングで流れが効いたらここ絶対釣れるでしょ!! と豪語されておりました。有言実行となるキャッチで、これはなかなか普通のアングラーには理解できないと思いますが、きっとこれまでの経験や釣り場に立ってみてのアングラーがもつ感覚みたいなものから生まれた1本だと思います。


 さぁ残り30分!!ここまで1本キャッチが6名、2本キャッチが松本選手のみ、ビッグフィッシュが59.5cm。
 これまで何度も起きてきたWSSのドラマが生まれるでしょうか。

 着信‥『佐川洋介』

『よっしゃ〜〜!!キャッチ!!』
『やっちゃいました〜〜!!』

 そんな声が電話口から大きく響きました。
 終了20分前、佐川選手がこの日2本目となる魚をウェイイン。




 会員No.43 佐川洋介 選手(2匹目)全長42.5cm/釣った時間 9:09
 ヒットルアー:コアマン アルカリ 佐川シークレット+コアマン パワーヘッド9g/ロッド:ゴールデンミーン アウトレンジ82L/リール:モアザン2510-PE-LBD/ライン:クレハ 完全シーバス0.8号/リーダー:クレハ シーガーグランドマックス3号

 佐川選手の写真を撮りに向かうと、そこには釣り上げてから数分は経過した彼の満面の笑顔があり、同時にまだ手が震えている彼が見られました。これまで数々のタイトルをものにしてきた選手、もっと大舞台をたくさん経験してきた選手でもあり、ドラマもたくさん起こしてきた選手。そんな功績を残してきた彼でもこの緊張感から解き放たれた時には手が震えるのでしょう。いや、功績をのこしてきた彼だからこの一本の42cmの大きさが分かっており、最後まであきらめずに信じて投げ続けた結果だったのでしょう。技術以上に、メンタル的な凄さを各選手見せつけられたと思います。


 この佐川選手の1本でストップフィッシングとなりました。








 これまで10年間のWSSの試合で何度も起きてきた終盤でのドラマが今大会でも生まれ、見ている側からしても大変おもしろい大会となりました。
 また、大会後に行われた表彰式では佐川選手や上位入賞者のメソッドや釣りに対する考え方等を全選手食い入るように聞いている姿が大変印象に残りました。

 大会の成績とは別で、当日キーパーシーバス以外にも惜しくもノンキーや外道となる魚もたくさん上がり、シーバスのボイル、サワラのナブラや飛び回るトビウオの姿が見れたりと、単純に釣りをしていても全選手何かしら楽しめたと思います。

 当日、事故や怪我もなく無事終了できたことを参加選手全員に感謝いたします。
 また、たくさんのご協賛いただきましたサポートメーカー様、コウシン丸様、前場選手、ピックアップ様、クレイジーオーシャン様、ルアーショップスタイル様へもこの場をお借りして御礼申し上げます。
(伊勢湾ソサエティー会長 稲垣裕介)


<上位入賞者レポート>

【5位 No.150中島昌利選手 大会レポート】
 七年ぶりの霞一文字堤。
 当日は朝一番の状況でプランを決めるはずが生憎の雨。
 自分のテンションが下がる中、雨のやみ間にベイトもチラホラ見え、ボイルも単発ながら出る状況にテンション急上昇!
 しかしこれが失敗の元。
 射程距離のボイルに打ち込むも全く反応無し。
 諦めかけた時にボイルが発生する状況に足止め状態が続き時間だけが過ぎてしまう事に。
 見切りをつけ場所移動を繰り返すが潮も緩み生命反応ゼロ。
 この時点で午前7時。
 下げ潮が走り出す時にここと言う場所を決め、予測する8時頃までダラダラと根魚狙い。
 13グラムのドブヘッドにレッドヘッドが取り扱うラビンスライドをセットし、底から離れないようチョンチョンしてると右に居てた清水さんとラインが交差してるように見えたので回収しようと巻き出したと同時に清水さんが二度のジャーク。
 ゴンゴンと二度の衝撃に間違いなくライン絡みと判断し、気付いてない清水さんの様子を見ると違和感無く釣りしてる。???
 ラインをフリーにし、完全にテンション抜いた状態にしてたが巻けばなにやら生命反応が。
 俺に根魚掛かってる???
 根魚と決めつけゴリ巻き中にエラ洗い!
 ライントラブルでも根魚でもなくシーバスでした。
 コントのような状況でしたが丸のみ状態でバレもせずラッキーな釣果に。
 底を叩いて釣ったじゃ無く、釣れてましたですね。
 雨の中 皆様お疲れ様でした。


【4位 No.239猪俣智彰選手 大会レポート】
 今回フライトが38番ということもあり、空いている場所に入って行こうと東の方に向かってキャストをしながら移動、最近はワームのダートでの反応が今ひとつで、バイブレーションや、コアマンのVJに反応があると事前の情報もあり、バイブレーションとテイル系ワームを中心にローテーションしていくことにしてました。
 東の先端手前外側にかなり良い感じの潮目があり、流れもあるけど1時間ぐらい粘るがチェイスなし、ロッドを本部まで取りに帰る為、テクトロでコアマンのVJ-16を流して直ぐにバイト、キャッチしたものの36センチノンキー、気を取り直し再びテクトロまたチェイスしかし乗らず、前日にテクトロで釣った方がいて、キワにはいましたね。
 ロッドを取替えたところで実績のあるポイントが空いていて、直ぐさまVJをキャスト着底後直ぐに巻き上げて中層でバイト、今度はキーパーの50センチでした、カラーはシャローイワシ、嬉しい1匹になりました。


【3位 No.492 畑野真司選手 大会レポート】
 大会参加選手の皆さま、運営スタッフの皆様お疲れ様でした。
 今大会の為に前日にプラに行ったのですが、堤防全体で1匹とかなり渋い状況でパターンもつかめないまま大会当日になりました。
 渡礁して堤防外側を見るとベイトが入るのを確認でき、その時点で堤防西側に入る事に決めました。エントリー番号が呼ばれ西側先端を目指して歩いていると、ちょうど犬走が始まる場所の外側にフルキャストで届く範囲に潮目が出てきた為、タイニードロップのティンセルチューンをフルキャストしました。
 ボトムをとってから3度底を数投していると、バイトが2回ほどあり集中して撃っているとヒット。
 50.5センチがあがってくれました。
 その後も同じパターンで3回ほどバイトがありましたが、のせきれずにそのまま9時半のストップフィッシングになってしまいました。
 今年から参加して3位になれたのでとても嬉しいです。
 今回は回りのアングラーの方の釣り方を見てとても勉強になりました。
 これからも頑張って行きたいと思います。


【2位 No.387 松本 太選手 大会レポート】
 私は今回の大会にあたり約2週間前から週末を利用してプラを行っておりました。
 まずは堤防際をテクトロなどでチェックし小型のシーバスの存在は確認しておりましたが、なかなかサイズを上げることが出来ない状況だったので沖へ鉄板バイブを広範囲に探るもバイトをとることがなかなかできずにいました。
 しかし、同行していたアングラーがVJ16にて沖の流れの変化で良型のシーバスをヒットさせキャッチしたのをヒントに私もVJ16や14g程度の重めのジグヘッドにストレートワームやシャッドテールワームなどを使用し今までなかなかシーバスからのコンタクトがとれなかった状況から数回のバイトとチェイスを確認することができ、大会に挑むにあたり、堤防際はサイズが上がらないと判断し沖の流れの変化を探り回遊しているシーバスに的を絞ることにしました。
 そして使用するタックルも見直すことにし、プラで使用していたラインはPE0.6号、リーダー4号、ロッドは9ft6inと9ft8inのモノを使用していましたが、大会当日はPE0.3号にリーダー2.5号、ロッドは8ft8inのカーボーンソリッドティップのモノを使用することにしました。
 まず、ロッドが短くなれば飛距離が落ちるのでメインラインを細くし飛距離をカバーし、リーダーも細くすることでシーバスに見切られにくくなると考えました。
 しかし、メインラインをプラ釣行時より細くすることにより自分がイメージしているよりレンジが下がっている場合があるので、そのあたりを意識し、リトリーブスピードやロッド位置を注意しようと思い大会に挑みました。
 大会当日の私のフライト順は42番とほぼ最後の方でしたが、プラでシーバスからコンタクトがあった場所、堤防中央やや西よりの外側にポジションをとる事ができ、VJ16シャローイワシを沖にキャストしボトムをとり、ゆっくりとリトリーブし中層やや下のレンジをイメージしながら流れの変化を自分なりに感じながらスローにルアーを引き、徐々に立ち位置を変え、キャスト方向を変えという作業を繰り返し行っていたところ5時24分頃、沖の流れの変化がある場所で1匹目をキャッチし、その後も少しずつ移動し同じ作業を繰り返し1匹目と同様のイメージで、ルアーはVJ16にアルカリシャッドのマイワシをつけ6時44分頃に2匹目を追加することができ、結果2位入賞することができました。
 オープンエリアで流れの変化を自分なりに感じることができたのと、プラでシーバスからコンタクトがあった場所で釣りができ、自分のイメージをやり通した事が今回の結果に繋がったと思います。
 今後も技術の向上を図り、次戦に繋げていき頑張っていきたいと思います。


【優勝 No.43 佐川洋介選手 大会レポート】
 2016年度のWSSは発足より10年の節目となり、初年度より参戦させていただいてる自分としてもたいへん思い入れのある年のスタートとなったわけですが、ここ数年目だった成績が残せない大会が続き、今年こそは! の思いで望んだ関東の初戦を優勝というスタートができ、なんとかこの勢いのまま一年を戦い抜きたいと思っていた矢先に、伊勢湾の代表である稲垣氏より伊勢湾大会の第2戦にお誘いいただいたのが今回の出場のきっかけとなりました。
 アウェー、遠征とはいえ出るからには勝つことを目標に今回もプランを立てておりました。
 その中で数点(木更津の大会の状況等もふまえ)この時期に自分が立てる戦略と当日アジャストした釣法を紹介したいと思います。

①梅雨前後のシーバスの動向と海の状況
 春の定番といわれるマイクロベイトについたシーバスが多いこの時期。大型のカタクチイワシの接岸等で一時的にイージーに釣れることはあっても、夜はバチなどの餌を見慣れてるこの時期、比較的波動のキツイバイブ等より水押しの弱いソフトルアーに分があるケースが多いのがこの時期の特徴であるのは過去数回この伊勢湾に来たときも感じていたわけですが、事前の釣果情報を聞いていても、沖へのキャストの釣りにおいて昨年リリースされたコアマンVJが圧倒的な釣果を叩き出してる点などからおおよそ自分のイメージにズレはないと仮定し、ゲームを組み立てました。
 また、もう一つこの時期の特徴としては梅雨を境に大きく上昇する水温。
 木更津の場合、まだそこまでの水温の上昇はなく、水もクリアな状態。
 伊勢湾周辺においても、極端な夏日はまだないと教えていただき、水温の急な上昇はないと判断しました。
 そうしたケースにおいてもソフトルアーが優位なことが多く、木更津に続きワーミングが戦略の柱となるだろうと考えていました。

②春から夏にかけて東京湾で研究を重ねたメソッド
 以前、友人がシーバスを始めたんだけど思うように釣れないのでつきあってほしいと言われ、同行した際の出来事なのですが、その友人はバスを以前やっていたので、一通りのキャスト〜ルアーアクションまでは出来るレベルでした。
 そこで私はジグヘッド+ワームによる「スラッチ」(詳しい内容はコアマン動画サイト「コアッ!」見てください♪)を友人に教えて釣りをスタート。朝イチということもあり、自分にも友人にも快調にヒット!
 バスをやっていたころはワームをスイムさせて使うことが少なかったそうで、アクションをいれた直後にガツン!とひったくるバイトに友人も興奮を隠せない様子で楽しんでました。
 ところがここで思いもよらない展開が!?
 自分もアタリはあるにはありますが、バイトの数、ヒットの数が断然友人の方が多いのです!
 自分は当時開発中のアウトレンジ ファインティップ。それに対し友人はライトアクションながら普通のシーバスロッド。食い込みを特化させたはずのファインティップ、アタリさえあればこっちが圧倒的に有利なはず!? なぜだ!? 相手はシーバスをはじめたばかりで、ジグヘッドリグもその日が始めてという、失礼ながらド素人です(涙)
 結果、バイト数は友人は30回以上、キャッチ20以上に対し、自分は10本という、倍以上の差をつけて負けてしまったのです。
 なぜ!? その日からこのシーバスの反応の差を研究する日々が始まりました。

③ロッドアクションの違いによる、ルアーの動きの差とシーズン毎の食性に着目
 サオの強さによって、ルアーの動きが変わるのは当たり前といえば当たり前のことかもしれません。
 たとえばS字系のビックベイトをジャークしてフラつかせようと、メバル用のサオでいくら煽ってもビクともしないはず!?
 エギング等においても、エギのサイズによってサオの調子やシャクリ方もさまざまです。
 前記した経験から、あえて色んな調子のサオを現場に持ち込み、四年間データを採集。
 結果、この晩春から梅雨にかけての一時、ワームのダートスピードが早いほうが圧倒的にバイト数が増えることがわかったのです!
 逆に水温が低い冬場や、バイトスピード(捕食の瞬間からシーバスが反転するまで)が早い夏〜秋はやはりティップがやわらかいサオでないとミスバイトが頻発することがデータとしてはっきりでました。
 具体的には桜が散るころから、梅雨があけるまでのわずかな時期ですが、この時期のワーミングはライトアクションかつ、ショートレングスの操作性の良いサオ(当日はゴールデンミーン アウトレンジ82Lを使用)がテキメンにシーバスに食わせるアクションが出ることがわかりました。

④当日はこのパターンが炸裂! 2尾をウエイイン!
 迎えた当日は朝から雨模様。
 そんな中、地元の名手佐藤氏より近況をいくつか教えていただき、いざ大会スタート。
 ブログの方でも書かせていただいておりますが、朝イチに掛けた魚をバラしてしまいゲーム展開の歯車が狂いかけた試合ではありましたが、その後ヒットさせた二本は両方ともバイトの瞬間が見えた状態。
 ただどちらの魚もワンアクション(スラッチ)を入れた直後にワームに飛びついてることから、このアクションの重要性を証明した魚だったように思います。
 霞一文字のように、周辺に根や人工的なストラクチャーがある釣り場においては、そうしたシーバスがステイする場所をワームのスイミング+スラッチでしつこく探ることで巻き物に反応しきらなかったシーバスにクチを使わせることが可能であると思います。
 また、大会のように大勢のアングラーがひしめく状況は週末の釣り場なんかでも、よく遭遇するシチュエーションであり、こうした局面におけるワームを使用した釣りはスレきった魚にバイトを誘発させる非常に有効な手段だと思います。
 ぜひ、普段の釣りでも試してみてくださいね!
 最後に大会当日お世話になりましたスタッフの方、参加者の皆様、お疲れ様でした!


<大会結果>
7位 No.501 村木貴巳 選手 46.5cm
6位 No.513 有井直樹 選手 47.0cm
5位 No.150 中島昌利 選手 49.5cm
4位 No.239 猪俣智彰 選手 50.0cm
3位 No.492 畑野真司 選手 50.5cm
2位 No.387 松本太 選手 46.0cm41.0cm/計87.0cm
1位 No.43 佐川洋介 選手 59.5cm(ビッグフィッシュ)42.5cm/計102.0cm

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