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Report - ◎第10回「多摩川清掃活動」おつかれさまでした!

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◎第10回「多摩川清掃活動」おつかれさまでした!2010/03/22


開催日:平成22年3月22日(春分の日)
開催場所:多摩川河川敷・丸子橋付近
協力: WSS協賛メーカー各社、京浜商事
主催:WSS(担当幹事:稲葉友一郎 キングフィッシャー)
参加人数:37名(子供4、中学生3、大人30)
ゴミ回収:川崎市中原区生活環境課

 第10回多摩川清掃活動ご参加いただきました皆様、おつかれさまでした! ありがとうございましたと挨拶するよりも、「おつかれさん、またね!」って言い合える仲間であることが、やっぱり気持ちがいいですね。
 今回は37名もの参加者が集まり、特に一般からの参加の方が増えてとても嬉しいです。ちょっとご紹介しましょうか。
 神原さんは川崎新堤ではちょっと知られたアングラーですが、今回は息子さんと一緒に参加されました。大会は敷居が高くて…とおっしゃっていましたが、そうなんですよね、大会には参加しないけれど気の合う釣り仲間がいっぱいいるということ! 地元の釣り人佐藤さんと高橋さんも今や清掃大会の常連の顔となりましたし、山元亜貴さんと3才の娘さん、平山由香さんとはじめくん、白井総司くん、梅田さやかさんなどメンバーのファミリーの皆さんとお知り合いになれてとても嬉しいです。そして世田谷の中学生トリオ吉見くん沖倉くん里見くん、来年高校生になったらWSSに入会予定のたのもしい新人ですが、こういった若い世代の方々も参加してくれていることが、市民活動としては非常にいい傾向ではないかと思っています。
 WSSメンバーの出席は…加藤貴吉さん、原島傑さん、玉山樹々さん、前場伸介さん、佐川洋介さん、斉藤貴弘さん、中村雄一さん、小田原大介さん、畑中誠さん、海帆孝次朗さん、平山克彦さん、白井昭己さん、山元正継さん、宮内俊博さん、稲葉友一郎さん、大坪喜正さん、下黒沢誠さん、遠藤晃毅さん、尾張泰さん、安部滋さん、古田浩徳さん…とナイスガイがズラーリと! メーカーの常連方は今回は北陸のフィッシングショーの関係で来られなかった方も多いです。

 さて、4年目の清掃活動なので、大した変化はないのですが、当日の模様をお伝えしましょう。
 集合時間は8時半ですが、第一陣は6時半(ゲートが空く時間)には来ていますね。安部滋さんと海帆孝次朗さんの「ミゾゴイ探検隊チーム」が多摩川に入水。安部さんはデカ鯉を釣り上げ、海帆さんは根掛かったルアーを回収して喜んでいました。7時半頃にはコーヒーも沸き、モーニングサービスに人が集まってきます。今回はメガ・メロンパンの回し食いでした。(あっそれは、メロンパンではなく畑中さんですから…お間違えのないように?!)。


 8時半には35名を越える人が集まりました。
 担当幹事・稲葉友一郎さん開会のあいさつ「私たちのメーンの釣り場はこの多摩川ではなく、東京湾になるわけですが、海のゴミを減らそうと思ったら、川でがっちりガードしなくてはならないので、今日もがんばって川沿いのゴミを拾い集めましょう! それと、東京湾では近年に何度かり青潮が報告されています。これはゴミの問題ではなく、浚渫工事の影響だそうですが、そうやって水質に関心を持ってもらうというのも、こういった活動が広まってきたからと言えますので、毎回ぜんぜん減らないゴミではありますが、この活動を続けて行くことが大事です。よろしくお願いします。」


 各自、軍手をはめ、ビニール袋を持って散らばります。粗大ゴミがどんどん集まってきました。火鉢、壊れた自転車、トタン板、バーベキューコンロなど。
1時間後の9時半には、3.6×5.4のブルーシートにはみ出すほどの量があっという間に集まりました。1回使っただけのようなバベキューセットや、アルミ缶ばっかり集めた袋もそのまま捨てられていました。うんこしたあと流さないトイレのようですね。


 このゴミを、市と打合わせをした収集場所(これがまた遠いんですよ)まで全員で運びます。世田谷の中学生が火鉢を二人がかりで持ってくれました。ゴルフ場周辺のゴミもついでに集めて…
 今回のゴミの量はこんなかんじです。

燃えるゴミ=67袋(70搬泙粘校察
缶・ビンのごみ=9袋(70搬泙粘校察
粗大ごみ=軽トラック一杯(内訳:自転車2、一輪車1、タイヤ1、トタン板1、バーベキューコンロ2、ラジオ4、テレビ1、買物かご2、アイロン1、パソコン1、火鉢1、電子部品大量投棄1、カセットコンロ2、傘3、金網5、鉄パイプ1、旅行かばん1)


 
 ゴミの処理については、翌日に中原区生活環境課にお願いしてあるので、今は、私たちには大した負担はないのですが、最初はたいへんでした。処理費用のかかるゴミがいっぱい出て、それを持ち帰ってゴミ処理工場まで運んだり、ガラスビンを持ち帰って家庭ゴミとして資源ゴミの日に出したりもしました。出たゴミを全て車の屋根に載せて大阪まで帰ったこともあります。「それは行政の仕事!」と言うだけでは誰も動いてはくれないんですよ。税金でやってることですからね。無償協力する市民が定期的に活動している実績があるから、市としても動かなければならなくなるだけのことなんです。だから、皆さんで、各地でそういった実績を作っていけるように、がんばりましょうね。



 ゴミを片付けたあとは、京浜商事さんからの参加賞(お菓子とジュース)、いつもありがとうございます。それと、ご家庭でありがたいシーガーのクレラップが配られました。
 このあとだらだらと楽しい時間があります。まずは4月25日に湘南江ノ島で「沿岸安全講習会」を開く安部さんから趣旨説明がありました。「釣り人だけではなく、海を利用する人、安全を管理する人が集まって、色んな話ができる、そういった会にしたいと思います。釣り人、カヤックの人、漁協の人、海上保安庁が来てくれますので、ぜひ参加して下さい。」
 次に海帆さんからも追加説明「人命救助をするのは、実際にはすすめられない。私も経験して、とても危険であるということを知っています。家族も反対するでしょう。ではどうやって助けるのか、そういったことも当日聞いて頂ければと思います。」
 その後参加者の皆さんから何人か印象をお話しいただいたりして、今回の閉会の言葉は、このあと川崎新堤にアフター釣り会に行くという平山克彦さんからいただきました。「多摩川清掃にはWSSでもトップアングラーの方々が毎回来ていただいていて、それはとても良いことだと思います。釣りは、釣れるばかりではなく、こういう活動も同じく大切で、釣り技術と釣りマナー、この二つが両立して初めて釣りという遊びが続けて行くことができるということを、これからも伝えて行っていただきたい。今日はお疲れさまでした。」(…だいたいこのような内容だったと思います)
 参加者各自が全員リーダー的な資質を持っておられるのだと思いますが、皆さん本当にしっかりした釣り人です。このメンバーがいるかぎり、日本の釣りの未来はあるな!と感じました。
 そして、解散! 多摩川のアフター川崎新堤例会には4〜5名が参加したようです。本当は私も行きたかったのですが、私はこのあとWSSのシーバス研究本の座談会を取材しましたので、今回は行きませんでした。ここからは私萱間の10回目多摩川清掃の感想です。 

 この清掃大会の一番いいところは「参加者が主役」であるということだと思います。よく責任感にかられて意見される著名な釣り人がいますが、そういう人は意外と現場には来ない。また行政や組合でやる義務的な清掃活動は年1回が限界かもしれないです。強制力を持たせると続けるのがしんどいし、自主性だけで人を集めることは奇跡的に難しいのですが、「参加者が主役」であること(=参加した充実感のようなもの)を味わえればうまく行くものだと思います。
そういうことが多摩川で10回続けてきて分かってきた。釣り人のアマチュアリズムとボランティア精神がしっかりとカタチになってきたことを嬉しく思います。


 ゴミの問題もそうですが、社会が積み残した問題は「正視する人」と「無視する人」がいます。個人的なことですが、私はつい最近まで、無視する人が許せなかった。卑怯者だと思っていました。しかし最近は考え方を変えました。よく考えたら自分でもその問題を知らないで生きていた期間はあり、知っていても、じゃあどうすればよいかという部分まで突き詰めて考えるのは一般的には大変なのかもしれないということが少しは理解したからです。きちんと論理思考を組み立てている人は1000人に1人もいないのではないでしょうか。ならば、全てを許そうと思います。ゴミはどんどん捨てて下さい、私たちが拾いますから!(逆切れではないですよ)悪があるから善が育つのだという表現も真実でしょう。どの時代に生きていても私は同じことをする。明日地球が滅びようともゴミ拾いをする。使命とは実はそういうことなのではないかと思います。


 最後になりましたが、大阪湾や伊勢湾では人数が集まらなくてたいへん苦労しておりますが、釣りに行く時間があるなら、ほんの少しこっちに回していただきますよう、皆さんにお願いしておきます。

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