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Report - 大阪湾技術交流会第1戦神戸大会

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大阪湾技術交流会第1戦神戸大会2014/07/13

稲垣裕介選手優勝! 優勝を引き寄せたテクニックと自信

大会名:2014大阪湾シーバス技術交流会 第1戦 神戸大会
開催日:平成26年7月13日(日)
場所:神戸港第七防波堤(神戸渡船利用)


天候:曇りのち雨/26.3℃〜23.8℃/風向き=西南西2m
7/13の気象/天気図▶こちら
参加選手:31名
審査:3匹長寸、キーパー45cm
進行:3:30受付、5:00スタート、10:00ストップ、11:30帰着、12:00表彰式
主催:大阪湾シーバスソサエティー
公式審判員:杉本茂昭、早川聡(伊勢湾会長)、中川光規(谷山商事)


【大阪湾シーバスソサエティー第1戦大会開催】

 当日の状況ですが、数日前に発生した台風8号の影響で大会の開催も危ぶまれましたが、当日には台風が通過し無事開催することが出来ました。
 とは言え、大気の状態は不安定で、天気予報では午前中は曇り空で午後から雨が降る予想でしたが、実際は午前8時頃から雨が降り始め、後半は結構な雨量で気温も一気に3度ほど下がり、夏とは思えない肌寒い一日となりました。

 さて、肝心の最近の七防の状況ですが、神戸渡船さんの話では台風が来る前は青物天国でサワラ・ブリ・サバなどが良く釣れていたそうです。シーバスが釣れていなかった訳では無く、ほとんどのルアーマンが青物狙いの方だったとのこと。ただ数日前にシーバス狙いの方が一人で10本ほど釣られたとの情報をお聞きしたことから、当日の天候や近況を加味しキーパーサイズを45cmとし、大会を開催しました。

 また、今回より東京湾では既に採用されている相互審判員方式を大阪湾で採用することにしました。昨年一年間の経験を踏まえ、選手側と運営側の信頼関係は築けていると考え、また毎回問題になる審判をされる方への負担を考慮した結果、審判員の負担軽減と選手一人一人が自分自身も運営に携わっている一員だと自覚してもらいたいという願いから今回の実施に踏み切りました。
 今回大きな混乱もなく実施出来たことから次回以降も自信を持って運営にあたれるとの思いを深めました。

 それでは、大会を振り返ります。
 午前3時過ぎから続々と選手が集結し、午前3時半から受付を開始、午前4時に予定通り2艇に分乗し神戸七防に渡礁しました。
 午前4時45分頃に明るくなり始めたのでミィーティングを開始。
 キーパーサイズは、45cmとしました。
 今回から相互審判方式を採用し、選手間で審判をしてもらう。
 新規会員の方が3名(北尾選手・橋本選手・占部選手)参加してくれましたので、戸惑いがないよう相互審判方式の説明を含め、ルールの説明を行いました。


 午前5時過ぎに第1組からスタート

 第1組 

画面左から(加藤広起・占部寛幸・伊勢和博・徳山惣一・加田智己・田中健作)

第2組

(菅野和彦・荒牧伸弥・近藤正幸・佐藤和繁・清水俊・宮本正治)

第3組

(稲垣裕介・北尾洋二・田中正臣・麻原光男・橋本祥一・大川啓介)

第4組

(荒木基博・岩井直樹・宮本伊知郎・吉村健・守山功祐・猪俣智彰)

第5組

(前田英一・苅谷達也・小山哲生・小島治・平賀祐輔)


(大岡清治・三宅利典)

2014大阪湾シーバスソサエティー第1戦がスタートしました。


 全ての選手がスタート終えた、直後の午前5時14分に最初のヒットコールが鳴ります。
 白灯側にあるオイルフェンス付近で釣りをしていた加田選手からでした。

会員No.168 加田智己(1匹目)全長54cm/釣った時間:5:14/ヒットルアー:マリアマールアミーゴ鵺65mmケイムラコノシロ/ロッド:ダイコー・タイドマークアルテサーノ・キャスティシア/リール:バイオマスター/ライン:ファイヤーライン1号/リーダー:ファイヤーラインナイロン3号


 加田選手は、5番スタートという条件を活かし、まだプレッシャーの少ない白灯方面外側をバイブレーションを付けてテクトロしているとオイルフェンス付近でヒットしたとのことでした。

続いて午前5時35分、加田選手の近くで釣りをしていた稲垣選手から電話。

会員No.158 稲垣裕介(1匹目)全長51cm/釣った時間:5:35/ヒットルアー:マドネス・バグリーダート86銀粉チャート+レンジスイマーボトム10gジグヘッド/ロッド:エバーグリーン・ゼファーソリッドソリューション/リール:トーナメントエアリティー/ライン;PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックスFX2.5号


 イナローメソッドとも言えるワームによるダート釣法。こういった大会やアングラーが多い場所など魚に対するプレッシャーが高いにも関わらずリアクションでシーバスに口を使わせる方法。スタート順は決して早い方ではなかったが、他の選手が苦しんでいる中見事口を使わせた。

 次に電話が掛かって来たのは、稲垣選手と同じく三重県から参加の佐藤選手。
 本部から200mほど白灯寄りの内向きでダート釣法による釣果。

会員No.179 佐藤和繁(1匹目)全長47cm/釣った時間:5:43/ヒットルアー:マドネス・バクリーダート銀粉チャート/ロッド:エバーグリーン・ゼファソリッドソリューション/リール:カルディア/ライン:シーガー完全シーバス0.6号/リーダー:シーガーグランドマックス1.2号


 佐藤選手の釣り方も稲垣選手と同様、ワームによるダート釣法。最初に釣った二人が外向きだったのに対し、佐藤選手は内向きで釣果を得ている。際に着いたシーバスを狙い見事リアクションバイトに成功。

 この時間帯は、朝マズメということもあり様々な場所で各選手がヒットしてはいるのだが、45cmというキーパーサイズに悩まされた選手が多数見受けられた。




 各選手がキーパーサイズの確保に苦戦している中、2本目が釣れましたと報告のあったのがこの選手。

 1本目と同じ場所、同じ釣り方で2本目をゲット。

会員No.158 稲垣裕介(2匹目)全長45cm/釣った時間:6:01/ヒットルアー:マドネス・バグリーダート86銀粉チャート+レンジスイマーボトム10gジグヘッド/ロッド:エバーグリーン・ゼファーソリッドソリューション/リール:トーナメントエアリティー/ライン;PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックスFX2.5号


 ほぼ同じ場所で2本目を引き出すというのは、お見事の一言。全国どこでもこの釣り方は通用しますよと自身が語っているように、この釣りのポテンシャルの高さを改めて知った感じ。

 稲垣選手の2本目以降、流れが止まったのか、1時間ほど釣果報告が途絶えた。
 そして潮が動き始め、流れが出始めた午前6時56分、遅れて参加された大岡選手から入電。

会員No.360 大岡清治(1匹目)全長56.5cm/釣った時間:6:56/ヒットルアー:プロトタイプのジグヘッド13g+ワーム青/ロッド:エバーグリーンPZS-83 リール・リール:BB-XテクニウムC3000HG/ライン:PE0.8号/リーダー:4号


 現在開発中のルアーで釣果を上げ、それが今回のビッグフィッシュ賞という何とも素晴らしい展開。この日、実に6本ヒットさせ、そのほとんどがキーパー超えというから驚き。

 大岡選手が釣ってから、また沈黙が続くのだが、こういう時にやってくれるのがこの選手。
 午前7時38分稲垣選手から3本目が釣れたと入電。
 まだ、他の選手は1本しか釣れていない中、早々にリミットメイクを達成。 あとは、大きいサイズと入れ替えるのみという他の選手を圧倒する釣果。

会員No.158 稲垣裕介(3匹目)全長48cm/釣った時間:7:38/ヒットルアー:コアマン・アルカリ沖堤イワシ+レンジスイマーボトム12gジグヘッド//ロッド:エバーグリーン・ゼファーソリッドソリューション/リール:トーナメントエアリティー/ライン;PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックスFX2.5号


 大岡選手の6本に対して稲垣選手も7本とヒット数はダントツ。今回、ワームをアルカリに変えジグヘッドも12gと作戦を変更。また場所も外向きから内向きへ移動しての釣果でした。

 そして、この釣果報告の直後から天気予報が外れぽつぽつと雨が降り始める。
 まさかの雨に雨具を用意してなかった選手も多く、ゴミ袋で雨と寒さをしのぐ選手も。


 天候の急変により、競技の運営が危ぶまれましたが、何とか最後まで持ち堪える事が出来ました。

この日は、シーバス以外で最も多かった釣果は、

40cm前後の大きなサバ。


 そして、この写真に写っているサバ2匹は実は一つのルアーの前後のフックに同時に掛かるという珍しいものでした。それを記念してのビクトリークロス!


 有難くない珍客のエイ


 お楽しみのタコ♪
 田中選手の釣ったタコはかなりのサイズでした。


 本日、審判員としてお手伝い頂いた谷山商事の中川さんの会心の笑み♪
 タコ名人と呼びたいくらいたくさん釣っておられました。


 雨が降る中でも何かしら釣れる七防。
 雨でテンションは下がり気味でしたが、釣り人の性で釣れるとテンションが上がります。
 やっぱり釣りって楽しいですね。

 そして競技終了まであと1時間という時、2本目が釣れたと報告のあった選手が居ました。

 会員No.360 大岡清治(2匹目)全長55cm/釣った時間:8:57/ヒットルアー:プロトタイプのジグヘッド13g+ワーム/ロッド:エバーグリーンPZS-83 リール・リール:BB-XテクニウムC3000HG/ライン:PE0.8号/リーダー:4号


 してやったりの2本目は55cmと合計長寸でトップを走る稲垣選手との差はわずか。次にキーパーサイズを釣れば優勝が見えてきます。

 そして9時13分にこの日初めて赤灯方面からの釣果報告がありました。

会員No.416 平賀祐輔(1匹目)全長47cm/釣った時間:9:13/ヒットルアー:マドネス/バグリーダート銀粉デイシルバー/ロッド:ゴールデンミーン・アウトレンジファインティップ/リール:レアニウムC3000/ライン:PE0.8号/リーダー:12lb


 平賀選手は、朝の時合にも1本釣っているのですが残念ながらノンキーで、終了1時間前のこの1本は大きな価値のある1本となりました。佐藤選手と同寸ですが、佐藤選手の方が釣った時間が早かった為、平賀選手は6位となりました。

 雨は小降りにはなったものの、相変わらず降り続け、ほとんどの選手が本部周りに集まり出した終了10分前に三重県から参加の加藤選手がやりました。

会員No.458 加藤広起(1匹目)全長49cm/釣った時間:9:48/ヒットルアー:コアマンパワーヘッド12g+マーズSD-80レッドヘッドパール/ロッド:エバーグリーン・ゼファーアバンギャルドソリッドソリューションGRT88/リール:ルビアス2506/ライン:PE0.6号/リーダー:シーガーグランドマックスFX2.5号


 この頃は、厚い雲が上空を覆っていて薄暗い感じでしたのでカラーのチョイスが決まったのかも知れません。それにしても時間ギリギリでの釣果は最高ですね。

 そして10時となりタイムアップです。

 この日は、初めての試みである相互審判方式での大会でしたが大きな混乱もなく運営が出来たことは今後の運営に大いに繋がります。昨年から始まった選手の自主運営による大会運営ですが、今大会からさらに進化し選手の皆さんお一人お一人が選手であると同時に、審判員を兼ね運営のお手伝いをするということ。この意味は非常に大きな意味があり、この一歩はWSSにとっても大きな一歩であります。

 楽しい時間はあっという間。
 11時の船で帰ります。


 実は、この日我々が渡礁して引き返して一般のお客さんを乗せる際に船の故障があり、朝から修理等でバタバタだったと船長から後でお聞きしました。いろいろあった一日でしたが選手が無事に港へ帰着できてよかったです。

【表彰式】

入賞者への賞品




6位 平賀祐輔 47cm


5位 佐藤和繁 47cm


4位 加藤広起 49cm

 ここからが表彰台に上がる3人です。


3位 加田智己 54cm


2位 大岡清治 111.5cm(56.5+55)

 惜しくも準優勝だった大岡選手ですが、ビッグフィッシュ賞を獲得しました。


 そして2014年大阪湾シーバス技術交流会第1戦神戸大会の勝者は


優勝 稲垣裕介 144cm(51+45+48)
 
 参加された選手の多くがこの日、ワームでのダート釣法を実践されていました。しかし、このテクニックが簡単ではないことは、試したことのある誰もが経験のあることで、それは日々の釣行の積み重ねによる経験と自信がもたらしたことは言うまでもありません。稲垣選手のテクニックは日々の努力のたまもの。

 表彰式で釣れるキモを教えて欲しいと無茶ブリしましたが、基本的なことであるワームをまっすぐ刺すことやダートの切れなどもあるのですが、なかなか口では説明しずらいとのことでした。


6名の入賞者です。
1位 稲垣裕介 144(51、45、48)
2位 大岡清治 111.5(56.5、55)
3位 加田智己 54
4位 加藤広起 49
5位 佐藤和繁 47
6位 平賀祐輔 47


 全員で記念撮影


 最後に今回審判員としてお手伝い頂いた谷山商事の中川光規様よりお言葉を頂きました。



 最後に伊勢湾の早川会長のご厚意で急遽ジャンケン大会を開催し、選手に賞品がプレゼントされました。
 早川会長、本当にありがとうございました。

 朝のミィーティング時に公式審判員として選手に紹介しました。

(左から、谷山商事の中川光規様と伊勢湾会長の早川聡様)


【総評】
 昨年から始まった選手による自主運営、そして今年の相互審判方式とこれからWSSは毎年進化していきます。選手の皆様には、選手である一方、運営に携わっているという自覚を持ち、競技に参加してもらえれば幸いです。釣りは楽しむものですが、競技となると全員がライバルになり競い合います。審判員の負担は誰もが負うものであると思っています。全員が公平で公正な形で審判すれば、個々に掛かる負担は減り、自分の釣りに集中出来ると思います。
 今後もこの形で進んでいきます。完璧な運営はなかなか難しいですが、誰もが納得いく形で大会を盛り上げていくつもりです。その為にも選手個々の協力が必要になって来ますのでこれからもよろしくお願いします。

 競技中やその合間など選手の皆さんから頂いたご意見や励ましを糧に、誰が参加しても楽しいと思える大会にしたいと思っています。今回、残念ながら都合が悪くて参加出来なかった方は、次回必ず参加して頂いて大いに盛り上げてもらえればと願います。

 最後になりましたが、今年も数多くの協賛品を送って頂いた協賛メーカー様。いつも本当にありがとうございます。微力ながら選手と共に何とかシーバス業界を盛り上げていけたらと思っています。今後とも我々WSSを温かく見守って頂ければ幸いです。

 また今回お忙しい中、公式審判員として谷山商事の中川光規さんと伊勢湾の早川聡会長にお手伝い頂きました。お二方には、天候が悪い中、西へ東へと走り回って頂き本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

 そして今回もスタッフとして準備に奔走して頂いた役員の皆様本当にありがとうございました。あと毎年選手を無事に安全航行で運んで頂いている神戸渡船様にも大変感謝しております。

 この後のスケジュールとして8月10日に姫路オープン、9月21日に大阪湾神戸七防での第2戦、10月26日には伊勢湾四日市一文字での第2戦、まだ日にちは未定ながら11月に伊勢湾と大阪湾合同でのクラシックを今回は神戸七防で開催予定となっております。
 今後も楽しい大会を運営致しますので、皆様よろしくお願いします。

大阪湾シーバスソサエティー
会長 杉本 茂昭

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