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Report - ■第24回WSS技術交流会[関西リーグ第2戦 四日市大会]報告

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■第24回WSS技術交流会[関西リーグ第2戦 四日市大会]報告2012/07/10

稲垣裕介選手、堂々優勝。
開催日:平成24年7月8日(日)
場所:三重県四日市一文字堤
航空写真▶こちら
天候:曇り後晴れ/気温18℃〜28℃/風向=西北西→北、1m/s
気象▶こちら
潮汐▶こちら
参加選手:41名
審査:3匹長寸、リミット40cm
進行:4:00受付、4:40渡渉、5:00スタート、10:00ストップ、10:30帰着 11:30表彰式
大会委員:萱間修、北原一平、北谷誠丈




【時代が変わろうとしています】
 関西リーグ第1戦は、今年度からのメンバーで、しかも関東から遠征してきた高橋雅和選手が優勝するという波乱の幕開けからスタートしました。今までの関西での経験値では勝てなかったのです。
 第2戦は舞台を神戸から四日市に移しましたが、前回優勝した高橋選手の釣り方がここでも通用するのか? それとも四日市特有の釣りがあるのか? たいへん興味深いところがあります。
 特に梅雨の季節になりますので、前回の若洲でもそうでしたが、天候の変化で、一日で状況が大きく変わることがあります。釣り人によるプレッシャー、雨、風の影響、それらを全部含めて、最強の釣り方を考えていかなければなりません。
 ただ、前回の若洲大会で見えてきたように、ルアーによる違いよりも、テクニカルなものがトーナメントでは結果になって現れてきています。ここ数年間、ブレード、テッパン、バイブレーション、ワーム、岸ジギなど、様々な革新的なタックルが、この釣りをたいへん面白くしてくれましたが、今はそれがさらに細分化し、多様化し、釣り人個人の経験値が大きく現れるようになって、さらに面白くなって来ているように感じます。
 四日市大会でもそのような技術や経験の違いが現れ、興味深い結果となりましたので、どうぞこのリポートを参考に、シーバス釣りを研究していただければと思います。
 それでは、釣果順に結果を見て下さい。

 スタートは4時50分〜5時。抽選に従い以下の順でスタートしました。
<スタート順> 1.橋本慎吾 2.小谷一成 3.堀内美香 4.琴浦淳次 5.藤原邦弘 6.森田義崇 7.三吉孝之 8.小島治 9.平賀祐輔 10.西寿朗 11.畑中誠 12.伊藤靖 13.草津博 14.猪俣智彰 15.中島昌利 16.小山哲生 17.佐藤和繁 18.稲垣裕介 19.北村尊弘 20.高橋誠 21.松下知行 22.小谷綾子 23.大熊崇治 24.矢冨賢哉 25.山崎秀一 26.乗松寛明 27.藤田博久 28.近藤正幸 29.松本太 30.濱口達也 31.田中正臣 32.伊勢和博 33.高橋雅和 34.清水俊 35.杉本茂昭 36.松本徹 37.山岡慶 38.山本祥之 39.加田智己 40.北村凱斗 41.前場伸介


【ファーストフィッシュは第1階段の上の小谷一成選手】
 それでは釣果順に結果を見ていきましょう。
 5時02分、会員No.426橋本慎吾選手から釣ったコールが入りました。本部のすぐ近くです。今年度新メンバーが幸先のいいスタート!と思ったのですが、惜しくもノンキーパー。今回もキーパーラインの攻防は戦略の大きな柱になります。


 5時08分、小谷一成選手がファーストフィッシュを釣り上げます。旧堤(内向きが一段低くなっている堤防)の端に第1階段があり、その上に上がって50mほどのお気に入りのポイントでした。サイズは45cm。ワーミングでのキャッチです。

▶No.378小谷一成 5時08分
全長:45.0cm/場所:旧堤北階段上ル南へ50m/ヒットルアー:コアマン・アルカリ(沖堤イワシ)+パワーヘッド8g/釣り方:ダート/タックル:ロッド=98M、リール=シマノエクスセンスLBC、ライン=シーガー完全シーバス0.8号、リーダー=シーガープレミアムマックス20lb


【藤田選手は内側向きをパワーブレードで】
 続いて、その小谷選手とは逆向きの内側で、藤田博久選手がいいサイズをキャッチしました。釣り方はボトムまで落してからのただ巻き。オーソドックスな攻め方ですが、ピックアップ寸前に食ってきたとのこと。51cm。グッドサイズでした。

▶No.302藤田博久 5時15分
全長:51.0cm/場所:新堤の南端(本部より50m)内向き/ヒットルアー:コアマン・パワーブレード24g(グリーンゴールド)/釣り方:ただ巻き/タックル:ロッド=96MML、リール=2500クラス、ライン=サンライン0.8号、リーダー=シーガープレミアムマックス20lb

 続いて5時21分、三吉孝之選手が47.5cmをキャッチ。第一階段上、小谷選手と同じ並びです。ルアーはフラッパー。底までつけてダートでで引き上げてくる釣りで、シーバスのチェイスが頻繁にあるようでした。 

▶No.366三吉孝之 5時21分
全長:47.5cm/場所:旧堤北階段上ル南へ20m/ヒットルアー:オサムズファクトリー・フラッパー+ジグヘッド12g/釣り方:ダート/タックル:ロッド=96ML、リール=2500クラス、ライン=ファイヤーラインEXT0.8号、リーダー=サンラインフロロ16lb


【クルクルイモートのフォールで51cm!】
 ヒットは続きます。5時22分、本部裏の高場で田中正臣選手が51cmのグッドサイズをキャッチ。釣ったルアーがクルクルイモート7g。超小型ブレードベイトによるフォーリングとは驚きました。

▶No.63田中正臣 5時22分
全長:51.0cm/場所:本部裏/ヒットルアー:バレーヒル邪道クルクルイモートカウンターアタック7g/釣り方:カーブフォール/タックル:ロッド=96L、リール=2500クラス、ライン=サンラインキャスタウェイ0.8号、リーダー=サンラインVハード16lb


【イナローメソッド爆発です!】
 ここで四日市では「本命」とされる2人が釣果を上げます。
 まずは稲垣裕介選手。関西リーグ第1戦は予定が合わず欠席しましたが、地元である四日市に限らず、ここ数年、どこの釣り場でも必ず上位の成績を上げています。四日市でも、「イナローメソッド」と今回から勝手に呼ぶことにしましたが、稲垣選手独自のワーミングがWSSメンバーを中心に広がってきているようです。
 稲垣選手の1匹目は41.5cm。ルアーはアルカリ、ジグヘッドはスライドタイプの形状で8g。ルアーに関しては各社のいろんなタイプを使った結果、今日はアルカリの上下逆刺しが「一番反応が良かった」のだそうです。

▶No.158稲垣裕介 5時24分
全長:41.5cm/場所:旧堤・第1階段と第2階段の中間部/ヒットルアー:コアマンアルカリ沖堤イワシ+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= エバーグリーン・ゼファーPZS83ソリッド、リール=2500クラス、ライン=PE0.6号、リーダー=シーガーグランドマックス2号

 森田義崇選手は、昨秋の四日市一文字のチャレンジカップで優勝、関西リーグ第1戦でも6位の結果を残しているもう1人の本命です。前日のプラでは8匹を釣っており、スクールやプラで訪れていたメンバーを感心させていました。
 森田選手が釣ったポイントは第2階段からさらに50m先のポイント。人のいない場所から釣り始めたのだと思います。サイズは47.5cm。ジグヘッドは稲垣選手と同じタイプで、ルアーはフラッパーでした。

▶No.417森田義崇 5時24分
全長:47.5cm/場所:旧堤・第2階段上ル南へ50m/ヒットルアー:オサムズファクトリーフラッパー(フラットソーダ)+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= 87L、リール=2500クラス、ライン=PE0.5号、リーダー=シーガーグランドマックス2号


【綾子選手、頑張りました!】
 5時35分、小谷綾子選手が、小谷一成選手と同じルアー、同じ攻め方で、1cm上回る46cmをキャッチ。夫婦揃って釣果を出されたので、傍目にはたいへん良かったと思いました。1人で2匹キャッチするのが良いのか、2人で分け合うのが良いのか、いろんな考えがあるとは思いますが。いずれにせよ、最近バラシ続きで悔しい結果ばかりだったのですが、これでリベンジできました。

▶No.379小谷綾子 5時35分
全長:46cm/場所:旧堤北階段上ル南へ100m/ヒットルアー:コアマン・アルカリ(沖堤イワシ)+パワーヘッド8g/釣り方:ダート/タックル:ロッド=ゼファーエクセルキャスター、リール=シマノエクスセンスLBC3000HGM、ライン=PE0.8号、リーダー=シーガープレミアムマックス20lb

【稲垣選手の2匹目は目の前で!】
 5時46分、第2階段からちょうど検量に上がって稲垣選手に近付いて話を聞いている最中に、2匹目がヒットし、「イナローメソッド」の釣り方から取り込みまで、一部始終を見せていただきました。
 潮上にキャストし、テンションフォール、着底した瞬間から「一定のダート」与えて、水面まで途切れることなく誘ってくるという方法。これを同じようにやり続けることが最もキモで、稲垣選手のルアーは毎回同じように動いていました。「一定のダート」でも、その早さ、スライド幅、落ちる度合い、上げる角度などその時々で様々な組み合わせが成立し、どのアクション、どのリズムが良いかは「やってみなければ分からない」というのがこの釣りの核心部分ですが、今回はこのタックルのバランスでほとんど毎回シーバスのチェイスがあるのだそうです。
 2匹目は、ダーティングを始めて10アクション目ぐらい、水深4〜5mでのヒットでした。
『大きいですよ〜」と稲垣選手。満面笑みで楽しそうです。リーダーは2号。水中でゆっくり遊ばせてから、自ら浮いてくるのを待ってランディングネットを入れました。稲垣選手の2匹目は53cm。プロポーションの良い魚でした。

▶No.158稲垣裕介2匹目 5時46分(2匹合計94.5cm)
全長:53.0cm/場所:旧堤・第1階段と第2階段の中間部/ヒットルアー:コアマンアルカリ沖堤イワシ+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= エバーグリーン・ゼファーPZS83ソリッド、リール=2500クラス、ライン=PE0.6号、リーダー=シーガーグランドマックス2号

【岸壁ジギングでビッグフィッシュゲット!】
 10分後、その稲垣選手と50mほど間隔をとってキワを探り続けていた岸ジギの達人、前場伸介選手が56cmのビッグフィッシュを釣り上げました。毎回凄いと思わされる選手ですが、「イナローさんがキワにもいますよって言うから、やってみたら来ちゃった、はははは!」と言われて、そうアドバイスをする稲垣選手も凄いけれど、実際に結果を出せる前場選手のテクニックの凄さにも感心しました。前場選手は、フォールではなく引き上げ時に魚の追尾があることを確認し、細かいアクションで食わしています。

▶No.033前場伸介 5時54分
全長:56.0cm/場所:旧堤上ル・第1階段と第2階段の間/ヒットルアー:30gメタルジグ/釣り方:キワ、岸ジギ/タックル:ロッド= バレーヒルGPJ70SP岸壁ジギングスペシャル、リール=シマノメタニウムMG、ライン=シーガーハリス130

 6時27分、稲垣選手は2匹目の50アップを釣り上げ、3匹のリミットメイクを達成します。釣り方は一貫してワーミング。同じ釣り方で旧堤の外側をずっと探って行った結果です。


▶No.158稲垣裕介3匹目 6時27分(3匹合計146.5cm)
全長:52.0cm/場所:旧堤・第2階段と第3階段の中間部/ヒットルアー:コアマンアルカリ沖堤イワシ+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= エバーグリーン・ゼファーPZS83ソリッド、リール=2500クラス、ライン=PE0.6号、リーダー=シーガーグランドマックス2号

【独自の戦略で結果を出す人がもうひとり、清水選手】
 ほぼ同じ時刻、清水俊選手は赤灯とコーナーの中間部で45cmをキャッチしました。最近はキャストの釣りも得意な清水選手ですが、釣ったのはオリジナルルアーのキャンタマ20gで、底からのダートアクションです。どんなルアーか、まだ細部は秘密なのだそうです。このタックルボックスのどれかのルアーがそれです。

▶No.078清水俊 6時28分
全長:45.0cm/場所:旧堤・赤灯の手前100m/ヒットルアー:出たっキャンタマ20gふっくいキビナゴ/釣り方:キャンタマダート/タックル:ロッド=ゴールデンミーンキャスバルソリッド80S、リール=シマノセフィアCL4、ライン=PE0.8号、リーダー=3号





【田中選手と前場選手は2匹目をゲット!】
 稲垣選手が3匹目を釣り上げ、早くもダントツの成績を残していましたが、全体的には、シーバスのチェイスがあっても食わせきれず、「魚は多いがむずかしい」四日市という釣り場の特性を改めて知ることになります。特にこの日は大会のプレッシャーが一度に来ています。四日市のヌシ佐藤和繁選手ですら6匹バイトでノーキャッチという結果でした。

 ここで2匹目を釣り上げたのが、独自の戦略を持つ2人でした。
 田中正臣選手は、第2階段の上がったところで、じっくりと腰を据えて狙っていました。ルアーは邪道クルクル7g。基本的には底まで落してからのただ巻きで探っていましたが、チェイスがあったのでパニックアクションを与え、飛びつかせて食わせました。サイズは45cm。2匹合計96cmになります。

▶No.063田中正臣2匹目 6時50分(2匹合計96cm)
全長:45.0cm/場所:旧堤、第2階段上ル/ヒットルアー:バレーヒル邪道クルクルイモートカウンターアタック7g/釣り方:ただ巻きから、チェイスが見えたのでパニックアクション/タックル:ロッド=96L、リール=2500クラス、ライン=サンラインキャスタウェイ0.8号、リーダー=サンラインVハード16lb


 前場選手の2匹目は、コーナー部の近くで来ました。泳いでいるイワシが小さかったので、小型のジグに付け替えて、ピックアップ寸前に食わせました。表層で食わすことができるのはすごい技術だと思います。45.5cm、2匹合計101.5cmで2位に。


▶前場伸介2匹目 7時06分(2匹合計101.5cm)
全長:45.5cm/場所:旧堤上ル・コーナー部/ヒットルアー:30gタングステンジグ/釣り方:岸ジギ、ピックアップ/タックル:ロッド= バレーヒルGPJ70SP岸壁ジギングスペシャル、リール=シマノメタニウムMG、ライン=シーガーハリス130


【スクールの成果が出て、伊藤選手初ゲット】
 前日の稲垣先生のシーバススクールに参加した伊藤靖選手が「教えてもらった通りにやりました」というワーミングで43cmをゲット。伊藤選手は白灯のある新堤で朝から2時間やっていましたが、誰も釣れず、諦めて本部裏に移動してゲット。この日北西が吹いたため、白灯の大きな防波堤は全くアタリがなくなったようです。

▶No.414伊藤靖 7時15分
全長:43.0cm/場所:本部前内向き/ヒットルアー:マーズR-32+8gジグヘッド/釣り方:カウント5、中層、トゥイッチ/タックル:ロッド= 90L、リール=エクスセンスLBSローギアチューン、ライン=PE1.0号、リーダー=サンラインシステムリーダー3号


【稲垣選手入れ替え成功!ぶっちぎりで5本揃えました!】
 その後、41名の参加者がほぼ全員旧堤で釣りをすることとなり、釣り場は混雑する状況もありましたが、魚の食い気はどんどん落ちてきて、ノンキーが時々釣れている程度でした。稲垣選手の周りにも人が多くなってきましたが、それでも釣るのはやはり稲垣選手でした。
 稲垣選手は4匹目と5匹目をコーナーの辺りで釣っています。うち4匹目は52.5cmで、今までの記録を入れ替える魚となり、3匹合計157.5cmで優勝を決めました。

▶No.158稲垣裕介4匹目 7時34分(4匹合計199.0cmうち上位3匹合計157.5cm)
全長:52.5cm/場所:旧堤・第3階段とコーナーの中間部/ヒットルアー:コアマンアルカリ沖堤イワシ+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= エバーグリーン・ゼファーPZS83ソリッド、リール=2500クラス、ライン=PE0.6号、リーダー=シーガーグランドマックス2号


▶No.158稲垣裕介5匹目 7時42分(5匹合計239.5cmうち上位3匹合計157.5cm)
全長:40.5cm/場所:旧堤・コーナー手前/ヒットルアー:コアマンアルカリ沖堤イワシ+8gジグヘッド/釣り方:ダート/タックル:ロッド= エバーグリーン・ゼファーPZS83ソリッド、リール=2500クラス、ライン=PE0.6号、リーダー=シーガーグランドマックス2号

 その後稲垣選手は6匹目、7匹目を釣りますが、キーパーギリギリの魚で検量はしていません。7時42分以降10時まで検量はなく、以上で大会を終了することとなりました。

<成績>
順位/会員No./氏名/成績(得点)
1位 158 稲垣裕介 157.5cm(50p)
2位 033 前場伸介 101.5cm(45p)
3位 063 田中正臣 96cm(40p)
4位 302 藤田博久 51cm(38p)
5位 366 三吉孝之 47.5cm(36p)
6位 417 森田義崇 47.5cm(34p)
7位 379 小谷綾子 46cm(32p)
8位 378 小谷一成 45cm(30p)
9位 078 清水 俊 45cm(29p)
10位 414 伊藤 靖 43cm(28p)
(11位以下41位まで3p)
 ランキングはこちら▶関西リーグ第2戦までの得点表


  表彰式インタビューは後編で!▶こちら



表彰式の後はドレス・グラスパーじゃんけんで盛り上がりました。

特別協賛:Luminox

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