開催日:2008年7月20日(日) 会場:川崎新堤(神奈川県)

 釣り助さんが主催する2回目のエントリー大会を7月20日に開催しました。参加者は44名、そのうち今回が初めて参加というのは4名で、40名の方は2週間後に行なわれる本戦の練習も兼ね、技術交流会と同じ気持ちで参加されているようでした。
 前日プラをした会員によると、日中の客はWSSメンバーがほとんどで、一般客は3時以降の渡船で上がる「通し」の客が多いとのこと。真夏の真昼間はどうしても人間のほうの限界が先にあるようで、私たちも、釣れるからと言ってやり過ぎ病にならないように気をつけないといけません。今回も熱中症対策として簡易テントと大量の水を持ち込みました。とりあえず倒れる人も出なかったので良かったのですが、参加された皆様には、大会後のケアーも十分にお願いしたいと思います。直射日光のダメージは結構きついですよ!(ま、シーバス熱中症だけは治らないと思いますけどね)

午前5時、競技開始
 受付は4時半から5時半まで。参加選手は44名。渡船はピストンで5時半と6時に出船。川崎新堤6番(白灯側)に上がり、開会式&ミーティングの後、6時30分にスタートを切りました。今回のキーパーサイズは40cm。選手各人の技術が向上したことで、キーパーサイズを一定にしておくことがそろそろ必要だというチェアマンの考えで、基準値である40cmにしました。
1stフライト 2ndフライト 3rdフライト
石塚桂司選手、平山克彦選手、戸高真道選手、加藤一鱚選手、斉藤貴弘選手。 朝生龍也選手、木村 剛選手、山内勝己選手、伊野宗義選手、田代 健選手。 須永佳代子選手、小田島 裕選手、大草賢一選手、中村五輪選手、山元正継選手。
4thフライト 5thフライト 6thフライト
冨 直人選手、鈴木勝志選手、能勢 慎選手、塩崎 誠選手、畑中 誠選手。 宮川智道選手、井上清久選手、宮内俊博選手、白井昭己選手、齋藤研一選手。 工藤北美選手、戸村竜太選手、林 剛選手、関口輝義選手、高谷友之選手。
7thフライト 8thフライト ラストフライト
中野芳実選手、佐瀬 守選手、相良記央選手、平山 仁選手、平野雅一選手。 玉山樹々選手、志村圭介選手、前場伸介選手、山口忠則選手、佐藤富士男選手。 山崎健史選手、佐藤賢二選手、郡司雅生選手、小田原大介選手。
開始直後と終了間際にいい時間帯が。でもそれがすべてではない!?
 この日の潮ですが、中潮2日目、満潮は6時頃、干潮は12時30分頃ですから、スタートしたころから下げの潮が動き始め、ストップフィッシング(11時半)の頃には潮が止まります。なので動き始めの7〜8時半頃と、止まる手前の10時半〜11時が、魚の時合い的には面白いと言えるわけですが、そういう法則には関係ない場所や釣り方で釣れている魚もありますので、そのことも考慮してこの日の釣果報告を見ていただけると、結構タメになると思いますよ。では―。

ファーストフィッシュは6時56分に佐藤賢二選手!そこから3選手が続く!
 まず1匹目は、6番外側、時間は6時56分。クランクコーナーから10m程度の地点で、佐藤賢二選手が980g(50cm)を釣ります。ルアーは爆岸30g白アワビ、足元5mの中層。

2匹目は、7時1分、6番第一冷蔵前内向きで鈴木勝志選手が720g(46cm)。ルアーはメタルジグ28gピンク金。壁際の底でのヒットでした。 3匹目も6番付近です。7時10分、前場伸介選手がこの日の1匹目、690g(46cm)をキャッチ。場所は6番の第1ストレート(多摩川方向に向いた面)、ルアーは30gのメタルジク、ボトムに着けて2回目のフォールで。 7時30分、小田島裕選手がまたまた6番、第一冷蔵前内向きの岸壁ジギングで490g(40cm)をキャッチ。深さ5m、巻き上げ中。ルアーはシーフラワー25gプロトカラー。
 …と、水深のある6番付近で、潮が動き始める時間に、岸ジギで釣る、という鉄板パターンがやはり存在していました。ただ、スポットの違いもありますが、各人食わせ方が若干違うということも注目。プレッシャーの高い中での岸ジギは結構高度なテクなのだと言えます。
次は違うパターンでの釣果が続きます。

7時33分、「帽子の人」こと伊野宗義選手が5番付近日水物流前内向き、パワーブレードで850g(45cm)を上げます。距離は15mぐらいでボトムレンジ。隣で釣っていたチームメイトの高谷友之選手は、同じポイントで7フィッシュ3バラシ4ノンキーだったらしく、
「あとから来てなんでキーパーなのよー!」と自分の運勢を嘆いていたそうです。

7時45分、沖堤の中央部よりも西側外向きで、「時計の人」ルミノックスチームリーダーの山口忠則選手が1000g(47cm)をキャッチ。釣り方はワームの底すれすれズル曳きというとても地味なテクニック。その前にも1匹37cmのノンキーを釣っていたので、釣り方は正解のようですが、ご本人はパッとしない表情でした。釣り方を性格に合わせるべきるか、性格を釣り方に合わせるべきかは、ソクラテスの時代から難しい問題のようです。

暑いこの時期、
ストリンガーキープと
リリースは素早く!
コンクリートの上には
絶対に魚を
置かないでください!

7時47分、今度は佐藤富士男選手。今回初めて参加したニューカマーが670g(43cm)をキャッチしました。場所は5番付近、第一冷蔵前内向き。ルアーはバイブレーションのカタクチイワシカラーで、この時間帯はまだ潮流が速く、キャストしたルアーが浮き上がらないように、底を転がすような曳き方でヒットさせました。本人曰く「シーバスは全くの素人」らしいですが、川釣り師のルアーテクは海でも通用したようです。 もう一人、バイブレーションのヒットが続きます。場所は6番ストレートの真ん中あたり、外向き。釣り人は平山克彦選手。ブレードと岸ジギという芸を封印して、今回はバリッド70の釣りを試していました。こちらのポイントは潮のヨレを釣りますが、距離は40m深さは7mと、やはり深場をうまく釣って1匹をモノにしました。エントリー大会でも本戦でも、このところ着実に検量魚をキャッチしていますね。 夏場に一番注意していただきたい点は、魚を絶対に堤防の上に置かないこと。堤防の上はかなりの高温になっていますので、少しでも触れると魚がショック状態になってそのまま死んでしまうことも多いのです。ですから、ランディングの際はネットを宙に浮かせたまま魚をつかんで、空中でフックを外してすぐにストリンガーへつないで水中へ。外気温もダメージになりますので、一連の作業を素早く行ってくださいね。さすが山口さんは完璧でした!