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第2回WSS技術交流会
エバーグリーンCUP
全日本シーバストーナメント

結果発表!

第2回大会の看板

関西からも12名の選手が参加。

1位 冨 直人
(とみ なおと) 
成績    1645g(1匹)
釣った時間 12時10分
釣った場所 川崎新堤SUBARU前内側向き
距離と深さ 約10m沖/底から1m上
釣り方   フォール
ルアー   改造テールスピンジグ28gアワビオレンジ
タックル  ライン:バークレイ・ファイヤーライン1.5号グリーン
      リーダー:クレハ・シーガーグランドマックス4号
      ロッド:ダイワ・ラテオ86L
      リール:シマノ・ツインパワー3000


優勝者冨さん
冨さんはシーバス歴なんと1年半!
 

 平成19年7月8日。エバーグリーンCUP全日本シーバストーナメントに70名の選手が集まりました。
 4時30分〜受付開始、5時30分受付終了。5時40分と5時50分の渡船で川崎新堤6番に上がります。開会式の後、選手ミーティングで今日のレギュ レーションを確認。渋い状態が予想されたため、競技委員長小沼さんはキーパーを31cmと大幅に下げました。6時25分、抽選したスタート順に従いスター ト。

1から5番
(向かって右から)1古川勝 2黒岩尚志 3西田正明 4清水俊 5北村駿

6から10番
(向かって右から)6矢野斉 7須永佳代子 8石田朋久 9井上清久 10高松将文

11から15番
(向かって右から)11宮田司 12沼田浩二 13中村友厚 14中野芳実 15小柳栄一

16から20番
(向かって右から)16前場伸介 17高木勇介 18平林峰彦 19仲谷英樹 20斉藤貴弘

21から25番
(向かって右から)21藤浪正秋 22筒江功治 23平中竜児 24畑中誠 25玉山樹々

26から30番
(向かって右から)26佐川洋介 27阿久津智 28山田英樹 29磯崎大介 30後藤史貴

31から35番
(向かって右から)31小谷裕治 32高谷友之 33福田修二 34野田宏明 35木戸宏

36から40番
(向かって右から)36木村剛 37山口忠則 38岸本諭 39中村雄一 40古澤綜

41から45番
(向かって右から)41反町裕之 42飯野剛 43黒沢茂詳 44近藤浩志 45冨直人

46から50番
(向かって右から)46小森洋平 47秋山勝弘 48長谷川泰孝 49郡司雅生 50山川大介

51から55番
(向かって右から)51田中正臣 52小田原大介 53安田浩樹 54森大介 55三鴨隆司

56から60番
(向かって右から)56樽井康二 57石井栄治 58原光弥 59原島傑 60小嶋一貴

61から65番
(向かって右から)61橋田慎也 62上河烈史 63三道竜也 64加藤一鱚 65河野剛志

66から70番
(向かって右から)66宮川靖 67小田島裕 68栗林孝幸 69井田洋次郎 70豊島義則


 ここ数日のプラの様子から、朝の時間帯を釣れるように早めにスタートしましたが、開始1時間が経っても一向に釣ったという連絡が入りません。小沼委員長 が「誰も釣れないなんておかしい。この時間に釣っておかないとかなり厳しいですよ」と言います。
 スタート順1番の古川さんが本部の裏外側でガンジギで掛けてバラしていました。「どう? アタリはあるの?」「2バイト、1バラシです」一応アタリは出 ているが、ショートバイトなので厳しいみたいでした。最初はガンジギからスタートする選手が多かったようですが、そのあとは各自様々なルアーに換えて攻め ています。全員でやっていると見切りも早くなり、また、自信のある釣り方を通すこともできるようです。

1時間経過、まばらな白灯
1時間経過、白灯付近も釣り人はまばらになる。

強風でトイレは大変
朝はガンジギからスタート
冨さんは朝からずっとこのあたり
トイレ中…風が強いからたいへ んです。
朝はガンジギからスタートする 人がほとんどだった。
冨さん(右)は朝からずっとこ のあたりを釣っていた。スバル前で。

宮川さん
クロダイ釣りの方とも尊重しあって
4番付近
宮川さん、関西落とし込み師の 釣りです。
ク ロダイ釣りの方とも尊重しあって釣っています。
4番付近も人気があるポイント のようです。

反町さん苦戦…
反町さん(左)も苦戦中でした。

 7時半、8時半と時間が経過し、9時を回った頃に、内側の潮の動きが出てきました。それまでは風と上側の潮が違う流れだったのが、同じ方向に動き出しま す。
 この時間帯にバイトを取ったのは、前回の優勝者高谷さんほか何人かおられました(高谷さんは9時5分前と9時20分にバラシ2発でした)。
 10時を過ぎ、10時39分の満潮時間も過ぎ、11時半を過ぎますが、シーバスは釣れません。一般の方がカサゴ多数、クロダイを1匹。クロダイ釣り師の 姿自体が少ないのは、クロダイもかなり渋いからでしょう。宮川さんがキスを釣ったり、平中さんがイシモチを釣ったりしていましたが…これじゃあダメです。 アタリを出せていない人も相当いるように思いました。もし競技時間中に1匹も釣れなかったらどうするか競技委員で相談しましたが、「きっと釣れるでしょ う」と誰もが思っていました。競技終了は1時です。

加藤さん
平中さんイシモチですね
冨さんの1匹
加藤さんは2番付近がお気に入 り。でも…
平中さん、それ、スズキとちが いますよ!
冨さんの1匹。


大会本部の携帯電話が鳴ったのは、12時6分です。冨直人さんが「釣りました〜!」と興奮気味の声で報告してくれました。泉さんが近くにおられたので、す ぐに検量ができました。
 長さはちょうど60cm。重さは1625g。この日はじめて見るまぎれもないシーバスでした。
「どうやって釣りました?」「フォールです」「アタリはどんなかんじで?」「ラインが止まったら全部そうだと思って合わせる。一応着底のカウントを数えて いますから」という釣り方解説をお聞きしました。
 選手、競技委員全員が、この1匹を喜びの気持ちで迎えたと思います。自分が釣れなかったことよりも、この状況でよく釣ったものだと、真実、関心したので す。
 釣りの相手は、人ではなく、魚です。そういう基本的な考えができている釣り人同士だから、どんな悪条件であっても、また他の魚種を楽しんでいる釣り人の 方に迷惑をかけないようにやっていけるのだと思います。70人のすばらしいメンバーの存在を今回特に強く感じました。すばらしい大会だったと思います。 (かやま)

ほっとした。
泉さんが審査
冨さんのスピンテールジグ
釣ってほっとしました。にっこ り。
泉さんが審査をしてくれまし た。
これが冨さんのチューンド・ス ピンテールジグ

帰着申告
ヒーローインタビュー
帰着申告は1時半までで締め切 りです。
この日のヒーロー、富直人さん にインタビュー中。みんな真剣に聞いています。


冨 直人 優勝インタビュー(聞き手:小沼正弥競技委員長)
――富さん、やりましたね。おめでとうございます。前回友 人の方(高谷さん)が優勝されて、今度は俺だぞ!みたいに思ってましたか?
冨―はい、それはもう。(笑)
――やっぱりそうですよね。今回の捕ったタックルですが、釣ったルアーはテールスピンジグということですが、改造していますね。爆るアワビシートの色はオ レンジを貼って。ラインはバークレーのファイヤーライン・グリーンの1.5号、リーダーがクレハさんのシーガーグランドマックス4号、ロッドがダイワのラ テオ86L、リールがシマノさんのツインパワー3000、こういうタックルです。これでいつもブレイドを使ってやってるんですか?
冨―そうです。タックルは、竿が、まだ専用の竿がないので、代用するというかたちですが。
――今日、アタリは何回ぐらいあったんですか?
冨―リフト&フォールの釣りなので、アタリなのかアタリでないのか定かではないところがありますが。
――じゃあ、どんなかんじで?
冨―(フォールが)止まったところで合わせるようにしています。

解説1
解説2
キャストしてフリーフォールで 底を取る。
リフト&フォールのリフトはこ んなかんじで大きく。


――さすがですね。すばらしい戦略じゃないですか。それですべてが分かりました。ところで、こんなこと言っていいのかわかんないですけど、冨さん、シーバ ス歴は短いですよね?
冨―え? ええ。
――正直に言ってください。(笑)
冨―まあ1、2年ぐらい。
――お前ら何してんだぐらい言ってもいいんじゃないの?(笑)
冨―いやいやそんなこと!
――あはは。でも結局1〜2年でも、その質ですよね。いかに太くやっていくかということだと思いますよ。
冨―はい。ほぼ毎日行っています。
――ほぼ毎日ということです。皆さん、このガッツがあれば優勝できるんです。それと、僕が思うのは、優勝したキーポイントは、朝、便意をもよおしたからで しょうか(笑)。簡易トイレを使われた第一号だということで、出すもん出してすっきりした? 正直恥ずかしかったでしょ?
冨―はい、すごく恥ずかしかった。
――トイレを利用したということで皆さんに注目を浴びた。(そんなことをした人だから)まさか優勝をするとはみんな思わなかったけど、それがよかったのか も。気持ちが軽くなって今回の優勝につながったのではないですか?
冨―はい、ありがとうございます。
――それにしてもこの激シブの中でよく釣られました。皆さん、優勝の冨さんに大きな拍手をお願いします。



●競技委員総評
泉委員――もちろんフィッシングプレッシャーあったで しょうし、全体的な活性の低さもあったと思いますけど、僕、会場を何回も往復していろんな方と話をさせてもらったんですが、プラグで掛けてバラしてる方も いましたし、メタルジグで掛けてバラしている方、ブレードで掛けてバラしている方、ワームの方もいました。ブレードやメタルジグだけじゃなくて、いろんな ルアーでチャンスはあったんですよね。でもバラしてしまった…バラすバラせへんは運の部分もあるんですけど、ほぼテクニックですね。だから、誰しもにチャ ンスは均等にあった中で、今回冨さんがいい魚を釣られたのはそれ(テクニック)ができていたということですね。フォールで釣ったと明確に言われたというこ とは、分かって釣ってはるということです。渋い中でもテクニックがあるから釣れたわけです。だからまだまだ詰めれる部分というものがあると思うんです。僕 的には面白かったですね。いろんなことを聴ける立場だったからですが、僕が面白かったということを皆さんも分かっていただきたいと思います。こういう渋い 中でもいろんな展開が実はあって、チャンスはあったはずなんでね、この大会は僕はすごく面白かったです。
泉さん
泉さん総評。

小沼委員――今日は正直なところ5人釣れるかな? 10人はきついかな? と思ってたんで すよ。で、やったら結果は1人だった。だけど、掛けたのは6人いたので、だいたい読みは当たっていたのかなと思います。僕はよく、仲のいい方には言ってい るんですけれど、平日のプラは役に立たない、平日のプラでやるんだったらその10倍は釣らないと本番で結果を出せないと、はっきり言っています。1匹釣る んだったら平日は10匹釣る、それぐらいでないとダメだって。みなさんもこれからはそれを考えてみてください。それに、実際自分も雑誌の取材とかやってま すけど、100%の力は常には出ないですね、だから3割4割の力でも釣れる釣り方を知ってやっていけばこういう渋い状態でも釣れるようになれると思いま す。そんなたいそうなことを言ってお前どうなんだよと言われるかも知れないけど、僕はそうやってやってきているんで。今回、本当に激シブの中、冨さんが冨 さん自身の戦略で1本出したのは、僕もすごいなと思うし、僕自身ももっともっと煮詰めてテクニックを上げないといけないなと思いました。
小沼さん
小沼さん総評。

●エバー グリーンインターナショナル荻野和郎さんあい さつ
――最後の最後に冨さんが1本しぼり出してくれたので、本 当にさすがだなと感じました。おめでとうございます。今回が2回目の大会、これから3回目、チャンピオンシップとありますが、今年は特に全日本シーバス トーナメント元年ということなので、しっかりと基礎を作っていかなければいけない年だと思います。運営スタッフはもちろん私たち協賛スポンサーもそうなん ですけれど、選手の方々も本当に自覚をもってこの会自体をどんどん盛り上げていただきますようにお願い申し上げます。またこの会から将来的にメディアとか で活躍していただく方が出ることも楽しみにしておりますので、そのあたりのことも含めて、後進のお手本となるように、技術とマナーの向上をしっかりとして いただきますようにお願い申し上げます。
荻野さん
荻野さんあいさつ。


●特別企 画「チャンピオン大会進出者決定戦」報告
 7月8日同日同場所にて、引き続いて「チャンピオン大会 進出者決定戦」を行ないました。前回の大会で11名の枠が残されており、そのうち1つがエバーグリーンCUPで埋まりましたが、残り10名の枠が決まらな いために、この日、14時から16時までの2時間を決定戦に当てることにしました。進出者は3名が決定。以下結果です。

後藤さん
高松さん 清水さん
11番目の進出者、後藤さん。 12番目の進出者、高松さん。 13番目の進出者、清水さん。


11番目の進出者
後藤史貴(ごとうふみたか)
重量    1746g
釣った時間 14時56分
釣った場所 川崎新堤5番外向き
距離と深さ 約10m沖/表層から5m下、底から3m上
釣り方   リトリーブ
ルアー   ジグヘッド&ワーム(3インチ、スモーク金ラメ)
タックル  ライン:PE1号
      リーダー:フロロカーボン20lb
      ロッド:がまかつ・チーター86M
      リール:ダイワ・イグジスト

12番目の進出者
高松将文(たかまつまさふみ)
重量    1437g
釣った時間 14時20分
釣った場所 川崎新堤6番(灯台より30m付近内向き)
距離と深さ 約30m沖/底
釣り方   リトリーブ
ルアー   自作スピンテールジグ28g・黒
タックル  ライン:バークレイ・ファイヤーラインXDS・1号
      リーダー:クレハ・シーガーグランドマックス4号
      ロッド:エバーグリーン・ゼファーエクセルキャスター
      リール:ダイワ・セルテート2500Rカスタム

13番目の進出者
清水 俊(しみずたかし)
重量    982g
釣った時間 14時32分
釣った場所 川崎新堤東洋水産前外向き
距離と深さ 岸壁際/底から2m
釣り方   ダートアクション
ルアー   14gジグヘッド&ワーム(3インチ)
タックル  ライン:PE1.5号
      リーダー:20ポンド
      ロッド:ダイワ・ソルティスト6ftボートロッド
      リール:シマノ・スコーピオン1000mg

※残り関東地区での進出者7名の決定戦は、9月に実施する予定です。場所・日時が決まり次第ホームページにて発表します。

<参考> なお、1〜10番の進出者は次のとおりです。
1 高谷友之(たかやともゆき)
2 会沢明仁(あいざわあきひと)
3 小田島裕(おだじまゆう)
4 前場伸介(ぜんばのぶゆき)
5 原島 傑(はらしますぐる)
6 阿久津智(あくつさとし)
7 河野剛志(こうのたけし)
8 鈴木保彦(すずきやすひこ)
9 中村友厚(なかむらともあつ)
10 冨 直人(とみなおと)


集合写真



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